多くのハリウッド俳優やアーティストが愛用していることでも知られているWilliam Henry(ウィリアム・ヘンリー)。独創性のあるユニークな作品が評価され、世界中に多くのファンがいるメンズアクセサリーブランドです。
日本でもWilliam Henryを取り扱っている店舗があり、人気のあるブランドですが、まだあまり詳しく分からないという方も多いと思います。
そこで本記事では、William Henryの魅力をまだ知らないあなたのために、ブランドの歴史や最新アイテム、William Henryを愛用している著名人やおすすめのコーディネートに至るまで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になっていただき、その魅力の虜となってもらえればと思います。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)とは
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)は、もともとメンズ向けのポケットナイフを製造販売していたブランドです。その後、ジュエリーやアクセサリーの販売も開始し、現在のコレクションには、ジュエリーやアクセサリーのほか、筆記具、マネークリップ、カフスボタン、キーホルダーも含まれています。
William Henryのアクセサリーの特徴は、古典的な天然素材に貴金属と宝石、そして最先端の合金のシームレスな統合がなされていること。そして、複数のデザイナーが作り出す、芸術性と個性が混ざりあい、他のブランドには真似することができない、独創性のあるユニークなものとなっているんです。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)の歴史
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)は、もともとアメリカオレゴンに1997年に設立されたナイフメーカーです。天然石やダマスカス鋼を組み合わせたデザインが多く、魅力的なシルエットが評判のナイフを製造し、繊細で精度の高いナイフは世界的に人気を集め、多くの輝かしい受賞歴を誇っていました。
その後、この技術を活かし、ジュエリーやアクセサリーの製作を開始。ナイフ作成に使用していた時の素材をそのまま利用し、ナイフそのものをデザインに取り入れるなど、独創的でユーモアのある作品を次々と発表。この時から、ナイフメーカー「William Henry」ではなく、メンズアクセサリーブランド「William Henry」として生まれ変わります。
魅力的なアクセサリーの数々は、多くのセレブの目に留まり愛用されることになります。それがきっかけとなり、アメリカで人気ブランドとしての地位を固めていき、著名人がSNSで発信することで世界中でも知られるようになり、世界中に多くのファンを持つ大人気ブランドへと駆け上がっていきました。
現在は、William Henryのアイコンともいえるナイフはもちろん、メンズ向けのアクセサリーやジュエリーを中心に、多くの商品を提供しています。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)のデザイナー
William Henry(ウィリアム・ヘンリー) には総勢10名のデザイナーがおり、それぞれが独自の感性でアクセサリーをデザインしています。そこで才能あふれるWilliam Henryのデザイナー10名をご紹介していきます。
ANDREW BIGGS(アンドリュー・ビッグス)
ANDREW BIGGSは、ニュージーランドのクライストチャーチに住むプロの彫刻家です。特に先住民族の芸術に精通しており、スクロールワークを使用するデザインが特徴です。
一番に品質を重視するデザイナーで、納得するまで作業の手を止めないというプロ意識の塊が、独創性のある作品の数々を生み出しています。
JAKE NEWELL(ジェイク・ニューウェル)
JAKE NEWELLは、カンザス州のエンポリア州立大学に通っていた、2006年の秋に手彫りの芸術に出会い、その道を極めた若きデザイナー。
独創的なデザインは天才的で、これまで数多くの作品を作り上げてきました。また慈善事業などにも積極的に参加し、ボランティア活動をしながら、デザインを考えることもするそうです。
JEFF PARKE(ジェフ・パーク)LEE DOWNEY(ジェイク・ニューウェル)
