【桐たんす(桐箪笥)を作る職人17名をご紹介】ベテラン職人から新進気鋭の若手職人まで!

伝統工芸の技術を受け継ぎ、今に伝える伝統工芸士。全国にはさまざまな分野で、多くの伝統工芸士がおり、その称号を目指し日々奮闘する将来を有望視される若手職人も多くいます。その中で今回ご紹介するのは、桐たんす(桐箪笥)職人です。

江戸時代から伝わるという桐たんす(桐箪笥)。その技術を後世に伝えるベテラン職人から注目の若手職人まで、この記事では17名の職人をご紹介していきます。

桑原 賢 氏 桐の蔵

https://www.1kirizo.com/eyes.html

1940年新潟県加茂市生まれの82歳。桐の蔵の2代目。60年以上にわたり桐たんすと向き合い、多くの作品を残してきた、加茂桐たんす職人の重鎮。現在は桐の蔵会長に就任し、生涯現役を貫きながら、次の世代の育成にも尽力されている。

4㎝厚の板を使用した「大丸」モデル。最高級の逸品。
https://www.1kirizo.com/

桐箪笥が出来上がるまでのすべての工程は、職人の「手」で見極められ、最初から最後まで、その経験で培った「技術」と「目」によって最高の桐たんすが作り出されるとの信念を持ち、その思いは次の世代へと受け継がれています。桐と向き合う桑原氏の目は真剣そのもの。桐の向こう側は、お客様に通じているとの思いを持ち、桐箪笥の製作を今もなお続けています。

職人名桑原 賢
工房URLhttps://www.1kirizo.com/

桑原 隆 氏 桐の蔵

https://www.1kirizo.com/eyes.html

1968年新潟県加茂市生まれの54歳。桑原 賢氏の跡を継ぎ、桐の蔵3代目として活躍してるのが桑原 隆氏です。20歳で桐たんすの世界に入って30年余り。二代目から技術を受け継ぎ昔ながらの桐たんすを製作する一方、移り変わる時代に合わせ、現代風にアレンジした桐箪笥の制作も行っている。

オンライン展示会での100%オーダーメイド作品。
https://www.1kirizo.com/no1.html

桐箪笥会社が年々減っていく中、伝統の技をどう継承するか活路を探し続けていると語る桑原氏。「まずは桐箪笥のファンを作ることが必要」と考え、2020年にコロナ禍の中「オンライン展示会」を開催、2021年には初めて桐たんす作りの現場を公開する「工房巡り」を開催し大盛況を博した。加茂箪笥協同組合の組合長にも就任され、全国を飛び回り加茂箪笥の素晴らしさを広める活動をしている。

「桐たんすは何かの節目で買うもの。一生の思い出になるような、後世にも伝わっていくような、そんな桐たんすを作り続ける」。桑原氏の桐たんすに込める思いは誰にも負けません。

職人名桑原 賢
工房URLhttps://www.1kirizo.com/
桑原 賢公式Instagramhttps://www.instagram.com/kirinokura_sandaime/

片山 晴夫 氏 東京桐たんす

https://craft.city.taito.lg.jp/craftsmaker/3255/

高校卒業とともに修行を始め、100年以上も続く家業である「東京桐たんす」の3代目を継ぐ。東京都内で最も歴史ある桐たんす職人として知られている桐たんす職人です。子どもの頃から生活の一部として桐たんす作りを行っていたという片山氏。長男ということもあり気が付いたら3代目を継いでいたという。

江戸時代後期から伝わるといわれる東京桐箪笥
https://www.culture.city.taito.lg.jp/bunkatanbou/craft/craftsmen/japanese/page_17.html

片山氏が桐たんすを作るときに気をつけているのは、人間の目線を意識すること。たんすを使用する人は立った状態で上から桐たんすを見下ろすため、その角度でたんすを見た時に、一番美しく見える木目の板を、表面に使用する化粧用の板として選ぶそうです。同じ材料で、いかに価値の高いたんすを作れるかが職人の腕の見せ所という片山氏。どの板をどの位置に使用すると、たんす全体が美しいバランスになるかも常に考えているとのこと。最近は遊び心を持った作品も製作しており、洋室にもあった桐たんす製作も積極的に行っており、新しい層のファンの獲得を試みている。

職人名片山 晴夫
工房URLhttps://craft.city.taito.lg.jp/craft/2050/

酒井 裕行 氏 酒井指物

https://sanjo-school.net/spblog/?p=256

1984年新潟県十日町市生まれの38歳。自動車メーカーのエンジニアになることを目指し早稲田大学理工学部で機械工学に没頭するも、ある木工作家の作品との出会いをきっかけに木の魅力に惹かれ、指物師になることを決意。大学4年生の秋に中退し、加茂市のタンス店に入社。代々受け継がれてきた技術を学び、2014年8月新潟県三条市で桐たんす専門店「酒井指物を開業。

「箪笥に込められた想いを伝えたい」。そんな思いを胸に桐たんすの製作を行う酒井氏は、今注目を集める若手職人のホープ。桐たんすの伝統を重んじつつ、たんすに自分らしさを表現していきたいと、独自のアレンジを加えた作風で新しい桐たんす作りに励んでいる。次の世代に加茂の優れた技術を伝えていきたいと語る酒井氏。若くして高い志を持った将来を担う職人です。

