【Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)】セレブリティに愛され続ける遊び心あふれる高級ジュエリーが魅力のブランドOle Lynggaardを徹底解説!

家族経営で美しいファインジュエリーをハンドメイドしているのが、老舗ジュエリーブランドOle Lynggaard(オーレ・リングガード)です。北欧の価値観に深く根ざした高い品質と革新的なデザインで、多くのファンを獲得している一流ブランド。

残念ながら、日本には専門店がないため馴染みのない方も多いかも知れませんが、オンラインストアやセレクトショップなどでたびたび取り扱われることもあるので、愛用している方も多いブランドです。

そこで、まだこのブランドをご存じではないという方のために、その魅力を徹底解説。ブランドの概要やデザイナー、最新アイテムからSNSでの反響、おすすめのコーディネートに至るまで、詳しくその魅力をご紹介していきます。

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)とは

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)は、1963年デンマークに設立されたジュエリー・ブランドです。

50年以上にわたり、創造性と比類のない職人技が注入された並外れたジュエリーを作成してきたブランドで、他とは違い熟練した金細工師によってほとんどすべての工程を一人で担当し、職人気質な高品質なジュエリーを生み続けてきました。

高級感と気品を漂わせる、スタイリッシュで遊び心、フェミニンな魅力を兼ね備えたラグジュアリージュエリーで、スカンジナビアでもっとも高級で人気のあるデンマークのジュエリーブランドとして君臨しています。

デンマーク王室をはじめ、各国のロイヤルティやセレブリティにも愛用されているブランドとして知られており、60年経った今でも、時代を超えた個性があり、1960年代に製作した作品が今でもファッション誌やミュージックビデオで取り上げられ注目を浴びています。

Ole Lynggaardは現在、世界中にある275以上の店舗と、6つの旗艦ブティックで販売されています。また、オンラインショップも開設しており、世界中からコレクションの購入は可能となっています。

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)のデザイナー

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)は家族経営のブランドで、創設者のOLE LYNGGAARD(オーレ・リングガード)と娘のCHARLOTTE LYNGGAARD(シャーロット・リングガード)の2人のデザイナーがアクセサリーをデザインしています。

父娘の2人のデザイナーを詳しくご紹介していきます。

OLE LYNGGAARD(オーレ・リングガード)

OLE LYNGGAARD(オーレ・リングガード)は、ブランドの創設者で、1936年にデンマークで生まれました。

子供の頃から手を動かすことが好きで、彫刻や絵を描くことに夢中だったというオーレ・リングガード。幼いころから、自然、芸術、建築から多大なインスピレーションを受けたこともあり、自分が創造的な職業に就くことを常に意識していたといいます。

両親が高級宝飾品店を経営していたこともあり、金細工師になることを決意したということです。1950年代後半に、両親の店で金細工師の見習いとして働いていた頃、今行っている技術がすべてではないということを知ったオーレ・リングガードは、創造的野心を燃やしていきます。

自分がデザインするジュエリーで世界を魅了することを夢見た彼は、デンマークを出国。才能を向上させることを決意し、5年間かけて世界中を旅し、修行、経験を積みます。

ドイツでは、ジュエリー デザインの大都市シュヴェービッシュ グミュントで貴金属の成形を学び、パリのハイジュエリー アトリエで魅惑的な雰囲気を感じ、賑やかなニューヨークと平和を愛するサンフランシスコの五番街の工房を見て、古代エジプト、日本、中国、タイのエキゾチックな形、香り、色、質感からインスピレーションを得ることになります。

その後、デンマークに戻ったオーレ・リングガードは、すでにブランドを立ち上げる準備ができていたといいます。体験してきたことをすべてスケッチブックに書き出し、デザインを書き上げ、作業場とオフィススペースを組み合わせたスペースを借りると、すぐに自身の名を冠としたブランドを立ち上げます。1963年、これがOle Lynggaardの始まりです。

彼の作品は、18Kゴールドとスターリングシルバーから作られているものが多く、世界中を旅したこと、そして動物の有機的な動きとグラフィックの優雅さから得たインスピレーションをもとにコレクションを作り上げています。