JEFF PARKEは、熟練した金細工師や銀細工師として知られており、すべてハンドメイドでおこなわれるジュエリー作りの完成品は、永久的な美しさと職人技が光る作品と絶賛されています。
これまで、ジェイソン・マルキアファヴァ、アラン・ローベンバーグ、サム・アルファノなどの世界で最も才能のある彫刻家たちの指導を受けた経歴を持っており、その技術とデザイン性は、アメリカでもトップクラスと評価されています。
LEE DOWNEY(ジェイク・ニューウェル)
LEE DOWNEYは、カリフォルニア生まれのアーティストで、シルバーと骸骨や化石を取り入れた新しいスタイルのデザインを多く発表しています。
すべてハンドメイドで作り上げる作品はユニークなものが多く、その卓越したデザイン力で知名度は高まり続けており、William Henryを代表するデザイナーとなっています。
Don Patch(ドン・パッチ)
Don Patchは、あらゆる種類のスクロールや貴金属のインレイを専門としており、様々なデザインのアイテムを世に送り出しています。
もともと13年間カスタムガンにかかわる仕事をしていたこともあり、銃の彫刻のあらゆるスタイルを再現したデザインが多く、他では見ることができない個性的な作品を多く製作しています。
Joanne Ryall(ジョアン・ライオール)
Joanne Ryallはイギリス生まれの女性デザイナー。叔父が彫刻家ということもあり、その影響を受けて育ってきました。また父親が狩猟にかかわる仕事をしていたこともあり、大学卒業後は、狩猟と芸術の両方に対して情熱を燃やし勉強します。
特に狩猟の勉強で世界中を旅し、様々な大陸で経験を積んだ経験が、今の作品を作り出すインスピレーションとなっているということ。当時の記憶とイメージが融合した独創的な作品は、多くの称賛を得ています。
Tim George(ティム・ジョージ)
Tim Georgeは、1981年にコルトファイアアームズのマスター彫刻家、ケン ハーストのもとで見習いとして彫刻家としてのキャリアをスタートしました。すぐにスクロールワークやシーンをデザインできるほど有能になり、1985 年に自分のキャリアをスタート。
小さな軌跡を生み出すデザインと評される素敵な作品は、他では真似できないものばかり。彼の素晴らしい作品は、多くの雑誌などにも取り上げられたほどで世界中でみることができます。
Tom Sterling(トム・スターリング)
Tom Sterlingは、今回ご紹介する10名の中でも異質な経歴を持っており、もともと軍人として活躍しており、軍人を退役したのち、9年間の修行を経てデザイナーへと転身したという変わった経歴を持っています。
芸術的な構成とモデリングに定評があり、まったく新しい作品を生み出すことで知られています。チタンやゴールドといった素材を使ったアイテムのデザインを得意としており、シンプルで魅力的な作品を次々と発表しています。
Aleksey Saburov(アレクセイ・サブロフ)
Aleksey Saburovは、細かいデザインを得意としたデザイナーで、ボリューム感のあるエンボス加工が施されたデザインを多く発表しています。
愛する人や旅行、その他の価値ある取り組みから得た素晴らしい瞬間など、自分の人生の物語からインスピレーションを得ているということ。そのため、カメラが手元にあれば、印象に残ったものをフォトアルバムに残しておくという徹底ぶりです。
Melissa McMinn(メリッサ・マクミン)
Melissa McMinnは、幼い頃から芸術に目覚め、小学生のときには、校則に違反して地下で粘土人形を販売し拘留されたという経歴を持っています。芸術への興味は高校時代も続き、地元で開かれた美術展では、地元講師の作品をうわまわりチャンピオンを獲得。これが、デザイナーへの道を切り開くきっかけとなります。
大学で生物生物学の学位を取得。卒業後、一時は学位を活かして、様々なライフサイエンス企業で働きますが、芸術への情熱は覚めることなく、安定した仕事を捨て芸術の世界へ飛び込みます。彼女の作品は、ユニークで子供心を忘れないものとなっています。化石や宝石を使った作品は見る者を魅了し続けています。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)の愛用者
William Henry(ウィリアム・ヘンリー) は、世界中で多くの愛用者がおり、著名人にも好んで愛用している方が多いブランドです。そこで、William Henryを愛用しているセレブ2名をご紹介していきます。