二つ重ねの小袖桐箪笥
https://sakai-sashimono.com/

「お客様から信頼され、納めた時に心から喜んでいただける、そんな魅力的な桐たんすが作れる職人になりたい」。精進を続け、さらなる高みを目指しています。

職人名酒井 裕行
工房URLhttps://sakai-sashimono.com/
酒井 裕行公式Instagramhttps://www.instagram.com/sakai_repro/

三本 和好 氏 和好桐工房

https://kougeihin.jp/kouboten/2020_06/

1956年新潟県加茂市生まれの66歳。これまでに全国伝統的工芸品公募展にて「薬タンス舞」で生活賞、関東工芸士会作品展にて「市松カラクリ箪笥」で関東経済産業局長賞など多くの受賞歴を持つ、この道50年の伝統工芸士。芸術的とさえ言われている精密な臍組にこだわり、独創的な桐作品を発表。職人的な手仕事のぬくもりと、桐作家としての独自の技を追求し続けています。

無垢の国産の桐材を使ったからくり箪笥
http://www.wakou-kirikoubou.com/gallery/2015/03/post-15.php

加茂桐箪笥伝統工芸士会会長も努め、桐箪笥・桐創作家具を通じて加茂桐箪笥の素晴らしさを全国に広めています。木材選びから製材、天日干し、設計、製造と一貫して自身で行い、受け継がれる技術を熟練された手仕事により、高品質の桐たんすを仕上げる三本氏。近年は現代のライフスタイルに合った桐たんすの製作も行っており、その制作意欲はとどまることを知りません。

職人名三本 和好
工房URLhttp://www.wakou-kirikoubou.com/
三本和好YouTube公式アカウントhttps://www.youtube.com/channel/UC_kQi3Qq0YTwMuDE2VTzRlg

田中美志樹 氏 田中家具製作所

https://kougeihin.jp/info/no-25/

原木の買付けから、木取り、販売、納品まで、ありとあらゆる仕事をこなす田中家具製作所の三代目の田中 美志樹氏。約300年以上の歴史を誇る大阪泉州桐簞笥を製作しており、その熟練された技術で「大阪泉州桐簞笥の匠」と称されている。頑固で昔ながらの職人気質。機械は一切使用せず、すべてが手作り。いい桐たんすを作るには手作りが一番と語っており、「うちしかでけへんもん」を追求し、本物のみを作りつづける事に意欲を燃やす熱血漢です。

総桐作りの高級大阪泉州桐簞笥。すべて手作りの逸品。
http://sugoude.inuiyosuke.jp/ja/interview/c0/8/

そんな田中氏が作り上げるのが大阪を中心に関西で有名な「初音ブランド」。「良いモノを造る」を念頭に、初代・二代目の技を受け継ぎ、更に世に広めるために奮闘した結果生まれたブランドで、妥協を許さない一本気な性格は、初音の桐たんす作りに表れています。頑固な職人気質の持ち主だからこそ、昔ながらの手づくりの日本の桐たんすが残せているのでしょう。田中氏はたんすを作るとき、いつもお客様にとって使い勝手がよく、長い間愛用してくれることを願っているという。購入後もフォローをしているので、いいものを長い間使うことの楽しみを感じてほしいそうです。

職人名田中美志樹
工房URLhttps://www.hatsune-kagu.com/
田中家具製作所Instagram公式アカウントhttps://www.instagram.com/tanakakaguseisakusyo/
田中家具製作所YouTube公式アカウントhttps://www.instagram.com/hatsune_kagu/

粟田 敏幸 氏 田中家具製作所

https://shikinobi.com/awata

1976年大阪府岸和田市生まれの46歳。田中家具製作所で職人として活躍していた、父粟田秀男氏の後を追うように桐たんす職人の道へ。20代で伝統工芸士の認定を受けた次代を担う若き職人です。その腕前は、職人仲間でも一目を置かれており、注文も、彼にかかれば完璧に仕上げてくれると称えられている。また数いる職人の中で、栗田氏にしか作ることができない「からくり箪笥」は大阪泉州桐箪笥の代表作となっています。

最高級の初音のからくり箪笥は粟田氏にしか作れない。
https://www.hatsune-kagu.com/items/kiri-tansu/popular/item-74337/

組立、仕上、営業、納品、すべてトータルにこなし、この道27年以上の豊富な経験を持つ、親子2代に引き継がれた桐箪笥作りのスペシャリストです。「桐たんすを大切に末永く使ってくれるお客様がいることが一番うれしい」と語る粟田氏。今後も彼にしかできない独特の作品を作り続けていく。

職人名粟田 敏幸
工房URLhttps://www.hatsune-kagu.com/
粟田 敏幸作所Twitter公式アカウントhttps://mobile.twitter.com/awatadento

内田 勝義 氏 出雲屋

https://izumoya.co.jp/artisans/

400年ともいわれる歴史を持つ名古屋桐箪笥。その職人として名を馳せているのが内田 勝義氏です。この道50年。平成13年に伝統工芸士の認定を受けた、名古屋「出雲屋」のベテラン職人です。

出雲屋を代表する胴丸型の総桐たんす。内田氏の技術が光る。
https://izumoya.co.jp/products/tansu/

熟練された技量は誰もが認めるところで、製品の仕上がりに厳しい眼を光らす、昔ながらの頑固一徹さを持った職人。「職人になってから、使う方の身になって、正直な製品作りを心掛けている」という内田氏。名古屋桐箪笥を愛し、これからも伝統のたんす作りを行っていくということです。

