”#ラフシモンズ:オズウィーゴ”
ラフシモンズ スニーカー大図鑑でもご紹介させて頂いたラフシモンズ ×オズウィーゴ。今やメンズデザイナー界のトップクラスにいるラフシモンズ。カルバン・クラインを去ったとはいえ2001年のコレクションで登場したカモフラボンバージャケットは約500万円でリセール市場で売買されるほど彼のアイテムとデザインには価値と需要があります。
そんな天才デザイナーラフシモンズ の独特な感性で構築されたカラーリングやフォルムは魅力的なアイテムばかり。ラフシモンズの歴史には欠かせない 「ラフシモンズ」と「adidas」とのコラボレーベル 『adidas by Raf Simons』 中でも人気なRSスタンスミスと対をなす人気のダッドスニーカー「オズウィーゴ(Ozweego)」。そのヒミツに迫っていきましょう!
RSオズウィーゴのヒミツ
RSオズウィーゴが人気なのは皆さんご存知でしょう。しかし、どういった経緯で制作されたのか、オリジナルのオズウィーゴのことは知らないって人多いと思うんです。
なので皆さんにもOzweegoのこと知ってもらいます(笑)知ってるって方はスクロールお願いします(笑)
オズウィーゴとは
まずはRSオズウィーゴの原型モデルのオズウィーゴについてです。
このスニーカーは1990年代後半、見ての通りランニングシューズとして世間に出回りました。しかしオズウィーゴは残念なことに廃盤となってしまいます。
ここからどんな変化があってRSオズウィーゴになったのでしょうか。。。気になりますね。
YouTubeで唯一のレビュー動画見つけたんで載せておきます!
RSオズウィーゴの誕生
ラフシモンズはスタンスミスだけでなく「レスポンス」と「オズウィーゴ」も刷新するためにアディダスのアーカイブにも目を向けました。
そして2013年に発表された「RSオズウィーゴ」は根本的に元のデザインとは全く違うデザインで単なるビンテージスニーカーのレプリカと思えるものではありません。
ラフシモンズは靴のみに焦点を当てず全体のシルエットを創造するためのアクセサリーとして考えこのシルエットの「RSオズウィーゴ」がリリースされました。
しかし、この時はまだフルスキニーパンツが流行の時代でした。当時、「RSオズウィーゴ」のようなシルエットのスニーカーはフルスキニーパンツとは合わないと思われており、注目されるまでに時間がかかりました。。。
RSオズウィーゴの特徴
もともとがランニングシューズの「オズウィーゴ」がラフシモンズの解釈でどう変化したのか。特徴的な「RSオズウィーゴ」のパーツを見ていきましょう。
シリコンパーツ
まずはこのシリコンパーツが一番特徴的じゃないでしょうか。サイドやシュータンにデザインされたシリコンパーツは「RSオズウィーゴ」を類を見ないデザインにしています。
近未来的な形
「RSオズウィーゴ」といえばブームの先駆けになったシルエット。ボリュームのあるソールにタイトなアッパーはロボットのようなシルエットじゃないですかね(笑)
当時は受け入れずらかったこの近未来的な形も5年後には大旋風を巻き起こしました。
カラーリング
もちろんカラーラインナップもそうですがアッパーとソールではっきり分かれたツートンや複雑で鮮やかなカラーワークも「RSオズウィーゴ」の特徴でしょう。
あのスニーカーブームのトリガー!?
皆さんは2018年に大流行したスニーカーブームを知っていますか?
今、街中で見るスニーカーのほとんどがダッドシューズ・アグリースニーカーと言われるものだと思います。
今までのモードにアンチテーゼを提唱するデザインが逆にモードと言うことで各ブランドが独自の解釈でダッドシューズをデザインしました。
このダッドシューズが大旋風を巻き起こした2018年から遡ること5年。2013年にダッドシューズの特徴を備えたスニーカー「RSオズウィーゴ」が誕生しているのです!!これが「RSオズウィーゴ」がダッドシューズブームのトリガーと言われる理由です。注目されるのに時間はかかりましたがやはり1990年代から時代を先取りしトレンドを作る天才デザイナー「ラフシモンズ」流石です。
ダッドシューズとは
さっきからダッドシューズ、ダッドシューズ言ってるけど実際ダッドシューズって何?ってなりませんか?