Kevin Diaz(ケビン・ディアス)
フランス人俳優で、ハリウッド俳優としても知られるKevin Diaz(ケビン・ディアス)。セクシーなスタイルとビジュアルで、日本にも多くのファンがいます。
そんなKevin DiazもWilliam Henryの愛用者で、William Henryを特集する雑誌で表紙を飾ったこともあるんです。自身のInstagramでも、William Henryを着用した投稿をアップしており、その愛着ぶりがわかります。
Chris Pine(クリス・パイン)
アメリカの俳優で、多くのヒット作品に出演しているChris Pine。来日経験も豊富で、日本でも人気のハリウッドスターです。
彼もまたWilliam Henryの愛用者。アメリカの若者向けファッション雑誌の「Flaunt Magazine」で表紙を飾った際も、William Henryのブレスレットを着用していることがわかります。彼もInstagramでWilliam Henryを着用した投稿を行っているので、興味がある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)の最新アイテム5選
William Henry(ウィリアム・ヘンリー) には、数多くのメンズアクセサリーがあり、どれも魅力的なものばかり。その中から、最新のアイテムを5つピックアップ。今後流行しそうなアイテムになっているので、ぜひ参考にしてください。
LA BREA
LA BREAは、William Henryの定番アイテムとして知られているブレスレットで、ブラックオニキスとマンモスの歯の化石を使用した、高級感あふれるアイテムです。
自然なアースカラーの、約1万年前のマンモスの歯のビーズの両側に、スターリングシルバーのアクセントビーズが配置された美しいデザイン。職人技の光る作品で、手首に地球が映し出されるような印象があります。
LUX
LUXは、「月や太陽」を象徴するといわれるパワーストーン、ラブラドライトを象嵌した重厚な彫刻が施されたスターリングシルバーのリンクが特徴のブレスレットです。
青、緑、紫、黒の波打つ色調が素材の自然な木目と調和し、手首を回すたびに新しいカラーが現れるのが魅力で、カジュアルな服装にはぴったりのアイテムです。
ITHICA
ITHICAは、亜鉛を注入したターコイズを象嵌した、重厚な彫刻が施されたスターリングシルバーリンクを特徴としたブレスレットです。
ターコイズの柔らかいブルーと、亜鉛の現代的なシャープさの間の美しいコントラストが生まれた魅力あるアイテム。また、ところどころに散りばめられたホワイトトパーズがアクセントを与えています。
BLUE MAMMOTH PINNACLE
BLUE MAMMOTH PINNACLEは、スターリングシルバーに象嵌されたケナガマンモスの歯の化石をはめ込んだペンダント。裏側にはサテン仕上げの彫刻パネルが付いており、好きな言葉を入れることができます。
単独で身につけてもエレガントですが、他の作品と組み合わせてもしっかりマッチしてくれるアイテム。一つあれば重宝するアクセサリーです。
TRANQUILITY – SILVER
TRANQUILITY – SILVERは、中世の鎧からインスピレーションを得たネックレスで、単独で完璧に着用することも、他のアイテムと重ね付けして、自分のスタイルに合わせることもできます。
スターリングシルバーで作られており、美しく彫刻された十字架が印象的です。時代を超越した、一生使えるアイテムとして愛用することができるでしょう。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)のSNSでの反響
多くの著名人が愛用していることもあり、世界中でWilliam Henry(ウィリアム・ヘンリー) を愛用している男性は多くいます。そこで、Instagramで投稿されている中からいくつかピックアップしてご紹介していきますので、ご自身のコーデの参考にしてください。
黒コーデには黒のアイテムで統一
William Henryの新しいアクセサリーを手に入れた際の1枚。ブラックオニキスとゴールドのブレスレットとリングが光り輝いていますね。とてもハッピーだと語っているようです。
カジュアルなファッションには、ブラック系やゴールド系のアクセサリーが良く似合っています。特に服装も黒系で合わせると魅力も倍増です。
