“#トムフォード – Tom Fordの歴史”
サンローランの上互換ブランド「トムフォード – Tom Ford」という最高級ラグジュアリー
世界最高レベルのメンズモードセクシーを手掛け続けている「トムフォード(Tom Ford)」
いつの時代もファッションのトレンドや流行りスタイルは頻繁に駆け回り世界中を巻き込んだ大渦を立てていますが、どんな時代になっても廃れることのない「モード」というジャンル、そして名声を手に入れた彼らのブランドネームは決してこの先も忘れ去られることのない地位を築いています。
今回はそんな「トムフォード – Tom Ford」のブランド歴史をご紹介をしていきたいと思います。
他ブランド歴史についてもこれまで数多くご紹介をしてきましたが、是非今回の記事もじっくりとお楽しみください。
ブランド名 | TOM FORD (トムフォード) |
設立年 | 2005年 トム フォード社設立 |
創立者 | トム・フォード ドミニコ・デソーレ |
公式サイト | https://www.tomford.com/ |
SNS | TOM FORD (@tomford) Instagram TOM FORD (@TOMFORD) Twitter TOM FORD – ホーム | Facebook |
ハッシュタグ | #トムフォード hashtag on Twitter #トムフォード hashtag on Instagram #tomford hashtag on Instagram #tomford hashtag on Twitter |
クリエイティブディレクター・デザイナー | トム・フォード |
愛用する男性有名人・著名人 | ハリウッドセレブのブラッド・ピット、ジョニー・デップ、日本俳優の伊勢谷友介、日本アーティスト、福山雅治、今市隆二 |
愛用する女性有名人・著名人 | 海外アーティストのレディー・ガガ、女優のアンジェリーナ・ジョリー、モデルのケンダルジェンナー、カーリージェンナー、日本モデルのローラ、ダレノガレ明美 |
「トムフォード – Tom Ford」世界最高峰ラグジュアリーブランド
今ではブランドの全てが世界中のメンズへと新たなファッションの概念を提案し続けています。
すでにメンズからウィメンズともにフルコーディネートである、アウターからトップス、ボトムスにソックスからキャップとバッグまで、他アクセサリーにも幅広い展開をしております。そして今でこそ世界的ファッションブランドとして多くの人々に愛されていますが、近年ではその活動の肥大化が生み出したフレグランスラインでも非常に高い評価を得ています。
2004年にグッチを去り翌年に設立を果たす2人の天才
トム フォード自身、幾多も有数のファッションブランド陣営の中でクリエイティブディレクターとしてブランドとブランドを行き来してきたという何ともユニークな経歴を持った彼の様な男は他にいないでしょう。
かくいう、彼自身はかのイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のクリエイティブディレクターに就任した10年後にはブランドの売上げ額を約10倍以上に増加させ、彼の手掛けるサンローランでの新しいデザインが世間から高く評価されました。そこからは早く、今も尚業界の中でも伝説として語りつがれることとなり、後にこの復活劇を「トム・フォード シンドローム」と呼ばれる称えらる様になります。
その後は1999年にて「ウィメンズ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、2000年以降はグッチのクリエイティブを統括しながらも引き続きイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)及びグッチグループ全体のクリエイティブ・ディレクターを兼務していたものの、自身のブランドを立ち上げるという決意を胸に当ブランドを去ると、トムフォード – Tom Fordを立ち上げることとなります。
世界展開に大きな拍車を掛けたブランドの転換期
そして設立から直ぐの2006年頃を迎え、トムフォードは今のブランドデザインの前進的デザインである「クラシックスタイル」をベースにした精緻手法を駆使し数多くの美しいアイテムラインを創り上げることとなり、そのデザイン性が高く評価され始め次第にメンズラインを中心としたブランド展開を開始しその流れに乗りウィメンズラインをも始動することとなりました。
同年ではフレグランスラインも発表、アパレル以外のアイテムラインを手掛けることはファッションブランドでは良く聞く話ではあるがトムフォードの手掛けた偉業というものは他とは全く異なり、当時初めて発表をした「ブラック オーキッド」という香水アイテムはリリース直後に世界各国で即完売。
その異例の売り上げに目をつけたトムフォードはウィメンズ用のコスメラインも拡充着手することとなりました。近年大きな話題ともなった映画「007/慰めの報酬」からは、ジェームズ・ボンド着用のスーツデザインを担当したことでも更にその人気と名声をひときわ大きくしたと言えるでしょう。
創立者兼デザイナー「トムフォード – Tom Ford」という鬼才
「トムフォード(Tom Ford)」を世界ブランドへと異例の速さで牽引してきた1人の天才は今やファッションデザイナーという肩書き以外にも様々な事業を展開する実業家としても知られ、その他にも近年では俳優として映画へと出演、映画監督としても自身が納めたフィルムを世界各国で上映するという、なんとも多々な面に精通するマルチクリエイティブな才能を開花しています。
しかし、なんであれ今や多方面でも高い評価を受ける彼ですが全ての原点はやはり「ファッション」
