日本の伝統工芸品の一つとして知られる「桐たんす(桐箪笥)」。熟練の職人が一棹一棹手作りする伝統工芸です。昔ながらの伝統と技術を取り入れた作品は、長い月日をかけて作り上げた丁寧な作業と見た目の美しさで、数百万円になることも。
そこで今回は、最高級桐たんす(桐箪笥)を購入することができるおすすめのショップをご紹介していきます。高級志向向けの皆様にはおすすめの記事になっていますので、是非参考にしていただけたらと思います。
桐たんす工房 桐の蔵
全国最大の桐たんす生産地といわれる新潟県加茂市に店を構えるのが、創業70年を超える歴史を持つ「桐たんす工房 桐の蔵」です。既製品からオーダーまで、お客様のご希望の大きさやデザインで制作する百年工房。全国優良家具コンテストでは、「桐たんす工房 桐の蔵」が製作した桐たんすが2年連続で優秀賞を受賞しています。
「自らの人生よりも長く使えるモノを」をコンセプトに、ひとつひとつ真心を込めて作り出す商品の数々。高いものであれば、300万円を超えるものもあります。これぞ伝統の桐だんすという商品を手に入れたいという方にはおすすめのショップです。さらに「桐たんす工房 桐の蔵」ではオーダーメイドも行っています。オーダーメイドで世界に一つだけの桐たんすを手に入れてもいいかもしれませんね。
ショップ名 | 桐たんす工房 桐の蔵 |
公式ホームページURL | https://www.1kirizo.com/ |
桐たんす工房 桐の蔵Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/kirinokura/ |
桐たんす工房 桐の蔵Twitter公式アカウント | https://twitter.com/kamokiritansu |
京都市やま
着物を愛する方へ、衣服を大事にする方へ、最高の桐たんすを。京都の地で50年以上の歴史を持ち、桐たんすを中心とした桐家具を販売している「京都市やま」。昔からの手法はそのままに、モダンなデザインの商品も手掛ける高級家具店です。
「京都市やま」の桐たんすは、和室にも洋室にも合うデザインのものが多く、見た目から高級感が漂う重厚なつくりとなっています。またアフターフォローもしっかり行ってくれるので、傷がついたり壊れてしまってもしっかり修理を行ってくれるので安心ですね。金額は数万円から20万円を超すものもあるので、お好みに合わせて選ぶことができます。
ショップ名 | 京都市やま |
公式ホームページURL | https://kyotoichiyama.com/ |
会津松本
職人の技術を最大限に活かして、現代の暮らしを豊かにする家具を。伝統と技を守り、いいものを古今東西に届けることをコンセプトに、創業70年変わらない営業を続けている「会津松本」。桐箪笥が生まれた200年前から変わらぬ伝統工芸の姿を、現代に伝えています。常に、新しいものづくりに挑戦していく、そんな想いで作られる作品は、昔と変わらない姿の桐たんすから、現代風にアレンジされたモダンな雰囲気の桐たんすまで、さまざまな商品が揃っています。
原木の選定から仕上げまで、職人一人一人がその技術を詰め込み作り上げています。会津が培った技と桐の良さを、お客様一人ひとりに合わせたスタイルでお届けする。お客様のニーズに沿った形で商品を提供してくれるので、初めて桐たんすを購入するという方にはおすすめのショップです。また。お客様の要望に合わせてカスタマイズしてくれるので、要望があれば相談することも可能ですよ。
ショップ名 | 会津松本 |
公式ホームページURL | http://www.aizu-matsumoto.co.jp/ |
会津松本Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/aizu.matsumoto/ |
会津松本YouTube公式アカウント | https://www.youtube.com/channel/UCc9OdAmU88H-pr5o2CnFvCQ |
箪笥の松本
東日本で唯一の宮内庁御用達として、昭和3年からこれまでに140件以上の桐製品を納品している「箪笥の松本」。創業120年を迎え、昔ながらの桐だんすを販売しています。すべての作品が、ひとつひとつ職人が丁寧に仕上げた作品となっており、桐の匂いがほのかに立ち込める、そんな商品が揃っています。
一番のおすすめは新潟加茂の伝統工芸士「横山松雄」氏が製作する「新潟加茂箪笥」。桐たんすの手法をそのままに、新潟県津南産の最優良桐の中でも各所に巾広の素晴しい材料を用いており、この使い方は100万以上の高級品しかないもの。このような商品が数多く揃っており、商品すべてが100万円以上。昔ながらの本物の桐たんすが欲しいという方には、おすすめのショップです。
ショップ名 | 箪笥の松本 |
公式ホームページURL | https://www.kiritansu.co.jp/ |
箪笥の松本Twitter公式アカウント | https://twitter.com/kiritans0713 |
箪笥の松本YouTube公式アカウント | https://www.youtube.com/channel/UCq3WOZROKU0jUVutU5oW26A |
宮崎家具
伝統とモダンの融合。創業160年の歴史を持つ「宮崎家具」。宮崎家具が提供する桐たんすは、京指物の伝統技術を用い、職人がひとつひとつ手作りで製造しており、最高級の選び抜かれた素材とすぐれた技術で、何代にもわたり、愛用できる桐タンスを提供してくれます。
桐たんすへのこだわりは創業以来変わることなく、優れた機能性と部屋の空気感さえも変える凛とした佇まいを持つ桐たんすを作ること。桐の素材を活かすことにこだわり、装飾金具は最小限にし、飾りに頼るのではなく、職人の技を光らせる意匠となっています。また要望によっては、こちらも伝統工芸である蒔絵(まきえ)を施すことも可能。さらに高級感が増す桐たんすへと生まれ変わらせることもできますよ。
ショップ名 | 宮崎家具 |
公式ホームページURL | https://www.miyazakikagu.com/ |
