”adidas by Raf Simons of RESPONSE TRAIL ”
ラフシモンズスニーカー図鑑でも紹介しました「RSレスポンストレイル」。
2014年、「RSオズウィーゴ」、「RSスタンスミス」とともにリリースされたこのスニーカーもラフシモンズの歴史には欠かせない一足と言っても過言ではないです。
ラフシモンズの手により大きな変化が加わったこのスニーカーは世界中のラフシモンズファン、スニーカーヘッズを魅了したことでしょう。
RSレスポンストレイルのヒミツ
ではこのスニーカーはどういった経緯で大きな変革が起きたのかを探っていきます。
例にそってレビューにしか興味ないって方はスクロールでお願いします(笑)
原型モデル レスポンストレイル
1996年、トレイルランニングいわゆる山岳レース用のシューズとして開発されたのが「RSレスポンストレイル」の原型モデルの「レスポンストレイル」です。
また、このスニーカーのシリーズはアディダスのテクノロジーと日本が誇るファッションブランド「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」のコラボレーションライン「Y-3」の2015A/Wでもラインナップされ、本来の用途のアウトドアシーンだけでは無くファッションシーンでも注目を集めています。
RSレスポンストレイルの誕生
2013年A/Wからスタートしたプロジェクトも第二弾となった2014S/Sのコンセプトは”SHOE in SHOE”として無駄なパーツを取り除き、ミニマムなデザインへと向かっている当時のスニーカーデザインに逆行するようにさまざまなパーツをスニーカーに組み込みデコラティブに仕上がったデザインとなりました。
「RSレスポンストレイル」もそのコンセプトに沿ったスニーカーとしてリリースされました。
RSレスポンストレイルの特徴
ミニマムなデザインを逆行したデザインの「RSレスポンストレイル」はどのようなパーツが組み込まれていてどのような特徴なのか見ていきましょう。
レトロなフォルム
まずはこのシルエットです。さまざまなパーツの組み込みにより「RSレスポンストレイル」は唯一のフォルムを手に入れました。当時のスニーカーは無駄をそぎ落としたデザインが多く、このスニーカーは強烈な印象を与えていたと思います。
プラスチックパーツ
最初に目に入るのはプラスチックパーツじゃないでしょうか。
バイザーのように配置したり、ヒールクリップのように配置したりとパーツひとつの動きでスニーカーのシルエットや印象を変更できる斬新なアイデアはこのスニーカーの最大の特徴で強みだと思います。
マルチな配色
ラフシモンズの作るスニーカーをご存知の皆さんには当たり前でしょうが紹介させてもらいます。
複雑な配色は同時期リリースの2足のスニーカーにも通ずるものはありますがどこかレトロな配色はこの「RSレスポンストレイル」を差別化していると思うので紹介させていただきます。
メタルパーツ
「RSレスポンストレイル」のシリーズの中には「RSレスポンストレイルロボット」というスニーカーが存在します。
2015A/Wはヴィンテージの宇宙服と宇宙空間からインスピレーションを得て、ラフシモンズが創造した”スペースルック”が公開されました。
確かに光沢素材やマットな素材、 モールド成型と機械加工で本物のクロージャーやジッパー、ストラップのように仕上げているのも特徴的ですが最初にメタルパーツが目に行くのは避けられないのかなと思います。
特に「RSレスポンストレイルロボット」はフェイク品が多いみたいですがこのメタルパーツがチープもしくはメッキ塗装で作られているものらしいので見分けがつきやすいのかなと思います。
人気のワケ
もう人気のワケも説明不要ですしょうが一応説明させてもらいます。
表情に変化を与えるヒールスポイラー
この唯一のヒールスポイラーは「RSレスポンストレイル」が人気の理由のひとつです。
先ほど説明したようにバイザーのように前に配置したり、ヒールクリップのようにかかと後ろに配置することによって表情が変化します。さらに2つのサイズの違うヒールスポイラーは別々に配置したりと幾つもの変化のつけようがありかなり幅が広がるのが人気の理由なのです。
他の追随を許さない自由奔放な色使い
ラフシモンズならではコミックブック調の美的センスが落とし込まれたこのカラーセンスは抜群です。
見た目のインパクトだとスタイリングに取り入れずらそうですが実際に履いてみると不思議なもので主役のアイテムにもなります。しかもハズしにもなるので、少し違ったクリエイティブさが人気の理由になっています。
RSレスポンストレイルの購入理由とレビュー動画
皆さんの待望のレビューです(笑)海外レビューを引用してて直訳なため変な言い回しもあるかと思いますがご容赦ください。。。
購入を決めた7つの理由
- 派手なカラーリングに惚れて購入した。
- ラフシモンズの提案する今までにないたくさんの斬新なアイデアが私を興奮させた。
- 元のモデルを想像させないほどの変化に驚き気に入った。
- 購入を迷っていたところセールになっていたので購入してみたが満足している。
- 知人のバイヤーにこのスニーカーともう一つのスニーカーを相談したらRSレスポンストレイルを勧められて購入した。
- 多くの人が避けるであろうカラーリングは逆に誰とも被らないと思って購入した。
- 機械的な見た目は未来のスニーカーを履いているみたいだ。
購入に至らなかった4つの理由
- このスニーカーは好き嫌いが分かれるだろう。
- 購入した知人はトレイルシューズとしての価値はないと言っていた。
- この靴のスペックに530ドル出すには高すぎると思った。
- 未来のスニーカーは現代で履くものではない
海外のレビュー動画
英語のレビューですが独特なデザイン、細かなディティールやサイズ感も確認できると思うので是非見てください。
インスタから見る#RSレスポンストレイル
海外セレブのOOTD#RSレスポンストレイル
ジャスティン・スカイ
ストリートシーンを席巻するR&Bシンガーのジャスティン・スカイもお洒落女子にも大人気の「RSレスポンストレイルロボット」愛用者みたいですね。
ウェール
フューチャー
ASAP ファーグ
今やファッショニスタ集団としても注目されるラッパー集団のASAP Mobのメンバーの一人、ASAP ファーグも着用してます。