職人名内田 勝義
工房URLhttps://izumoya.co.jp/

横溝 和夫 氏 横溝タンス店

http://yokomizotansuten.web.fc2.com/serviceindex1.html

一棹一棹精魂を込めて。埼玉の地で創業100年を迎える桐箪笥店「横溝タンス店」として活躍されているのが横溝 和夫氏です。その作品は実質的堅牢さにおいて群を抜いているといわれており、卓越した技が詰め込まれた桐たんすを作り続けています。特に得意とするのが、桐たんすの命といわれる引き出しの仕込み。絶妙な仕込みは是非堪能してほしいところです。

総桐たんす厳選された桐だけを用いた総桐箪笥
http://yokomizotansuten.web.fc2.com/details1.html

これまで数多くの作品を手掛けてきており、宮内庁への納品を行ってきたという横溝氏。厳選された桐だけを用いた総桐箪笥にこだわり、祖父の代から伝わる伝統の桐だんすを今に継承しています。今後もお客様から末永く愛される桐箪笥を目指し、努力を惜しまず邁進し続けています。

職人名横溝 和夫
工房URLhttp://yokomizotansuten.web.fc2.com/
横溝タンス店Twitter公式アカウントhttps://www.instagram.com/yokomizotansuten/

東 福太郎 氏 家具のあづま

https://screen-life.jp/lifestory/spot/person052/

1981年和歌山県生まれの41歳。紀州箪笥職人として、120年以上の歴史を持つ桐箪笥の製造を行う「家具のあづま」の5代目として活躍している紀州箪笥の伝統工芸士。桐箪笥の職人として腕を磨く一方で、漆や文化財保存技術など伝統工芸技術も継承。「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2017」で企画・設計・製造を行い商品化した「ビア杯 鳳凰」がグランプリを受賞するなど、縮小していく桐箪笥の業界で活躍を続け、異業界からも注目を集めている、今大注目の桐たんす職人です。

「伝統工芸とは、過去にしがみついたものではなく、進化していくもの」をコンセプトに、何百年後かの伝統工芸の道しるべとなるため、極の手技と究極のデジタルを融合させ、AIで出来る技術と自分にしかできない技術を駆使しながら作品を制作しているという、桐たんす界の異端児。

さまざまな技術を駆使した桐たんすは一寸の狂いもない。
https://premier-wakayama.jp/items_tag/%E6%9D%B1%E7%A6%8F%E5%A4%AA%E9%83%8E/

伝統のあるものだけではなく、クラシックなスタイルを守るための進化を求め、祖父や父を超えることはできなくても、違う角度で自分しかできないことや自分がやりたいことに挑戦していくと強い思いを持ち、自分の道を突き進んでいます。

職人名東 福太郎
工房URLhttp://azuma-kiri.jp/
家具のあづまYouTube公式アカウントhttps://www.youtube.com/channel/UCMEgUyyzQRgNu2FZ-nPzCDg

濱口 凜 氏 家具のあづま

https://anna-media.jp/archives/521952

1996年高知県生まれ岡山県育ちの26歳。伝統工芸の世界では珍しい女性の職人です。中学校時代に見た寄せ木細工に興味を持ち、京都美術工芸大学伝統工芸学科木工コースへ入学。卒業後、指導教員の友人であり、姉妹校の先輩である家具のあづまの5代目、東氏を紹介され伝統工芸の世界へ。現在は新品箪笥の制作を一から任せてもらえるまでに上達した。

伝統工芸士として幅広く活躍している東氏も太鼓判を押すほどの腕前で、「このまま経験値を上げていけば、伝統工芸士も夢ではない」とのこと。どんな作業でも幅広くこなす強い意志と潜在能力の高さを評価され、次世代のエースとして期待されている。本人も4年後に伝統工芸士の資格を獲得することを目標としており、資格を獲得すれば、女性初の快挙となる。

自分が製作した桐たんすが売り場に並ぶところを想像して、商品制作に携わっている喜びを感じながら日々頑張っているという濱口さん。今後も強い意志と女性ならではの視点で新たな道を切り開いていくでしょう。

職人名濱口 凜
工房URLhttp://azuma-kiri.jp/

村井 正孝 氏 荒川区登録無形文化財保持者

https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a016/bunkageijutsu/dento/murai-masataka.html

1946年東京都生まれの76歳。祖父の代から続く桐たんす職人の三代目として活躍。現在は弟の泰雄氏と二人三脚で桐たんす作りを行っています。平成21年には指定無形文化財保持者の認定を受けている、東京の桐たんす職人の第一人者といっていいでしょう。

村井氏がつ売り上げた東京桐箪笥
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a016/bunkageijutsu/dento/murai-masataka.html

はじめは桐たんすの修理を中心に携わっていましたが、30代頃から色付け等の仕上げ作業に従事するようになり、仕入れや組立て、色付けや金具の取り付け、そして仕上げまですべて手作業で行っています。昔ながらの桐たんす作りを継承する村井氏。古き良き伝統工芸を今に伝える数少ない職人の一人です。