宮崎家具Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/miyazaki.furniture/ |
宮崎家具YouTube公式アカウント | https://www.youtube.com/channel/UCq3WOZROKU0jUVutU5oW26A |
三長家具
伝統の技がここにある。40年以上続く伝統技術を屈指し、流行に左右されず永く愛される桐たんすを制作している、愛知県あま市で唯一の総桐たんす製造元として知られる「三長家具」。現代の生活様式の多様化に柔軟に対応した桐たんす造りを進めています。匠の技で、精密な造りを優先した本物の桐たんすを製造し続けています。
「白無垢をまとった気持ち」をコンセプトに、いつまでも同じ思いで使ってほしい桐たんすを製作しており、桐たんすの最高峰モデルといわれる希少価値の高い最高級の桐箪笥「総無垢桐箪笥」も取り扱っています。料金は50万円台から高いものは300万円を超えるものまで多種にわたります、またアフターフォローもしっかり行ってくれるので、万が一の時にも修理が可能。安心して購入することができます。心を落ち着かせる上品な作りを桐たんすをお好みの方はおすすめのショップです。
ショップ名 | 三長家具 |
公式ホームページURL | https://www.sancho-kagu.jp/index.html |
関根桐材店
暮らしの中に伝統の技を。店は明治33年の初代嘉十郎による創業以来百有余年、輸入材は一切使用せず、純国産の日本桐のみを扱い、昔ながらの伝統技術を守り続けてきた「関根桐材店」。商品は全て一品一品職人の手造りで、現代の生活空間の中に桐で和風の演出し「新日本様式」を提案した桐たんすを多く提供しています。
五重・七重・八重の3種類から選ぶことができ、昔から高級素材として重宝されてきた「桐」の魅力を存分に活かした書品となっています。また「関根桐材店」では、職人の手によって、元の桐たんすに戻してくれる「削り直し」も行っています。古い桐たんすを元の姿に戻したいという方は是非利用してみてはいかがでしょうか。本物の伝統作品を見ることができる「関根桐材店」。本来の桐たんすの姿をお好みの方はおすすめです。
ショップ名 | 関根桐材店 |
公式ホームページURL | https://www.sekinekiriya.com/ |
関根桐材店Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/miyazaki.furniture/ |
関根桐材店YouTube公式アカウント | https://www.youtube.com/channel/UCq3WOZROKU0jUVutU5oW26A |
ラフジュ工房
あなたの欲しいものが見つかる。国内外のアンティーク家具を幅広く取り扱っている「ラフジュ工房」。日本やイギリス、フランス、北欧などさまざまな国のいろんな時代の家具を、数多く販売しています。またオーダーで注文することもできるので、自分好みの家具が手に入ると多くのファンが利用しています。
ラフジュ工房の桐たんすは数万円のものから100万円を超える一点ものまで多種にわたり、着物収納や洋服収納など、様々な用途に使える桐たんすを取り扱っています。またジャンルも伝統工芸品の和風デザインから、洋室にもマッチする和モダンなデザイン、さらに使い勝手もデザインも現代風にアレンジしたオリジナルリメイク品までバリエーションも豊富。たくさんの選択肢から、ベストな桐たんすを選ぶことができますよ。
ショップ名 | ラフジュ工房 |
公式ホームページURL | https://www.rafuju.jp/ |
ラフジュ工房Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/rafujustudio/ |
ラフジュ工房Twitter公式アカウント | https://twitter.com/rafujustudio |
桐里工房
桐たんすに魂を込めて。日本4大桐箪笥の生産地である福岡県大川の地で、110年の歴史を持つ「桐里工房」。代々伝統的技法の確立と継承を行い、 技の積み重ねにより今なお進化を続ける、伝統ある桐たんす専門製造工房です。名工とうたわれた稗田武夫氏を父に持つ正弘氏を中心に本物の職人たちが責任を持って最後まで仕上げる「一人一品製作」を今も続けている数少ない工房です。
桐の魅力を充分に用い「たくみ」と「うまみ」を表現して、ものづくりに励んでいるという稗田氏。伝統技法を駆使した本物の中の本物といわれる物造りを目指すと同時に、現代の住空間にもマッチする、シンプルモダンデザイン桐タンスの開発にも取り組んでいます。また、伝説の桐たんすといわれる、黄金色の桐から生まれた「黄金の桐たんす」を製作しているのもこの「桐里工房」。特別な創作品で、一棹一棹が限定品となり、その数も本当に微量の貴重な品となっているということ。特別な桐たんすに興味がある方は、是非ともおすすめしたいショップです。
ショップ名 | 桐里工房 |
公式ホームページURL | https://kirikoubou.com/ |
桐里工房Instagram公式アカウント | https://www.instagram.com/kirikoubou/?hl=ja |
桐里工房Twitter公式アカウント | https://twitter.com/okawakirikoubou |
まとめ
日本の心を表す伝統工芸品。今回はその一つ桐たんす(桐箪笥)に焦点を当て、最高級桐たんす(桐箪笥)を購入することができるショップをご紹介してきました。見れば見るほどその技術に圧倒されてしまいますね。
もちろん値段が高額だからといってすべての商品が良質とは限りません。しかし今回ご紹介したショップはすべてが本物。昔から伝わる技術を現代に伝える、素晴らしい作品の数々です。昔から伝わる桐箪笥、現代風にアレンジされた桐箪笥、1年で数棹しか作れない桐箪笥などさまざま。
親子3代、100年使えるといわれる桐たんす(桐箪笥)。心と時代をつなぐ最高のアイテムをご家庭に1棹、置いてみるのもいいかもしれませんね。