もちろん現役デザイナーとして活躍しており、今でも革新的なジュエリーコレクションを積極的にデザインしており、自分の仕事に絶え間ない取り組みを示しており、真のクリエイティブな才能に有効期限がないことの生きた証拠となっている人物です。

デンマークに広がる強いデザインの伝統を代表する注目すべき人物として、世界から注目されるデザイナーの一人です。

CHARLOTTE LYNGGAARD(シャーロット・リングガード)

CHARLOTTE LYNGGAARD(シャーロット・リングガード)は、オーレ・リングガードの娘で、1966年生まれの60歳。家族経営のOle Lynggaardの2代目として、腕を振るっている敏腕デザイナーです。

もともと、広告代理店で高級商品のブランディングの仕事をしていたシャーロット。クライアントに代わって、製品開発を担当する社内デザイナーを見つけることに興味をそそられ、豪華な製品のデザインと製造、その後のマーケティングを1つ屋根の下でおこなう場所を見つけたいと思うようになります。

その時に父が立ち上げたブランドが、自分が働くべき場所だと確信したといいます。1987年に広告代理店を退社したシャーロットは、金細工師の見習いとしてOle Lynggaardに加わります。1994年には最初のコレクションを発表。これが、父娘のデザイナーデュオの誕生の瞬間でした。

彼女は妥協を許さないアーティストとして知られ、女性らしさとエッジの効いたエレガンスが絡み合った、自然からインスピレーションを得た高級ジュエリーを生み出しています。

彼女は女性の多彩なライフスタイルに絶えず注目しており、取り外し可能なパーツやペンダントによって、新しい形やサイズに変化する遊び心のある作品は彼女の得意とするところです。

作品のほとんどで、18Kゴールドのさまざまな色のコントラストを楽しんでおり、スターリングシルバーのデザインも楽しんでいるシャーロット。生来のボヘミアンである彼女の、絶妙な品質の宝石に対する生涯にわたる情熱が、ほとんどのコレクションに伝わってきます。

完璧な作品を作り上げるには時間がかかるとし、忍耐を大切にし妥協をしません。最初に思い描いた形でデザインを完成させるには何年もかかるかもしれないということを、喜んで受け入れるデザイナーでもあります。

また娘も金細工師の見習いとしてブランドに入閣し、伝統は世代から世代へと受け継がれています。

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)の最新アイテム

ここからは、Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。

LIFE BRACELET 3,8 MM

LIFE BRACELET 3,8 MM、8本の紐を使用して手編みされているブレスレット。各紐は6本の手染め糸で織られており、ブランドの刻印が入ったフック留めは、熟練の金細工師によってスターリングシルバーから手作りされています。どんなスタイルにもマッチするアイテムですよ。

LIFE BRACELET WITH EVIL EYE 6 MM

LIFE BRACELET WITH EVIL EYE 6 MMは、邪眼のチャームがアクセントとなっており、11本の紐を使って手編みされており、それぞれが6本の手染め糸で織られているブレスレットです。ターコイズのブルーが色鮮やかで、手首に彩りを与えてくれるでしょう。

MICHEL BANGLE

MICHEL BANGLEは、スターリングシルバーから作られているバングルで、複雑に組み込まれたデザインが特徴です。手首を鮮やかに彩ってくれるハングルで、派手めのファッションにも負けないインパクトを残してくれるアイテムです。

JULIUS BANGLE

JULIUS BANGLEは、スターリングシルバーで作られたブレスレットで、ブランドを象徴する5つのスタンプが印象的です。なめらかな質感が特徴で、どんなサイズの手首にもしっかりフィットしてくれるアイテム。普段使いにもぴったりなブレスレットになってくれるでしょう。

LIFE BRACELET

LIFE BRACELETは、ブルーとホワイトが印象的なブレスレットで、8本の紐を使って手編みされており、各紐は6本の手染め糸で編まれています。カジュアルにもフォーマルにも合わせられるブレスレットになっており、単独でも重ね付けにも適した、おしゃれで使い勝手抜群のアイテムです。

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)のSNSでの反響

SNSでは、Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)のアクセサリーを身につけている姿を多く見ることができます。そこで、Instagramでの投稿をいくつか見ていきましょう。

ブレスレットの重ね付けでおしゃれに

こちらは、Ole Lynggaardのブレスレットを重ね付けして撮られた1枚。ブレスレットの間にカフも入れて、おしゃれにスタイリングしていますよね。どんなファッションにも合わせられるアイテムで、年代関係なく参考にできるコーデですね。