職人名株式会社 村井
工房URLhttps://www.arkw.tokyo/home

角田 庄伸 氏 会津桐タンス株式会社

https://www.asahi.com/and/article/20190124/300021058/

最高級品として知られる奥会津三島産の桐。そんな奥会津三島の生え抜きのタンス職人としてその名を知られているのが、角田氏です。角田氏の名を世界に広めたのは「桐のサーフボード」。たんす職人として確かな腕も持っていた角田氏に「会津の桐でサーフボードを作ってみたい」という依頼が届いたのがきっかけとなり、サーフボードの製作に着手。ほぼ直線のみで構成されているタンス製作との違いに戸惑いながらも、試行錯誤の末、作りあげた至極のサーフボードは「KIRI DANCE」と名づけられ、その希少性、美しさ、そしてなにより職人らの熱い思いにほれ込んだサーファーらがKIRI DANCEを購入しています。

角田氏が行った削り直し。左は作業前、右側は新品同様によみがえった桐タンス。

この経験を活かし、今は新たな桐たんす製作に精を出しているという角田氏。これまでの伝統を守りながら現代のモノを取り入れて、新しい桐たんすを作り出していきたいと語る角田氏。その繊細な桐たんすは多くの人を魅了しています。

職人名角田 庄伸
工房URLhttp://www.aizukiri.co.jp/

稗田 正弘 氏 桐里工房

https://www.okawa-kagu.net/artisans/detail/921/

桐たんすの伝統ある九州大川の地。創業明治45年から代々伝統的技法の確立と継承を行い、 技の積み重ねにより今なお進化を続ける、伝統ある桐たんす専門製造工房の3代目として活躍されているのが稗田 正弘氏です。「本物にこだわること」「粗悪品を世に送らず」をモットーに、「機械を使うな」という先代の言葉を守り、デッサンの起こし・削り・組立・塗り・金具付けまですべて手作業で行っています。

稗田氏が作り上げた「総桐箪笥」。

そうして心を込めて作られた桐たんすは多くの反響を呼び、全国タンス連合会より桐箪笥の作り手として表彰されるなど数々の賞を受賞。2009年には福岡県「現代の名工」の表彰を受け、2014年には「大川の匠」に認定され、名実ともに九州を代表する名工となりました。現在は若手の声に耳を傾け、伝統の技と強みを大切にしながら、新しいたんす作りへ強い意欲を見せる稗田氏。まだまだその情熱は冷めることはありません。

職人名稗田 正弘
工房URLhttps://kirikoubou.com/
桐里工房Instagrame公式アカウントhttps://www.instagram.com/kirikoubou/?hl=ja
桐里工房Twitter公式アカウントhttps://twitter.com/okawakirikoubou

三品 健悦 氏 岩谷堂タンス製作所

https://www.its-iwayado.jp/craftsman/

1948年岩手県奥州市生まれの74歳。みちのくの伝統工芸といわれる岩谷堂箪笥職人として名を馳せるのが三品 健悦氏です。200年以上続く岩谷堂タンス製作所の12代目として、桐たんすの製作に携わっている職人で、見た目も美しい江戸時代から続く伝統工芸を後世に継承していく役割を担っています。

三品氏が作り上げる岩谷堂箪笥は見るものを圧倒する。
https://iwayado-kurashina.jp/259-2/

作り出す商品の数々は、伝統を生かした民芸家具の位置づけを守りながらも、モダンなデザインを取り入れ、現代の生活にマッチする商品作りを得意としており、和にこだわることなく洋にも合う新しい時代に向けた商品開発を行っています。

職人名三品 健悦
工房URLhttps://www.its-iwayado.jp/
桐里工房Instagrame公式アカウントhttps://www.instagram.com/1782_iwayadotansu/

菅野 好平 氏 岩谷堂タンス製作所

https://www.its-iwayado.jp/craftsman/

1956年岩手県生まれの66歳。日本伝統工芸士会作品展で経済産業大臣賞を受賞した、岩谷堂箪笥職人を代表する桐たんす職人です。そんな菅野氏が作り出す作品は、外面にケヤキ、内部にキリを使用し、重厚な手打ちの鋼金具、漆塗りを施した件粉作りの舟箪笥を得意としており、3本の木材を45度の角度で組み合わせる「三方留接ぎ」は、菅野さんにしかできない技という。

日本伝統工芸士会作品展で経済産業大臣賞を受賞した舟箪笥
https://www.iwanichi.co.jp/2018/12/01/261143/

「これからも手作りにこだわり心のこもった商品を作りたい」。新たな岩谷堂箪笥の伝統を築いていくため、自分自身の自己表現の対象としてお客様に少しでも喜んでもらえるよう、真心を込めて制作していきたいと、次なる目標へ向け歩んでいる。

職人名菅野 好平
工房URLhttps://www.its-iwayado.jp/

野本 剛 氏 野本桐凾製作所

1956年新潟県生まれの66歳。職人として一流の技術を持ちながらも、時代の流れや仕組みに臨機応変に対応し新しいことへの挑戦をしつづける「野本桐凾製作所」3代目。誠心誠意ものづくりに邁進する姿が周囲の人間を惹きつける魅力ある職人です。もともとは完全オーダーメイドで超高級品の桐箪笥を製作していましたが、お客様のニーズにこたえるべくNC複合加工機を導入し、機械と手作業の分担製作を行い、リーズナブルな桐たんすを作り出しています。

NC複合加工機を使用した桐箪笥。
http://kirihakoya.com/kamokiritansu/

もちろん職人としての誇りは忘れない。その技術はしっかりと後世に伝えられています。桐職人としての技術を大切にしながら、時代の要求に臨機応変に対応していきたいと語る野本氏。これからも時代に合った新しい商品を世に送り出してくれるでしょう。

