後編『Chrome Heartsの歴史』三つのブレイクポイントとクロムハーツ年表 #クロムハーツ大図鑑 Vol.2

“Chrome Hearts History Sequel”

1989年 一つ目のブレイクポイント

ブランドを設立した翌年の1989年、リチャード・スタークの友人が監督を務めた映画「チョッパー・チップス・イン・ゾンビー・タウン(Chopper Chips In Zombie Town)」で衣装を担当することになりました。この出来事がスタートしたばかりのブランドだったクロムハーツの最初の大きな転機となりました。
※ 映画”Chome Hearts”、Chopper Chicks in Zombietownのタイトルが有名になって後々タイトルが変更された)

via
Chopper Chicks in Zombietow

当時のことについてリチャードスタークはこのように語っています。

そのころは制作費もなかった。だから高価なシルバーの装飾も何もなく、今見ても誰もクロムハーツだとは気づかないだろうね。

リチャード・スターク

と、言うほどシンプルなレザーライダースでしたが、この衣装担当の一件の噂がたちまち広がり、バイカーの中で人気が出はじめたのです。もともと、当時のクロムハーツはレザーのバイカーウェアが中心でウェア用にオリジナルのボタンやジッパーなどのパーツを作って販売していましたが、この人気の高まりを受けてそれらを独立したパーツとして商品化、販売することになります。

二つ目のブレイクポイント

独立したパーツを商品化、販売によりバイカーからさらに人気ミュージシャンたちへと人気と評判が広がっていきました。”ガンズ&ローゼズ”のボーカル「アクセルローズ」やギタリスト「スラッシュ」がクロムハーツのシルバーアクセサリーを愛用していたことからさらに広く知れ渡り、更なるブレイクのきっかけとなりました。

80年代から90年代から全盛期を迎えたハードロックというジャンルは、特にバイカースタイルを愛するようなファンを多く抱えています。時代の流れに乗ってクロムハーツは高級シルバーブランドとしての地位を確立させています。過去にリチャード・スタークは氷室京介との対談時に

ブレイクのきっかけはガンズだが、ロックスターと呼ばれる人間の中で初めてクロムハーツを愛用してくれていたのは、セックスピストルズのスティーヴ・ジョーンズだった

氷室京介との対談時のリチャード・スターク

と語っています。そのことからわかるように、クロムハーツの歴史、ブレイクのきっかけにはロックやパンクといった音楽との密接な関係性があるのです。これは「ラフシモンズ」や「ヴァージル・アブロー」とも通ずるものを感じます。

1990年 日本のクロムハーツの聖地

1990年、日本で初めてクロムハーツの正規代理店が登場しました。岩手県盛岡市にあるセレクトショップ、「ガルフ インテレクチュアルギャラリー」(GALF Intellectual Gallery)でした。岩手県というロケーションでありながらも、商品のラインナップはニューヨーク店に続いて世界第2位、もちろん国内ではトップの取扱いを誇り、当時は「クロムハーツの聖地」とも呼ばれており、足繁く通う芸能人も多かったといいます。また、リペアは無料、カスタムも自由にできるショップとして有名でした。

1991年 コムデギャルソン青山が取り扱い

1991年には、コムデギャルソン(COMME des GARCONS)青山が一時的に代理店となってクロムハーツを取り扱いを始めました。リチャード・スタークは、パリで開催されたコムデギャルソンオムプリュスの1991S/Sコレクションのショーにも出演します。また、感謝の意を表して、ギャルソンのシャツのボタンをクロムハーツのシルバーボタンに付け替えるなどの他、タグに書かれた「COMME des GARCONS」の文字を「CHROME des GARCONS」に書き換えるというウィットも披露したそうです。これがコラボレーションの始まりと言われています。

1992年 三つ目のブレイクポイント

さらに、クロムハーツにとって大きな飛躍のきっかけが訪れます。1992年、アメリカファッションデザイナーズ協会(CFDA)のアクセサリー部門で最優秀賞を受賞しました。これによって、バイク愛好家やロックミュージシャンだけでなくアメリカのセレブを中心に爆発的な広がりを見せ一般の消費者へと一気に人気が拡大していきました。