ブルーで統一して爽やかコーデ
ちらは、ブルー系の色合いでコーディネート。
ソーダライトのブレスレットにラピスラズリのペンダント、時計は別メーカーになりますが、盤をブルー色で統一しています。ブルー系はファッションを爽やかに見せてくれる効果があるので、カジュアルやシンプルなファッションにぴったりですね。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)のおすすめコーディネート
それでは最後に、William Henry(ウィリアム・ヘンリー)のおすすめスタイリングを、公式Instagramアカウントを参考にご紹介していきます。
ブレスレットの重ね付けでセクシーに
美しいラブラドライトが象嵌された、重厚な彫刻が施されたスターリングシルバーのリンクが特徴のブレスレット。スーツやジャケットの下から、そっとのぞく姿が素敵なんです。
少しごつめの印象をお持ちの方もいると思いますが、印象を和らげてくれるポイントとして、シンプルなブレスレットを合わせること。写真でも分かるように、シルバーのチェーンブレスを一緒にコーデして、ごつさを和らげてくれていることがわかります。ミディアム世代におすすめのコーデです。
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)ならではのアイテム
William Henryらしさが溢れる、小型ナイフが飾りとなったネックレス。首に掛けたり、ポケットに入れて持ち運んだりするために作られたユニークなペンダントナイフで、ちょっと変わったコーデを楽しむことができます。
シックなデザインになっているので、どんなファッションにもぴったり。これまでにないアイテムを探している方にはもってこいです。ちなみにブレードが開いた状態でも閉じた状態でもしっかりとロックされ、安全に着用したり持ち運びできるので安心して利用することができます。
カジュアルなコーデにはシルバーネックレスで大胆に
白のTシャツにはシンプルで大胆な幅の太いシルバーチェーンネックレスがおすすめです。首から胸元にかけることで、全体的にエレガントな印象を与えてくれます。
このようなネックレスを愛用する場合は、カジュアルコーデが抜群にマッチします。ベージュのシャツに、下は写っていませんがデニム系のパンツを合わせればベターですね。
普段使いにも最適なブレスレット
先ほどご紹介したLA BREAに青い化石のケナガマンモスの歯の象嵌が入ったブレスレットを合わせると、バランスが取れておしゃれ感が倍増します。カジュアルなコーデにぴったりですよね。
ブラックとシルバーは相性がいいですが、淡いブルー系の色あいを取り入れることで、いいあくせんとになっていて大人の魅力を引き上げてくれています。ミディアム世代におすすめなコーディネートです。
スーツスタイルには印象的なカフスリンクがGOOD
フォーダイトが象嵌が彫られている美しさが印象的なカフスリンク。大人のおしゃれを彩るためには、一つは持っておきたいカフスリンクですが、このようにエレガントで個性的なアイテムが一つあれば、どんなファッションにも重宝します。
写真では黒系のYシャツを着用していますが、ブルー系でもホワイト系でもぴったりマッチしますよ。カフスリンクをお持ちでない方は、写真のようなコーデを実現するためにも、一つコレクションしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
William Henry(ウィリアム・ヘンリー)について、この記事では、これまでのブランドの歴史や特徴、愛用している著名人や最新アイテム、おすすめのコーディネートに至るまで、その魅力を詳しく解説してきました。
創業して20年ほどですが、一流のメンズアクセサリーブランドとして世界から認められたWilliam Henry。多くのセレブが愛用していることもあり、世間一般にも知れ渡りました。力強く男らしさあふれるアクセサリーから、繊細なデザインが特徴の華奢なアクセサリーまで、ユニークなアイテムがたくさんあります。
今回の記事をお読みになり、男の魅力を引き上げてくれるアクセサリーブランドだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
自分に合ったアイテムを見つけて、ファッションコーデの一部として、誰もが見とれてしまうような男の魅力を引き上げてみてはいかがでしょうか。