職人名野本 剛
工房URLhttp://kirihakoya.com/
野本桐凾製作所Instagrame公式アカウントhttps://www.instagram.com/nomoto0719/

まとめ

この記事では、伝統ある桐箪笥の技術を継承し後世に伝える職人から、新進気鋭の今注目の職人まで、全国で活躍する桐箪笥職人たちをご紹介していきましたがいかがでしょうか。

普段の生活ではなかなか目にすることがない伝統工芸品。そんな時代でも、昔からの文化を継承し後世にその技術を伝えるもの、伝統工芸に魅せられてその門を叩くもの、伝統工芸に携わる職人は減少傾向にあるといわれていますが、今回ご紹介したように熱意を持った職人が数多くいることがお分かりいただけたのではないかと思います。

この先数百年、日本の伝統工芸である桐箪笥の技術が後世に伝わっていくように、職人たちはそれぞれの方法で尽力しています。この伝統工芸が何世代も伝わっていくことを願わずにはいられません。

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独創的なスタイルと斬新なデザインで、人気ブランドとなっているRICK OWENS(リック・オウエンス)。セレブや著名人なども愛用しているブランドで、世界でも多くの愛用派がいることで知られています。 日本にも旗艦店が誕生するなど、多くのセレクトショップで扱われているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、RICK OWENSのアクセサリーにフォーカスし、ブランドの概要やデザイナー、ブランド愛用者や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しく解説していきます。 RICK OWENS(リック・オウエンス)とは RICK OWENS(リック・オウエンス)は、1997年にフランスで設立されたブランドで、多くの著名人が愛用している、世界でも絶大な人気を誇るブランドです。 暗い色調やドラマ性のある斬新なデザインが特徴で、アーティスティックな要素やダークなエッジを求める人々に絶大な人気を誇っています。 商品ラインナップには、アクセサリーをはじめウェア、シューズ、バッグなどが含まれており、その特徴的なデザインは、デザイナーのビジョンと美学を反映しているものばかりです。 世界中で商品は販売されており、パリ、ニューヨーク、ロンドンをはじめ、日本にも東京・青山に旗艦店がオープンしています。現在は、世界の300店舗でRICK OWENSのアイテムが取り扱いされています。 RICK OWENS(リック・オウエンス)のデザイナー RICK OWENS(リック・オウエンス)のデザイナーは、アメリカ人デザイナーで、ブランドの冠にもなっているリック・オウエンス氏です。 カリフォルニア州ポータービル生まれ。高校卒業後はロサンゼルスのアート・スクール、オーティス・パーソンでファイン・アートを学んだ後、パターンを勉強しアパレル系の会社で8年経験を積み、その後のちに結婚するパートナーのミシェル・ラミーのコレクションのパタンナーを8年間務めます。そして1997年、自身のブランドとなるRICK OWENSを立ち上げることになります。 彼のデザインは、シンプルなシルエット、モノクロームのカラーパレット、斬新なカッティング、非対称なデザインなどが特徴であり、時にはドラマティックな要素や異素材の組み合わせも取り入れられます。 ゴシックストリートファッションのパイオニア的存在として知られており、現代のファッション界で重要な存在となっています。 RICK OWENS(リック・オウエンス)の最新アイテム ここからは、RICK OWENS(リック・オウエンス)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 EDFU JEWELRY EDFU JEWELRYは、スターリングシルバーが素材のチェーンブレスレット。7つの小さなチェーンリンクと、RICK OWENSのロゴが刻印された、小さなフック留め具がアクセントになっているアイテムで、様々なファッションに合わせることができます。 LUXOR...

厳選【アンティーク家具 ショップ(量販店・格安店)】リーズナブルに北欧家具を購入できるショップをご紹介!