彼のルーツであり基軸となる、そんな彼の歩んできたファッションの道を辿っていきたいと思います。
1962年にテキサス州オースティンで生を授かった天才
創立者であるトムフォードは1962年テキサス州オースティン出身であり彼の原点はこの幼少期の頃から青春時代を過ごしたこの期間であると言えるでしょう。
幼少の頃からファッションに興味はあったものの周りの環境では当時アートとアメリカという映画文化の栄えた国に生み落ちたが故か俳優業を夢みる友人の中でこの二つを追いかける日々となります。
パーソンズに編入し建築学を通しファッションへと興味を持ち出す
10代という人生に花を飾る青春時代をアメリカはニューメキシコ州にあるサンタフェという町で過ごしたトムフォードは当時を振り返り「誰よりも興味を示せることに対しては積極的に勉強をする子であった」と語っています。
そして高校卒業後には当時興味があったアート分野を専攻したくニューヨークへと移り、ニューヨーク大学にて美術史を学ぶこととなります。しかし勉学に勤しむ反面、俳優という役者業に対しても興味を抱き始め、二つの両立は厳しかった当時の環境で彼が下した決断は「俳優一本で進むこと」
大学を自主退学した後は、個人で俳優業を勤しみ始め、キッカケともなった在学中でのCM出演時に関わった関係者を伝い歩き様々な媒体へと登場し始めることとなります。
しかし、その俳優業を行っている傍ら再度アートに対し興味を強く抱き始め、そして同時にファッションにも興味を持ち、NYのパーソンズへ入学。新しいことを経験し学んだことで更に彼はファッション業界への興味がとても強くなりファッション業界で働きたいと考えるようになりました。
業界へと足を踏み込み世界の名だたるブランドを昇華させた鬼才の素顔
キャシー・ハードウィックのデザインスタジオ「ペリーエリス」を始めの職場として決めた彼は、入社後から直ぐにデザインディレクターへと就任することになります。
その後1990年にニューヨークからミラノへと移り、グッチ(GUCCI)のレディス部門のデザインを担当。彼の才能がブランドへと変革をもたらし、94年にはクリエイティブ・ディレクターへと就任しました。
当時を振り返るとグッチ(GUCCI)はあの「お家騒動」の真っ只中。業績不振に悩んでいた当時、前クリエイティブ・ディレクター「ドーン・メロー」が必死で再建努力の最中であり、そんな中で彼から背中を押される形で新クリエイティブディレクターにトムフォードが抜擢されるという異例の就任。
ここから「トム・フォード シンドローム」が巻き起こります。
トムはブランドの顔「グッチのロゴ」を見直し、これまでのグッチが掲げたクラシックなイメージを払拭「セクシーでゴージャスでありモードなグッチ」という今のブランド姿をデザイン。これまでのグッチの従来の姿を一新した時代の変わりを切り開きます。
2000年以降にはイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の買収に伴り、サンローランのプレタポルテ部門「リヴ・ゴーシュ」のクリエイティブディレクターを兼任。それほどにファッション業界が彼を求めていました。
受賞経験も数知れず、中でも功績の高いVH-1の「ファッションズ・フューチャー・ベスト・ニュー・デザイナー賞」、 「メンズウェア・アンド・ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ジ・イヤー」、 「ウィメンズ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。2000年以降では、グッチ(GUCCI)のクリエイティブを統括しながらイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)とグッチグループ全体のクリエイティブ・ディレクターも兼務することとなりました。
「トムフォード(Tom Ford)」のブランド展開
彼の変則的でありながらも確かな功績と実力は今やファッション業界内のデザイナーや創立者の中を見ても彼以上にユニークな人物はいないでしょう。
既にメガネやサングラスを代表とするアイウェアからアパレルラインまでを牛耳った皇帝「トムフォード(TOM FORD)」というブランドは世界中のファッションラバーを魅了し続けそのブランド展開の速さは異例であったとされます。
Instagramでも大人気!海外ファッションラバーから愛される「トムフォード(Tom Ford)」
メガネやサングラスを代表とするアイウェアブランドとしても人気を博し高い支持を受けているトムフォードですが、今回はそんな メガネやサングラスを使った海外のおしゃれなファッションラバー達のコーディネートを少しご紹介していきたいと思います。
今年の夏にお勧め!日本全国で取り扱われる彼らのアイテムラインの数々
トムフォードは様々なアイテムラインを展開しておりそのどのジャンルでも高い人気を受けているのは周知の事実であります。
またスーツや財布からネクタイに眼鏡メガネ、サングラスはさることながら、夏には必須の「香水」などの化粧品類も人気が高いです。高いアイテムからそこまで厳しくはない安価なものまでを幅広く取り扱っている全国の百貨店から直営店にて購入が可能となっていますのでご興味のある方は他記事にてご紹介をしている各種トムフォードのアイテムラインについての記事もご覧になられてみてください。
まとめ
如何でしたでしょうか。
トムフォードというハイラグジュアリーブランドの起源から創立者である彼自身のファッションデザイナーとしての経歴を今回はご紹介してきました。いつまでも廃ることのない美しくもセクシーである当ブランドは今以上の更なる飛躍を起こすでしょう。