ユナイテッドアローズとの契約

CFDAのアクセサリー部門の最優秀賞を獲得したのと同じ年に国内有数のセレクトショップ、ユナイテッドアローズが正式に取扱いをスタートします。

1994年 ハリウッドに本社移転

マリブで設立したクロムハーツの本社をハリウッドに移転します。

1995年 レナード・カムフォート脱退

創設者のひとで天才彫金師の「レナード・カムフォート」がクロムハーツを脱退します。

1996年 直営ショップ第一号オープン

「CHROME HEARTS N.Y」がオープン。

1997年 「ユーティカ」オープンから怒涛のオープンラッシュ

1997年には実験店として、国内初のクロムハーツ専門のショップをユナイテッドアローズ原宿本店前にオープンします。その時のショップ名が「UTICA」(ユーティカ)でありこれは、リチャード・スタークの生まれ故郷の名前です。クロムハーツにとって重要な実験店であったことを物語っています。

その後は、1999年12月にはクロムハーツ東京「CHROME HEARTS TOKYO」が南青山に、2001年には実験店であった「UTICA」が「CHROME HEARTS HARAJUKU」としてリニューアルされました。大阪店「CHROME HEARTS OSAKA」もオープンされ2008年には名古屋店「CHROME HEARTS NAGOYA」、福岡店「CHROME HEARTS FUKUOKA」がオープンさせます。実験店「UTICA」を除けば日本初のクロムハーツ専門店だったクロムハーツ東京が、
「at home -家のように感じられる店-」 をコンセプトに大々的にリニューアルされました。2階では世界初となる「クロムハーツの住空間」を提案し、実際にリビングやダイニング、ベッドルーム、バス、トイレなどの空間までも作り出されました。

さらに、2010年には銀座店「CHROME HEARTS GINZA」、2011年に神戸店「CHROME HEARTS KOBE」、2013年に梅田店「CHROME HEARTS UMEDA」、2014年に福岡店「CHROME HEARTS FUKUOKA」がオープン(旧CHROME HEARTS FUKUOKAはCHROME HEARTS HAKATA DAIMARUに改名)しました。

2000年 もう一人の天才彫金師との別れ

直営ショップ第三号となる「CHROME HEARTS L.A」がロサンゼルスにオープンしたのと同じ年にスタンリー・ゲスもクロムハーツを脱退しました。

2002年 伝説のロックバンドとのコラボレーション

イギリスのロックバンド「ローリングストーンズ(The Rolling Stones)」とのコラボレーションを発表し、バンドの象徴的な「唇と舌」をモチーフにしました。

2007年 xコムデギャルソン

日本が誇るデザイナー川久保玲もクロムハーツのライダースに魅せられた一人です。もともとクロムハーツを初めて日本で紹介したブランドはコムデギャルソンでしたから、そのコラボレーションはもっともなところでしょう。コムデギャルソンが運営するコンセプトショップ、ドーバーストリートマーケットギンザでは、クロムハーツとコムデギャルソンがコラボしたTシャツやパーカなどを限定でリリースしています。

同年には1946年11月4日、ニューヨーク市で生まれ、エイズによって42歳の若さで亡くなってしまった写真家、ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)。そんなメイプルソープとのコラボレーションが実現しました。

2006年11月のとある日、ニューヨークの一角でクロムハーツのデザイナー、リチャード・スタークがブラジルの友人たちと夕食を楽しんでいる時に、誰かが「もし今、ロバートが生きていたら、きっとクロムハーツを着けていたにちがいない」とつぶやいたことが、そのきっかけでした。

2010年 xリックオウエンス

リックオウエンスとのコラボレーションスニーカーは、リックオウエンスのハイカットスニーカーで名作と呼び声の高いジオバスケット(GEO BASKET)、通称”ジオバス”を使ったものです。サイドジップの持ち手とスニーカーの背面にはダガーが、特徴的な長いタンにはCHプラスのワンポイントとセンターにCHクロスが付けられており、さらに、レースホールのハトメは全てシルバー製オリジナル、シューレースの先端にもシルバーのチップが付くという豪華仕様でした。

シューズ類では、コンバース(Converse)バンズ(Vans)、ムートンブーツで知られるアグ(UGG)とのコラボレーションをしています。コンバースの名作オールスターをベースにしたモデルの中には、シューレースの部分が全てベルト締めになっており、5列のレザーベルトそれぞれにシルバーのバックルが付いたタイプもあり、迫力のビジュアルでファンを唸らせました。

また、アパレルではアベイシングエイプ、カシミアのブランド、ジ・エルダー・ステイツマンなどとコラボレーションしています。

溺愛の娘がデザイナー!?