100年以上前の空気を感じることができるアンティーク家具。お部屋に取り入れて、昔懐かしい趣きを感じたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、アンティーク家具というと「ちょっと高い」というイメージを持たれてる方もいると思います。確かに高級家具として知られているアンティーク家具ですが、リーズナブルな料金で手に入れることができるショップも数多くあるんです。 そこでこの記事では、アンティーク家具をリーズナブルに購入できる、おすすめのショップをご紹介していきます。 MALTO(マルト) 国や時代にとらわれず、旅先で出会ったようなときめく瞬間をもっと身近に感じて欲しいという思いから、海外のアンティーク家具から日本各地の工芸品、トレンドのインテリア雑貨まで、多種多様なアイテムを取り揃えているのが、西洋アンティークとインテリア雑貨のお店「MALTO(マルト)」です。 年に2回イギリス、フランスを中心としたヨーロッパのアンティークマーケットで買い付けを行い、自社による輸入をし、ヨーロッパのアンティークマーケットの雰囲気をそのままお届けしたい。という思いから、家具のメンテナンスを最低限のものに留めることでリーズナブルな料金設定を可能にしています。古びた風合いを残しながらも、実用できるアンティークは昔の趣を感じることができ、料金以上の満足感を得ることができますよ。 ショップ名MALTO(マルト)公式URLhttps://www.salhouse.com/MALTO(マルト)公式Instagramhttps://www.instagram.com/malto_shop/MALTO(マルト)公式Twitterhttps://twitter.com/maltoshop フレックス 卸売りに徹底した営業方針で、どこにも負けない品揃えと安さを売りにしているのが「フレックス」です。2000㎡の信楽倉庫にはヨーロッパアンティーク家具が所狭しと並び、 現地ディーラーにも負けない品揃えと在庫を所有しており、カタログ等による輸入代行などではなく、全て現物販売にて顧客のニーズに迅速にこたえてくれます。 何よりフレックスの一番の魅力がその安さです。本場から取り寄せたアンティーク家具が、こんな値段で手に入るのとびっくりするものばかり。様々な方法でその安さを実現しています。また、料金には修復代金も含まれているので、万が一家具が壊れてもアフターフォローもばっちり行ってくれます。何よりも安くアンティーク家具を購入してみたいという方は、一度チェックしているといいでしょう。 ショップ名フレックス公式URLhttps://www.flex-antiques.com/フレックス公式Instagramhttps://www.instagram.com/antiqueflex/フレックス公式Instagramhttps://twitter.com/flex_antiques タブルーム TABROOM(タブルーム)は、リクルートが運営する国内最大級の家具・インテリアの通販サイトです。家具カタログ800冊分の家具15000件を掲載しており、どんな家具でも見つけることができるサイトとして人気を誇っています。 タブルームには全国38ショップのアンティークショップが掲載されており、どの商品もお手頃な価格なものばかり。全国各地のショップが軒を連ねており、商品説明も細かく記載してくれているので、自分好みのものがないかいろいろ見比べながら商品を見つけることができます。いろんなアンティーク家具を見ながら決めたいという方にはおすすめですよ。 ショップ名タブルーム公式URLhttps://tabroom.jp/タブルーム公式Instagramhttps://www.instagram.com/tabroom_mag/?hl=jaタブルーム公式Twitterhttps://twitter.com/tabroomjp 70B INC 「70B INC」は、世界中から40フィートものコンテナで年間50本以上のアンティーク家具の直輸入を行っており、西日本最大級のアンティークショップとして知られています。特別なルートを駆使し、独自の目線で幅広く商品を選び抜き、他社とは全く異なる規格外の買い付けだからこそ圧倒的な商品量と安値を実現しています。 「アンティークという言葉の再定義」への挑戦を続ける「70B INC」は、ひとつひとつの傷や風合いに物語があることを多くの人に伝えるため、業界の常識を覆し続ける自由な発想を持ちながら営業をしています。購入するアンティーク家具の深い歴史を知ってみたいと思う方にはおすすめですね。 ショップ名70B INC公式URLhttps://seventy-b-antiques.com/70B INC公式Instagramhttps://www.instagram.com/70b_inc/ JOGLAR (ジョグラール) フランスを中心にヨーロッパ各国から買い付けた思い出のようなアンティークを販売している「JOGLAR (ジョグラール)」。長い時間がたっているからこその魅力を持つ、古い思い出が詰まったアンティークを大切に使ってほしいという思いを込めた販売を行っています。 自宅で使用する家具はもちろんですが、店舗什器で使用できそうなシャビーシック系・インダストリアル系など幅広い範囲で取り揃えているのも特徴です。昔の職人が思いを込めて作り、脈々と受け継がれた家具たちを、次の代に橋渡しするのが使命と考え、アンティークの販売を創業以来続けているショップです。 ショップ名JOGLAR (ジョグラール)公式URLhttps://www.joglar.jp/JOGLAR (ジョグラール)公式Instagramhttps://www.instagram.com/joglar.kamakura/JOGLAR (ジョグラール)公式Twitterhttps://twitter.com/joglar_kamakura BRITISH LIFE(ブリティッシュライフ) イギリス直輸入のおしゃれなアンティーク家具を販売しているアンティーク専門の通販サイト「BRITISH LIFE(ブリティッシュライフ)」です。テーブルやキャビネットをはじめ、レトロで美しいイギリス製アンティーク家具を取り扱っていますよ。 なんといってもBRITISH...

【 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)】遊び心溢れる独特なデザインが魅力のファインジュエリーブランドNatasha Zinkoについて徹底解説!

モダンなスタイルと遊び心のあるデザインで人気のジュエリーブランドNatasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)。セレブリティや著名人からも支持されているブランドで、多くの愛用者がいることでも知られています。 世界的にも認知されつつあるブランドですが、日本にはまだ未上陸なため、ご存知の方は少ないかもしれませんね。 そこで本記事では、Natasha Zinkoのアクセサリーの魅力を徹底解説。ブランドの概要やデザイナー、最新アイテムやSNSでの反響、おすすめのコーディネートに至るまで詳しく解説していきます。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)とは Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)は、2012年イギリスロンドンを拠点に立ち上げられたファインジュエリーブランドです。 フリースピリットでコンセプチュアルをコンセプトにしたコレクションを展開しており、カラーを豊富に使ったカラフルなデザインや、ボリュームのある独特なシルエットがブランドのベースにあります。 ラグジュアリーな素材をベースに、遊び心溢れる大胆な手法で、彫刻的なアイテムを作り出していることで知られています。 モダンなスタイルと遊び心のある要素を取り入れたコレクションは、業界で高い評価を得ており、世界中の有名デパートやセレクトショップで取り扱われています。また、セレブリティやファッション愛好家からも支持を受けており、世界中から注目を集めるブランドへと急成長しました。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)のデザイナー Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)のデザイナーは、ウクライナ出身のデザイナーで自らの名前がブランドの冠になっているナターシャ・ジンコ氏です。 幼少期は法律を学んでいましたが、ジュエリーへの憧れから、セントラル・セントマーチンズ芸術大学のファインジュエリー科に進学。そこで、ジュエリーデザインのいろはを学びます。 もともと大きなものを扱うのは好きではなかったナターシャは、大学での授業で自分が3D彫刻に向いていることに気付き、小規模なデザインを集中して勉強するようになり、それがジュエリー製作に活かされています。 彼女が作り出す作品は、高品質な素材と斬新なデザインを組み合わせた独自のスタイルで知られており、世界的に注目を集めています。日常生活からすべてのインスピレーションを得ているというナターシャ。創造性豊かな感性が、独特なデザインを生み出しているんですね。 多くの一流ブランドとのコラボレーションも積極的におこないながら、更なる飛躍が期待されている注目のデザイナーです。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)の最新アイテム ここからは、Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Bunny Bracelet Bunny Braceletは、スターリングシルバーを使用したブレスレットです。ユニークなデザインが特徴で、Natasha Zinkoのアイコンともなっているウサギをモチーフとしたキャラクターがアクセントになっています。手首にしっかりとフィットしてくれます。 Bunny Bracelet Bunny Braceletは、スターリングシルバーを使用したブレスレットで、イエロービーズがアクセントになった可愛らしいブレスレット。カジュアルなファッションにぴったりのアイテムで、手首にインパクトを与えてくれます。 Pink...