身に着けているアクセサリーはすべてOle Lynggaard

浴槽にシャンパンを入れて、めちゃくちゃ楽しそう。ちなみに身に着けているアクセサリーはすべてOle Lynggaardのものです。上半身裸になるようなビーチに付けていっても映えそうなアクセサリーですよね。夏コーデにぴったりです。それにしても楽しそうですね。

ファッショニスタにもブレスレットは大人気

こちらの方もブレスレットをつけて、しっかりポーズ。Ole Lynggaardのアクセサリーは、世界のセレブリティも愛用するだけあって、ファッショニスタたちも虜にしています。ファッションにこだわりたいというファッショニスタにも、ぜひ参考にしてほしい1枚ですね。

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)のおすすめコーディネート

最後に、Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)のおすすめスタイリングを、公式Instagramの投稿を参考にご紹介していきます。 ぜひご自身のコーデの参考にしてみてください。

カジュアルなファッションにブレスレットでコーデ

こちらは、カジュアルなラフなファッションにブレスレットを合わせたコーディネート。サラリと控えめなアクセサリーが、大人のおしゃれを際立たせていますよね。他のアクセサリーと合わせてもいいかもしれませんね。

スーツスタイルにブレスレットをコーデ

社会人になるとスーツを着る機会も多くなりますよね。夏場はスーツの上着を脱ぐことも多くなるでしょう。Yシャツになったときに、こんなブレスレットをしていたら、おしゃれに感じませんか。重ね付けすればより大人の魅力を演出することができるでしょう。シルバーカラーを選ぶのがポイントです。

ミディアム世代におすすめコーデ

チノパンにボーダーのシャツというようなファッションは、ミディアム世代が好むスタイルです。そんなスタイルにもブレスレットの重ね付けがおすすめ。特にゴールドのブレスレットと、紐を紡ぎ合わせたブレスレットの組み合わせは、パーフェクトなコンビネーションです。

夏ファッションにはゴールドアクセサリーがおすすめ

夏の涼しげなファッションには、ゴールドアクセサリーを合わせてセクシーに見せるのもおしゃれの一つ。胸元を開けてネックレス、それにブレスレットとリングを合わせれば、セクシーで爽やかな印象を演出することができます。

チャームが印象的なゴールドネックレス一つでセクシーに

あまりアクセサリーをたくさんつけるのが苦手という方は、チャームにインパクトのあるネックレスを一つつけるだけでセクシーさを演出することができます。胸元を少し開けて、ちょっと見せる感じで着用すれば、セクシー男子の出来上がりです。

まとめ

Ole Lynggaard(オーレ・リングガード)について、この記事では、ブランドの概要やデザイナー、最新アイテムからSNSでの反響、おすすめのコーディネートを詳しく解説してきました。

60年の歴史を持つ一流ブランドOle Lynggaard。父娘デュオによる、エレガントで高級感あふれるデザインは、世界中に多くの愛用者がおり、タイムレスなアイテムが多いこともあり、60年前にデザインされたアクセサリーが今でも人気という、世代を超えて着用できるのも大きな魅力です。