DAD=お父さん(ダサいおっさん)が履いているような底が厚くぼってりとしたシルエットのスニーカーのことを言います。野暮ったいデザインながらもレトロなデザインやボリューム感が特徴的でコーディネートのハズし役として海外セレブやファッショニスタを中心に人気となり、今や一足は持っておきたい鉄板アイテムになりつつあります。アグリースニーカーとも呼ばれます。
代表的なダッドシューズと密かに注目するダッドシューズ
ラフシモンズ RSオズウィーゴ
今回の主役「RSオズウィーゴ」。ダッドシューズ大旋風の先駆けです。
LVルイ・ヴィトン アークライト
LVルイ・ヴィトンのアークライトも「RSオズウィーゴ」と同じくダッドシューズの火付け役となって海外セレブの中でも特にファッションセンスとインスタやsnapchatなどのSNSに強いジェイデン・スミスが愛用するなどして非常に注目を集め。日本でも三代目 J Soul Brothersや上のインスタのように元AKBの指原莉乃さん、小嶋陽菜さんなど女性芸能人も愛用したことなどから常に品切れ状態でリセール市場でも一時価格が急騰しました。
トリプルS
ダッドシューズの火付け役。説明不要のスニーカーキング。「VETEMENTS」のデザイナーの「デムナ・ヴァザリア」がアーティスティックディレクターになって以降勢いはとどまることを知りません。
Yeezy 700
HIP HOP界のカリスマ、カニエウエストが手掛けるイージーシリーズ、初のダッドシューズ。カニエ軍団である多数のラッパーたちもyeezy 700を愛用している。
サンダースペクトル
PUMAから出た雷が落ちた瞬間をイメージしたスタイリッシュなデザインのスニーカー。
BONDAI6
フランス発のトレイルランナーのために開発されたシューズブランド「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」の代表的なダッドスニーカー。類を見ない厚さのミッドソールはまるでマシュマロと言われており柔らかいクッショニングと軽量感は最高の履き心地でしょう。
イーシプサムチョンユクオ
韓国の人気ユニセックスブランド「23.65(イーシプサムチョンユクオ)」のトレンドをおさえたダッドスニーカー。
オズウィーゴの世間の評価と動画レビュー
ここまで「RSオズウィーゴ」のことやダッドシューズについて紹介してきましたが世間の評価も気になりますよね?
特に購入考えててここまで読んでくれた方は気になってると思います。
海外のレビューも含まれてるんで変な翻訳になってたらごめんなさい。。。(笑)
購入の決め手になった9つの理由
- メッシュのアンダーレイからレザーのアクセントまで豪華なディティールと素材が気に入った。
- ラフシモンズのスニーカーはほかのデザイナーのスニーカーと比べてデザインにエッジが効いていて万人には好かれないが自分は気に入ったので購入した。
- 購入した知人が弾性クッションが快適で足の疲労も軽減されるというので購入した。
- Adiwearアウトソールのきれいな外観と耐久性が気に入った。
- RSオズウィーゴに高級感と限定感を与えている 革、メッシュ、ゲルとゴムのブレンドのようなデザインが魅力的だった。
- アディダスのスリーストライプのロゴをかかとの裏に配置したデザインが好き。
- RSオズウィーゴは細部にわたる複雑さがうまく設計されデザインされている。
- 1990年のオズウィーゴデザインの復活スニーカーは世界にとって歓迎されるものだった。
- 知り合いのバイヤーが購入した靴の中で一番丈夫で高品質だと言っていた
購入に至らなかった3つの理由
- 自分の服装には派手なデザインが合わないと思った。
- 快適さやスタイルの面でこのスニーカーのスペックでは値段が高いと感じた。
- 復活ストリートウエアシューズにしては420ドルは高いと感じた。
レビュー動画
すべて海外の方のレビューですが細かいデザイン、ディティールやスタイリングも見れます。
YouTubeにたくさんレビュー動画あるんでとりあえず3つ紹介します。物足りない人は検索してみてください(笑)