【DARKAI(ダーカイ)】伝統とハイファッションを融合させたユニークなデザインが人気のアクセサリーブランドDARKAIの魅力を徹底解説!

個性的で大胆なデザインのアクセサリーを身に着けたいという方におすすめなのがDARKAI(ダーカイ)です。人目を引くアクセサリーの数々は、他とは一線を画すファッショリズムを生み出してくれます。 設立して間もないブランドということもあり、まだご存じではないという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ブランドの概要やデザイナー、アクセサリーの特徴や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで、DARKAIの魅力を徹底解説していきます。 DARKAI(ダーカイ)とは DARKAI(ダーカイ)は、世界がパンデミックの真っ只中だった2020年、イタリア北東部の歴史的な金細工の中心地として知られるヴィチェンツァで立ち上げられた、コンテンポラリージュエリーブランドです。 80年代から90年代にかけたミレニアル世代にも2000年以降に生まれたZ世代にも愛される、デザインされた革新的な製品を生み出すことを目標に立ち上げられました。 ダークサイドに堕ちたジュエリー、もしくは破壊的なデザインと称されるDARKAIのコレクションは、100年以上続く伝統的なファインジュエリーに、アヴァンギャルドなアプローチを取り入れたもので、個性的で大胆、そして人目を引くジュエリーに仕上がっています。 ホワイトゴールドのブレスレットからチャンキーなロープチェーンなど、幅広い商品展開をおこなっており、男女問わず着用できるユニセックスなアイテムが多いのが特徴です。 すべてハンドメイドで作られ、ファイン・ジュエリーの特徴である最高の品質を提供することに努めています。 DARKAI(ダーカイ)のデザイナー DARKAI(ダーカイ)のデザイナーは、イタリアヴィチェンツァの歴史ある宝石職人一家の5代目後継者、Giacomo Zoccai(ジャコモ・ゾッカイ)とLelio Zoccai(レリオ・ゾッカイ)の兄弟です。 パンデミックが世界中に広がり、社会が混乱していた2020年、伝統的なジュエリー作りの古風な原則を覆す絶好の機会と捉え、ブランドを設立することになります。 遊び心溢れるスタイルと奇抜なファブリックを好むこのブランドの傾向は、兄弟のポップカルチャーへの情熱、90年代育ち、そして閉塞的な過去に囚われがちな業界を変革したいという思いや必要性から影響を受けています。 音楽、時事問題、アートといったものからインスピレーションを得た作品は、自由な自己表現をサポートするデザインのアクセサリーとなり、今の新しい世代に対応しています。 アーバンカルチャー、若者主導のムーブメント、卓越したクラフツマンシップといった概念を持ったDARKAIは、すべての時代にリスペクトを持ち、すべての世代に愛されるアクセサリーを作り続けています。 DARKAI(ダーカイ)の最新アイテム ここからは、DARKAI(ダーカイ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Mini Prong Pavé Bracelet Mini Prong Pavé Braceletは、18Kホワイトゴールドで作られたチェーンブレスレット。ファインジュエリーグレードのロゴ入り引き出し式留め具がアクセントになっており、存在感を放つアイテムになってくれます。 Mixed Feelings Bracelet Mixed Feelings Braceletは、18Kイエローゴールドを素材にしたチェーンブレスレット。様々な形や色のベゼルストーンがハンドメイドでセットされています。ホワイト、アメジスト、エメラルドグリーン、ゴールデンイエローの長方形、正方形、ラウンド、ハートシェイプのストーンがミックスされており、手元をカラフルに彩ってくれます。 Paraiba Tennis...

【Charriol(シャリオール)】ケーブル素材を使用したアクセサリーで世界を席巻!ジュネーブ生まれのハイブランドCharriolの魅力を徹底解説!