メンズアクセサリーだけでなく、ウィメンズも充実しているので、男性だけでなく大事な方と一緒に愛用してもいいかもしれないですね。

男の魅力を引き上げてくれるアクセサリーをお探しの方は、せひOle Lynggaardのコレクションをチェックしてみることをおすすめします。

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個性的で大胆なデザインのアクセサリーを身に着けたいという方におすすめなのがDARKAI(ダーカイ)です。人目を引くアクセサリーの数々は、他とは一線を画すファッショリズムを生み出してくれます。 設立して間もないブランドということもあり、まだご存じではないという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ブランドの概要やデザイナー、アクセサリーの特徴や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで、DARKAIの魅力を徹底解説していきます。 DARKAI(ダーカイ)とは DARKAI(ダーカイ)は、世界がパンデミックの真っ只中だった2020年、イタリア北東部の歴史的な金細工の中心地として知られるヴィチェンツァで立ち上げられた、コンテンポラリージュエリーブランドです。 80年代から90年代にかけたミレニアル世代にも2000年以降に生まれたZ世代にも愛される、デザインされた革新的な製品を生み出すことを目標に立ち上げられました。 ダークサイドに堕ちたジュエリー、もしくは破壊的なデザインと称されるDARKAIのコレクションは、100年以上続く伝統的なファインジュエリーに、アヴァンギャルドなアプローチを取り入れたもので、個性的で大胆、そして人目を引くジュエリーに仕上がっています。 ホワイトゴールドのブレスレットからチャンキーなロープチェーンなど、幅広い商品展開をおこなっており、男女問わず着用できるユニセックスなアイテムが多いのが特徴です。 すべてハンドメイドで作られ、ファイン・ジュエリーの特徴である最高の品質を提供することに努めています。 DARKAI(ダーカイ)のデザイナー DARKAI(ダーカイ)のデザイナーは、イタリアヴィチェンツァの歴史ある宝石職人一家の5代目後継者、Giacomo Zoccai(ジャコモ・ゾッカイ)とLelio Zoccai(レリオ・ゾッカイ)の兄弟です。 パンデミックが世界中に広がり、社会が混乱していた2020年、伝統的なジュエリー作りの古風な原則を覆す絶好の機会と捉え、ブランドを設立することになります。 遊び心溢れるスタイルと奇抜なファブリックを好むこのブランドの傾向は、兄弟のポップカルチャーへの情熱、90年代育ち、そして閉塞的な過去に囚われがちな業界を変革したいという思いや必要性から影響を受けています。 音楽、時事問題、アートといったものからインスピレーションを得た作品は、自由な自己表現をサポートするデザインのアクセサリーとなり、今の新しい世代に対応しています。 アーバンカルチャー、若者主導のムーブメント、卓越したクラフツマンシップといった概念を持ったDARKAIは、すべての時代にリスペクトを持ち、すべての世代に愛されるアクセサリーを作り続けています。 DARKAI(ダーカイ)の最新アイテム ここからは、DARKAI(ダーカイ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Mini Prong Pavé Bracelet Mini Prong Pavé Braceletは、18Kホワイトゴールドで作られたチェーンブレスレット。ファインジュエリーグレードのロゴ入り引き出し式留め具がアクセントになっており、存在感を放つアイテムになってくれます。 Mixed Feelings Bracelet Mixed Feelings Braceletは、18Kイエローゴールドを素材にしたチェーンブレスレット。様々な形や色のベゼルストーンがハンドメイドでセットされています。ホワイト、アメジスト、エメラルドグリーン、ゴールデンイエローの長方形、正方形、ラウンド、ハートシェイプのストーンがミックスされており、手元をカラフルに彩ってくれます。 Paraiba Tennis...