リチャード・スタークには、3人の愛娘がいます。長女、ジェシー・ジョー・スターク(Jesse Jo Stark)、次女、フランキー・ベル・スターク(Frankie Belle Stark)、そして三女のクリスチャン・スターク(Kristian Stark)。かつてインタビューを受けた時に「クロムハーツの一番のファンは誰?」という問いに対して「それは娘だね」と言わしめるほど溺愛しているようです。

その長女であるジェシー・ジョー・スタークは、まだ20代ながらも現在クロムハーツでヘッドデザイナーを務めるまでになっており、既に10代の頃にはあのスニーカーの人気ブランド、VANS(ヴァンズ)とのコラボレーションを果たしています。

クロムハーツに新しい風が、、、

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2010-2011秋冬コレクションでは「ピートパンク」(PETE PUNK)と名付けられたジェシーデザインのフルコレクションも発表されました。従来のクロムハーツは、どちらかというと無骨で重厚、ゴシックでハードロックなイメージが強いデザインが主でしたが、ジェシーが手がけるデザインは、ややパンキッシュなテイストが強かったり、ネイティブや女性的で繊細なイメージを備えたラインナップとなっています。

この辺りのテイストの違いについては、ジェシー・ジョー・スターク はこのように語っていました。


パパは何も変えたくない派。でもママは完全に新しいモノ好き。私はその中間。だから皆で言い争いになっちゃう。でもそこから新しく良いものができるの

ジェシー・ジョー・スターク

また、クラッシュ(The Clash)、ランシド(Rancid)、ミスフィッツ(Misfits)などのバンドを挙げ、自身を形成したバックグラウンドにはパンクロックが大きく影響していることを明かしています。

2012年 聖地の終焉

ユナイテッドアローズとの事業拡大が続いたその一方で、日本初のクロムハーツ正規代理店であったインテレクチュアルギャラリーは、2012年をもって契約を解除、取扱いを終了してしまいます。現在は、リチャード・スタークと伊藤忠商事の共同出資によって設立されたクロムハーツジャパン有限会社が、アジア(香港を除く)でのクロムハーツ商標権を持っており、日本国内においては、ユナイテッドアローズが唯一の正規代理店となりました。

ユナイテッドアローズとの別れ

長きに渡って協力してきたクロムハーツとユナイテッドアローズですが、どのような理由によるものかは発表されていませんが、ユナイテッドアローズの取締役社長が代表を務める新会社「CHROME HEARTS JP 合同会社」を設立し、2016年10月1日付けで簡易吸収分割によってクロムハーツ事業の権利を同会社に継承しました。そしてその会社から複数回に分割して、リチャード・スタークが運営する「CH Holding Company」へと譲渡されることとなりました。これは、1999年に締結したライセンズ契約が2016年9月いっぱいで満了するタイミングに合わせて行われるもので、2024年12月末までに段階的に進められるとされています。

これによって、日本国内で正式にクロムハーツを取り扱う代理店はなくなることになりました。今後の日本での展開は、クロムハーツファンなら注目するところです。

奇才とのコラボレーション

ガレス・ピュー(Gareth Pugh)は、「売ることを考えていない」という指摘を受ける一方で、世界的なファッション誌ヴォーグ(VOGUE)の編集長アナウィンターをして「彼が天才であることは否定できない」と言わしめる奇才デザイナーです。そんなガレス・ピューとも、クロムハーツはコラボレーションしています。このコレクションは、イギリスを代表する高級百貨店のひとつ、セルフリッジズ(Selfridges)にあるザ・ワンダー・ルーム(The Wonder Room)内のクロムハーツショップ限定で、2014年1月から販売されました。