ヨーロッパ発のブランドとしては珍しい、アジア優先主義のブランドとして、一躍世界的なトップブランドに上り詰めたCharriol(シャリオール)。日本でも1980年代から人気を博したブランドなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。 Charriolというと時計というイメージが強いかもしれませんが、時計と並び称されているのがアクセサリー。今や、Charriolのアクセサリーはトレンドとなっているんです。 そこで本記事では、Charriolのこれまでの歩みや概要、デザイナーや最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しくその魅力についてご紹介していきます。 Charriol(シャリオール)とは Charriol(シャリオール)は、スイスのジュネーブに拠点を置くハイブランドです。高級時計とジュエリーメーカーとして知られており、これまで1,450,000個以上の時計と2,650,000個以上のジュエリーを販売してきました。 Charriolのアクセサリーは、ケルト民族が身に着けている、細い金のワイヤーを幾本もねじって寄り合わせ、それをさらに束ねてよりあわせた装飾品「トルク」がモチーフとなっており、今やこのトルクはすべてのアクセサリーに使われる、Charriolを語るうえで外せないアイコンとなっています。 シンプルかつモダン、そして今までにない独創的なモチーフとして、トルクを採用したアクセサリーは世界で大流行。世界中の多くの人から賞賛され、一躍トップブランドとなりました。 Charriolは、ヨーロッパのブランドながら主戦場を日本と東南アジアにした初めてのブランドとしても知られています。それにはヨーロッパでハイジュエリーブランドを立ち上げるうえでの思惑があるでしょうが、このマーケティングは大成功をおさめ、日本と東南アジアで流行したブランドは、アメリカや中東市場も席巻することになります。 トルク装飾をベースにしながら、カラーバリエーション豊かに揃うアクセサリーは、年代関係なく着用することができ、スタイリングをワンランク、ツーランク引き上げてくれます。 Charriol(シャリオール)の歴史 Charriol(シャリオール)は、1983年スイスのジュネーブを拠点に、フランス人起業家Philippe Charriol(フィリップ・シャリオール)によって立ち上げられたブランドです。 1984年に、ブランドの象徴ともなる、最初のケルトジュエリーが誕生。1990年には最初のブティックが香港とシンガポールにオープンします。1992年にはアジアと中東、アメリカにさらに10カ所のブティックをオープンさせました。 その後さらに事業拡大を進め、1996年に中国、1997年には東京に、最初のブティックをオープンしました。 ジュエリーや時計のほか、ハンドバッグやベルト、筆記具なども展開し、どれも成功を収めたことにより、ブランドは世界に知れ渡り、現在は中国に285のブティックをはじめ、3,800の小売店、800以上のセレクトショップなど世界中で販売されています。 Charriol(シャリオール)のデザイナー Charriol(シャリオール)のデザイナーは、ブランドの冠にもなっている、先ほどのご紹介したPhilippe Charriol(フィリップ・シャリオール)で、今の時代には珍しい家族経営のブランドです。 フィリップは、もともと宝飾業界で成功をおさめていた、敏腕エグゼクティブ・ディレクターとして名の知られた存在でした。しかし1983年、既に40歳になっていたフィリップは、それまでの地位を捨て、いちから自身の会社を設立することを決意。周囲は反対していましたが、それを押し切ってまでブランドを立ち上げることには意味がありました。 アートと歴史をこよなく愛するフィリップは、自身の思い描くコレクションを作り上げたいという思いと、自身が考えるマーケティング戦略を、自身のブランドで作り上げたいという思いがあったということ。それを実現するため、1983年Charriolを立ち上げることになります。 自らの名を冠するブランドにふさわしい、ブランドアイコンとなるべきモチーフを探してフィリップは、どのジュエリーブランドも使っていない独創的なデザインを、あの大英博物館のケルト民族の展示スペースで見出します。これが「トルク」との出会いとなります。 「トルク」を使ったジュエリーは大ヒットを記録。瞬く間に世界を代表するデザイナーの一人に数えられるようになります。 また、大のモーターレース好きで、多数のモーターレースの協賛を行っていたことでも知られており、自身もドライバーとして数々のレースに参加していました。 もう一人、Charriolのアクセサリーデザイナーとして忘れてはならないのが、フィリップの長女コラリー・シャリオールです。 ここ数年、多くの大手メディアで取り上げられることが多くなった、シャリオール人気を支えているのはコラリーの手腕によるもの。ジュエリーアイテムの責任者である彼女は、自身が生まれたハワイからインスピレーションを得た、カラフルなハッピーカラーのアクセサリーで、Charriolに新風を吹き込んだといわれています。 色彩感覚が豊かなコラリーと、それを補佐する、抽象図形デザインが得意な長男のアレキサンダー・シャリオールの二人が織りなす新感覚のアクセサリーは、多くの人々から賞賛されています。 順風満帆なCharriolですが2019年、フィリップが参加していたモーターレースで不慮の事故により命を落としてしまいます。しかし、彼の思いを受け継いだコラリーとアレキサンダーの二人により、今も進化し続けています。 Charriol(シャリオール)の最新アイテム ここからは、Charriol(シャリオール)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 BRACELET SILVER MARINA BRACELET SILVER MARINAは、海洋世界とその刺激的な形状からインスピレーションを得たトレンディで爽やかなブレスレット。様式化されたポートホールはスターリングシルバーで精巧に加工され、青い紐がモダンな雰囲気を演出しています。 BANGLE CELTIC SCEAU BANGLE CELTIC SCEAUは、「トルク」装飾品から自由にインスピレーションを受けて作られたバングル。ケーブルで構成されたそのツイストとターンは、独創性あふれるCharriolのアイテムそのものといっていいでしょう。 BRACELET MARINA CIRCLE BRACELET MARINA...

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