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ヨーロッパ発のブランドとしては珍しい、アジア優先主義のブランドとして、一躍世界的なトップブランドに上り詰めたCharriol(シャリオール)。日本でも1980年代から人気を博したブランドなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。 Charriolというと時計というイメージが強いかもしれませんが、時計と並び称されているのがアクセサリー。今や、Charriolのアクセサリーはトレンドとなっているんです。 そこで本記事では、Charriolのこれまでの歩みや概要、デザイナーや最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しくその魅力についてご紹介していきます。 Charriol(シャリオール)とは Charriol(シャリオール)は、スイスのジュネーブに拠点を置くハイブランドです。高級時計とジュエリーメーカーとして知られており、これまで1,450,000個以上の時計と2,650,000個以上のジュエリーを販売してきました。 Charriolのアクセサリーは、ケルト民族が身に着けている、細い金のワイヤーを幾本もねじって寄り合わせ、それをさらに束ねてよりあわせた装飾品「トルク」がモチーフとなっており、今やこのトルクはすべてのアクセサリーに使われる、Charriolを語るうえで外せないアイコンとなっています。 シンプルかつモダン、そして今までにない独創的なモチーフとして、トルクを採用したアクセサリーは世界で大流行。世界中の多くの人から賞賛され、一躍トップブランドとなりました。 Charriolは、ヨーロッパのブランドながら主戦場を日本と東南アジアにした初めてのブランドとしても知られています。それにはヨーロッパでハイジュエリーブランドを立ち上げるうえでの思惑があるでしょうが、このマーケティングは大成功をおさめ、日本と東南アジアで流行したブランドは、アメリカや中東市場も席巻することになります。 トルク装飾をベースにしながら、カラーバリエーション豊かに揃うアクセサリーは、年代関係なく着用することができ、スタイリングをワンランク、ツーランク引き上げてくれます。 Charriol(シャリオール)の歴史 Charriol(シャリオール)は、1983年スイスのジュネーブを拠点に、フランス人起業家Philippe Charriol(フィリップ・シャリオール)によって立ち上げられたブランドです。 1984年に、ブランドの象徴ともなる、最初のケルトジュエリーが誕生。1990年には最初のブティックが香港とシンガポールにオープンします。1992年にはアジアと中東、アメリカにさらに10カ所のブティックをオープンさせました。 その後さらに事業拡大を進め、1996年に中国、1997年には東京に、最初のブティックをオープンしました。 ジュエリーや時計のほか、ハンドバッグやベルト、筆記具なども展開し、どれも成功を収めたことにより、ブランドは世界に知れ渡り、現在は中国に285のブティックをはじめ、3,800の小売店、800以上のセレクトショップなど世界中で販売されています。 Charriol(シャリオール)のデザイナー Charriol(シャリオール)のデザイナーは、ブランドの冠にもなっている、先ほどのご紹介したPhilippe Charriol(フィリップ・シャリオール)で、今の時代には珍しい家族経営のブランドです。 フィリップは、もともと宝飾業界で成功をおさめていた、敏腕エグゼクティブ・ディレクターとして名の知られた存在でした。しかし1983年、既に40歳になっていたフィリップは、それまでの地位を捨て、いちから自身の会社を設立することを決意。周囲は反対していましたが、それを押し切ってまでブランドを立ち上げることには意味がありました。 アートと歴史をこよなく愛するフィリップは、自身の思い描くコレクションを作り上げたいという思いと、自身が考えるマーケティング戦略を、自身のブランドで作り上げたいという思いがあったということ。それを実現するため、1983年Charriolを立ち上げることになります。 自らの名を冠するブランドにふさわしい、ブランドアイコンとなるべきモチーフを探してフィリップは、どのジュエリーブランドも使っていない独創的なデザインを、あの大英博物館のケルト民族の展示スペースで見出します。これが「トルク」との出会いとなります。 「トルク」を使ったジュエリーは大ヒットを記録。瞬く間に世界を代表するデザイナーの一人に数えられるようになります。 また、大のモーターレース好きで、多数のモーターレースの協賛を行っていたことでも知られており、自身もドライバーとして数々のレースに参加していました。 もう一人、Charriolのアクセサリーデザイナーとして忘れてはならないのが、フィリップの長女コラリー・シャリオールです。 ここ数年、多くの大手メディアで取り上げられることが多くなった、シャリオール人気を支えているのはコラリーの手腕によるもの。ジュエリーアイテムの責任者である彼女は、自身が生まれたハワイからインスピレーションを得た、カラフルなハッピーカラーのアクセサリーで、Charriolに新風を吹き込んだといわれています。 色彩感覚が豊かなコラリーと、それを補佐する、抽象図形デザインが得意な長男のアレキサンダー・シャリオールの二人が織りなす新感覚のアクセサリーは、多くの人々から賞賛されています。 順風満帆なCharriolですが2019年、フィリップが参加していたモーターレースで不慮の事故により命を落としてしまいます。しかし、彼の思いを受け継いだコラリーとアレキサンダーの二人により、今も進化し続けています。 Charriol(シャリオール)の最新アイテム ここからは、Charriol(シャリオール)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 BRACELET SILVER MARINA BRACELET SILVER MARINAは、海洋世界とその刺激的な形状からインスピレーションを得たトレンディで爽やかなブレスレット。様式化されたポートホールはスターリングシルバーで精巧に加工され、青い紐がモダンな雰囲気を演出しています。 BANGLE CELTIC SCEAU BANGLE CELTIC SCEAUは、「トルク」装飾品から自由にインスピレーションを受けて作られたバングル。ケーブルで構成されたそのツイストとターンは、独創性あふれるCharriolのアイテムそのものといっていいでしょう。 BRACELET MARINA CIRCLE BRACELET MARINA...

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