このコラボレーションを実現するにあたって、デザイナーのガレス・ピューはロンドンとロサンゼルスを何度も行き来し、クロムハーツの工房を訪ねるだけに収まらず、リチャード・スタークの自宅で家族や友人たちとも時間を共有することで、様々なインスピレーションを得たそうです。また、ガレス・ピュー自身は「私にとって美しさとは、力強さを意味している。かつて自分のデザインするものを『現代的な鎧』と言い現わしたことがあるが、それがクロムハーツのスピリットと非常にマッチしていると感じた」と語っています。

このコラボコレクションが発表される前年の2013年の10月に、クロムハーツがガレス・ピューのためにディナーパーティーを開催しているそうです。ロサンゼルスのマリブ市内で開かれたそのパーティー会場には、ガレス本人はもちろん、リチャード・スタークの妻であり、クロムハーツの共同経営者であるローリー・リン・スタークや、スーパーモデルのシンディ・クロフォード、その夫であり実業家のランディー・ガーバー、女優のケイト・ハドソンなどが顔を揃えていたとのことです。

2016年 xベラ・ハディット

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当時、最も勢いのあるモデル、ベラ・ハディッドとのコラボアイテムはアパレルラインの中でも高い人気を誇っています。ロゴTシャツやフーディ、レザーのキャスケットなど、女性のためのアパレルとして昇華したクロムハーツの雰囲気が人気です。

ベラは2016年のGQアワードで、モデル・オブ・ザ・イヤーに輝き、ヴェルサーチやディオールなど様々なビックブランドでモデルを務め、このコラボではデザインを担当しています。このコラボはアメリカを中心に世界中で高い話題を呼び、メンズのイメージが強かったブランドを女性でもカッコよく身に着けられるブランドとして展開し、今ではクロムハーツのシルバーやアパレルを身に着ける女性も多くなりました。


様々なブランドやモデル、女優、ショップとのコラボレーションを活発に行っています。そのシルバー、アパレルアイテムを軸に、ボーダレスに活動をしています。 特に大物女優ケイト・ハドソンがクロムハーツのためにデザインしたジュエリーのコレクションである「CH+KH」は、これまでのブランドのハードなイメージとは違った新しいデザインの提案により、女性ファンを増やしたコラボラインでもあります。

2018年 「ヴァージル・アブロー」の「Off-White」とのコラボレーション

大人気ストリートブランド、オフホワイトとのコラボアイテムはマイアミで毎年開催されているアートフェスティバル、アート・バーゼル・マイアミにて突然発表されました。そのアイテムは両ブランドのロゴがデザインされたブラック一色展開のTシャツで、世界の17都市の店舗で販売されました。それぞれの都市名をTシャツに冠していることや、日本でも多くの有名人がSNSなどにアイテムをアップしたことなどで話題を呼び、希少価値の高いコラボとなりました。

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このコラボは2016年に行われ、一度限りと思われていましたが、2018年に再び同ブランドとのコラボアイテムが発売されました。こちらはオレンジカラーのフーディとなっており、またも、特にアナウンスがなく発売されたため、話題騒然となりました。オフホワイトのデザイナーヴァージルはルイヴィトンのデザインナーにも抜擢され、ブランドとしてもかなり勢いのある時期でのコラボであったため、多くのファッショニスタが求めるアイテムとなりました。

計2回のコラボアイテムはどちらもストリートの要素にクロムハーツのハードな要素をエッセンスとして加えたようなアイテムとなっており、第3弾も期待されているコラボの一つです。

まとめ

現在ではクロムハーツはシルバーアクセサリーにとどまらず、ゴールドや石入り入ジュエリーなどのゴージャスなジュエリーが増え、女性にも受け入れられるハイジュエリーブランドとなりました。しかし、今も変わらずクラフトマンシップとブランドのこだわりをどこまでも貫く姿勢は変わっていません。これからも本当に欲しいものを作り、理解してくれる人と共有したいというクロムハーツのブランド創業時の思いは変わることなく引き継がれることでしょう。

今後のクロムハーツの動向に要チェックです!

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モダンなスタイルと遊び心のあるデザインで人気のジュエリーブランドNatasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)。セレブリティや著名人からも支持されているブランドで、多くの愛用者がいることでも知られています。 世界的にも認知されつつあるブランドですが、日本にはまだ未上陸なため、ご存知の方は少ないかもしれませんね。 そこで本記事では、Natasha Zinkoのアクセサリーの魅力を徹底解説。ブランドの概要やデザイナー、最新アイテムやSNSでの反響、おすすめのコーディネートに至るまで詳しく解説していきます。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)とは Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)は、2012年イギリスロンドンを拠点に立ち上げられたファインジュエリーブランドです。 フリースピリットでコンセプチュアルをコンセプトにしたコレクションを展開しており、カラーを豊富に使ったカラフルなデザインや、ボリュームのある独特なシルエットがブランドのベースにあります。 ラグジュアリーな素材をベースに、遊び心溢れる大胆な手法で、彫刻的なアイテムを作り出していることで知られています。 モダンなスタイルと遊び心のある要素を取り入れたコレクションは、業界で高い評価を得ており、世界中の有名デパートやセレクトショップで取り扱われています。また、セレブリティやファッション愛好家からも支持を受けており、世界中から注目を集めるブランドへと急成長しました。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)のデザイナー Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)のデザイナーは、ウクライナ出身のデザイナーで自らの名前がブランドの冠になっているナターシャ・ジンコ氏です。 幼少期は法律を学んでいましたが、ジュエリーへの憧れから、セントラル・セントマーチンズ芸術大学のファインジュエリー科に進学。そこで、ジュエリーデザインのいろはを学びます。 もともと大きなものを扱うのは好きではなかったナターシャは、大学での授業で自分が3D彫刻に向いていることに気付き、小規模なデザインを集中して勉強するようになり、それがジュエリー製作に活かされています。 彼女が作り出す作品は、高品質な素材と斬新なデザインを組み合わせた独自のスタイルで知られており、世界的に注目を集めています。日常生活からすべてのインスピレーションを得ているというナターシャ。創造性豊かな感性が、独特なデザインを生み出しているんですね。 多くの一流ブランドとのコラボレーションも積極的におこないながら、更なる飛躍が期待されている注目のデザイナーです。 Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)の最新アイテム ここからは、Natasha Zinko(ナターシャ・ジンコ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Bunny Bracelet Bunny Braceletは、スターリングシルバーを使用したブレスレットです。ユニークなデザインが特徴で、Natasha Zinkoのアイコンともなっているウサギをモチーフとしたキャラクターがアクセントになっています。手首にしっかりとフィットしてくれます。 Bunny Bracelet Bunny Braceletは、スターリングシルバーを使用したブレスレットで、イエロービーズがアクセントになった可愛らしいブレスレット。カジュアルなファッションにぴったりのアイテムで、手首にインパクトを与えてくれます。 Pink...

【DARKAI(ダーカイ)】伝統とハイファッションを融合させたユニークなデザインが人気のアクセサリーブランドDARKAIの魅力を徹底解説!

個性的で大胆なデザインのアクセサリーを身に着けたいという方におすすめなのがDARKAI(ダーカイ)です。人目を引くアクセサリーの数々は、他とは一線を画すファッショリズムを生み出してくれます。 設立して間もないブランドということもあり、まだご存じではないという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ブランドの概要やデザイナー、アクセサリーの特徴や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで、DARKAIの魅力を徹底解説していきます。 DARKAI(ダーカイ)とは DARKAI(ダーカイ)は、世界がパンデミックの真っ只中だった2020年、イタリア北東部の歴史的な金細工の中心地として知られるヴィチェンツァで立ち上げられた、コンテンポラリージュエリーブランドです。 80年代から90年代にかけたミレニアル世代にも2000年以降に生まれたZ世代にも愛される、デザインされた革新的な製品を生み出すことを目標に立ち上げられました。 ダークサイドに堕ちたジュエリー、もしくは破壊的なデザインと称されるDARKAIのコレクションは、100年以上続く伝統的なファインジュエリーに、アヴァンギャルドなアプローチを取り入れたもので、個性的で大胆、そして人目を引くジュエリーに仕上がっています。 ホワイトゴールドのブレスレットからチャンキーなロープチェーンなど、幅広い商品展開をおこなっており、男女問わず着用できるユニセックスなアイテムが多いのが特徴です。 すべてハンドメイドで作られ、ファイン・ジュエリーの特徴である最高の品質を提供することに努めています。 DARKAI(ダーカイ)のデザイナー DARKAI(ダーカイ)のデザイナーは、イタリアヴィチェンツァの歴史ある宝石職人一家の5代目後継者、Giacomo Zoccai(ジャコモ・ゾッカイ)とLelio Zoccai(レリオ・ゾッカイ)の兄弟です。 パンデミックが世界中に広がり、社会が混乱していた2020年、伝統的なジュエリー作りの古風な原則を覆す絶好の機会と捉え、ブランドを設立することになります。 遊び心溢れるスタイルと奇抜なファブリックを好むこのブランドの傾向は、兄弟のポップカルチャーへの情熱、90年代育ち、そして閉塞的な過去に囚われがちな業界を変革したいという思いや必要性から影響を受けています。 音楽、時事問題、アートといったものからインスピレーションを得た作品は、自由な自己表現をサポートするデザインのアクセサリーとなり、今の新しい世代に対応しています。 アーバンカルチャー、若者主導のムーブメント、卓越したクラフツマンシップといった概念を持ったDARKAIは、すべての時代にリスペクトを持ち、すべての世代に愛されるアクセサリーを作り続けています。 DARKAI(ダーカイ)の最新アイテム ここからは、DARKAI(ダーカイ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Mini Prong Pavé Bracelet Mini Prong Pavé Braceletは、18Kホワイトゴールドで作られたチェーンブレスレット。ファインジュエリーグレードのロゴ入り引き出し式留め具がアクセントになっており、存在感を放つアイテムになってくれます。 Mixed Feelings Bracelet Mixed Feelings Braceletは、18Kイエローゴールドを素材にしたチェーンブレスレット。様々な形や色のベゼルストーンがハンドメイドでセットされています。ホワイト、アメジスト、エメラルドグリーン、ゴールデンイエローの長方形、正方形、ラウンド、ハートシェイプのストーンがミックスされており、手元をカラフルに彩ってくれます。 Paraiba Tennis...

【Charriol(シャリオール)】ケーブル素材を使用したアクセサリーで世界を席巻!ジュネーブ生まれのハイブランドCharriolの魅力を徹底解説!

ヨーロッパ発のブランドとしては珍しい、アジア優先主義のブランドとして、一躍世界的なトップブランドに上り詰めたCharriol(シャリオール)。日本でも1980年代から人気を博したブランドなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。 Charriolというと時計というイメージが強いかもしれませんが、時計と並び称されているのがアクセサリー。今や、Charriolのアクセサリーはトレンドとなっているんです。 そこで本記事では、Charriolのこれまでの歩みや概要、デザイナーや最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しくその魅力についてご紹介していきます。 Charriol(シャリオール)とは Charriol(シャリオール)は、スイスのジュネーブに拠点を置くハイブランドです。高級時計とジュエリーメーカーとして知られており、これまで1,450,000個以上の時計と2,650,000個以上のジュエリーを販売してきました。 Charriolのアクセサリーは、ケルト民族が身に着けている、細い金のワイヤーを幾本もねじって寄り合わせ、それをさらに束ねてよりあわせた装飾品「トルク」がモチーフとなっており、今やこのトルクはすべてのアクセサリーに使われる、Charriolを語るうえで外せないアイコンとなっています。 シンプルかつモダン、そして今までにない独創的なモチーフとして、トルクを採用したアクセサリーは世界で大流行。世界中の多くの人から賞賛され、一躍トップブランドとなりました。 Charriolは、ヨーロッパのブランドながら主戦場を日本と東南アジアにした初めてのブランドとしても知られています。それにはヨーロッパでハイジュエリーブランドを立ち上げるうえでの思惑があるでしょうが、このマーケティングは大成功をおさめ、日本と東南アジアで流行したブランドは、アメリカや中東市場も席巻することになります。 トルク装飾をベースにしながら、カラーバリエーション豊かに揃うアクセサリーは、年代関係なく着用することができ、スタイリングをワンランク、ツーランク引き上げてくれます。 Charriol(シャリオール)の歴史 Charriol(シャリオール)は、1983年スイスのジュネーブを拠点に、フランス人起業家Philippe Charriol(フィリップ・シャリオール)によって立ち上げられたブランドです。 1984年に、ブランドの象徴ともなる、最初のケルトジュエリーが誕生。1990年には最初のブティックが香港とシンガポールにオープンします。1992年にはアジアと中東、アメリカにさらに10カ所のブティックをオープンさせました。 その後さらに事業拡大を進め、1996年に中国、1997年には東京に、最初のブティックをオープンしました。 ジュエリーや時計のほか、ハンドバッグやベルト、筆記具なども展開し、どれも成功を収めたことにより、ブランドは世界に知れ渡り、現在は中国に285のブティックをはじめ、3,800の小売店、800以上のセレクトショップなど世界中で販売されています。 Charriol(シャリオール)のデザイナー Charriol(シャリオール)のデザイナーは、ブランドの冠にもなっている、先ほどのご紹介したPhilippe Charriol(フィリップ・シャリオール)で、今の時代には珍しい家族経営のブランドです。 フィリップは、もともと宝飾業界で成功をおさめていた、敏腕エグゼクティブ・ディレクターとして名の知られた存在でした。しかし1983年、既に40歳になっていたフィリップは、それまでの地位を捨て、いちから自身の会社を設立することを決意。周囲は反対していましたが、それを押し切ってまでブランドを立ち上げることには意味がありました。 アートと歴史をこよなく愛するフィリップは、自身の思い描くコレクションを作り上げたいという思いと、自身が考えるマーケティング戦略を、自身のブランドで作り上げたいという思いがあったということ。それを実現するため、1983年Charriolを立ち上げることになります。 自らの名を冠するブランドにふさわしい、ブランドアイコンとなるべきモチーフを探してフィリップは、どのジュエリーブランドも使っていない独創的なデザインを、あの大英博物館のケルト民族の展示スペースで見出します。これが「トルク」との出会いとなります。 「トルク」を使ったジュエリーは大ヒットを記録。瞬く間に世界を代表するデザイナーの一人に数えられるようになります。 また、大のモーターレース好きで、多数のモーターレースの協賛を行っていたことでも知られており、自身もドライバーとして数々のレースに参加していました。 もう一人、Charriolのアクセサリーデザイナーとして忘れてはならないのが、フィリップの長女コラリー・シャリオールです。 ここ数年、多くの大手メディアで取り上げられることが多くなった、シャリオール人気を支えているのはコラリーの手腕によるもの。ジュエリーアイテムの責任者である彼女は、自身が生まれたハワイからインスピレーションを得た、カラフルなハッピーカラーのアクセサリーで、Charriolに新風を吹き込んだといわれています。 色彩感覚が豊かなコラリーと、それを補佐する、抽象図形デザインが得意な長男のアレキサンダー・シャリオールの二人が織りなす新感覚のアクセサリーは、多くの人々から賞賛されています。 順風満帆なCharriolですが2019年、フィリップが参加していたモーターレースで不慮の事故により命を落としてしまいます。しかし、彼の思いを受け継いだコラリーとアレキサンダーの二人により、今も進化し続けています。 Charriol(シャリオール)の最新アイテム ここからは、Charriol(シャリオール)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 BRACELET SILVER MARINA BRACELET SILVER MARINAは、海洋世界とその刺激的な形状からインスピレーションを得たトレンディで爽やかなブレスレット。様式化されたポートホールはスターリングシルバーで精巧に加工され、青い紐がモダンな雰囲気を演出しています。 BANGLE CELTIC SCEAU BANGLE CELTIC SCEAUは、「トルク」装飾品から自由にインスピレーションを受けて作られたバングル。ケーブルで構成されたそのツイストとターンは、独創性あふれるCharriolのアイテムそのものといっていいでしょう。 BRACELET MARINA CIRCLE BRACELET MARINA...

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