”Sneaker of Raf Simons”
音楽、芸術、そしてパフォーマンスに影響されて、ラフシモンズは反抗的な若者と伝統への彼のリスペクトを服のデザインだけでなくスニーカーにおいても伝えてきました。アディダスの名作であるスタンスミスとのコラボ、ダッドスニーカー・アグリースニーカーの走りであるオズウィーゴなど。
洋服だけではないスニーカーにも新しい時代とトレンドをうみだした天才デザイナー「Raf Simons」のスニーカーをラフシモンズの歴史とともに遡り、紹介していきます。このページを見るだけでザックリとラフシモンズのスニーカーデザインの歴史やリリースされたスニーカー・靴についての情報を知ることが出来ます。少しばかりボリュームがありますが。ラフシモンズ好きならばきっと読んで損はないかと思いますのでどうぞお付き合いください。
2005年
Raf Simons x colette x COMME des GARÇONS x Vans
2005年に発売されたこのスニーカーは2003S/Sの通称”消費者期”と呼ばれるコレクションからグラフィックをフューチャーしたものになります。
VANZスリップオンのキャンバスアッパーには”Refuse”、”Expendable ”、”Chaos”、”π”、” Amnesia”というロゴで装飾されてます。
世界で100足、それもコレットストアでのみの販売だったこともあり超希少です。現在のプレミア価格調べてみても古着市場に出回ってないため残念ながらわかりませんでした。が、簡単に購入が決めれる値段ではないのが簡単に想像できますね。。。過去の取引を見ると日本円で20万円を超えるものもあります・・・。
2008年
De Stijl(デ・ステイル)ハイキングブーツ
2008に発表されたこちらはアメリカのロックバンド、ザ・ホワイト・ストライプスの2作目のスタジオアルバムからインスピレーションを受けたと思われます。カラフルなパテントレザー、ブーツの裏地には黒いスエード、コルクヒールとマルチカラーのストラップで装飾されています。
ちなみにデ・ステイルはオランダの芸術運動の名前です。コレ知ってるとどや顔できるんじゃないでしょうかwwこの動画を見てもらえると当時10年も昔ながらもこのスニーカーが全く古臭さを感じないのも「ラフ・シモンズ」の天才たる所以でしょう。
「Jil Sander x Aloha Rag」
ラフシモンズがジルサンダーでも活動していた時のアロハラグとのコラボレーションスニーカーです。
こちらのスニーカーはアロハラグの店舗限定で販売されたみたいでこちらもかなりのレア度だと思います。
2009年
「Raf by Raf Simons」ベルクロス
「ラフバイラフシモンズ」は「ラフシモンズ」のセカンドラインです。残念ながらセカンドラインはなくなっちゃいました。。。残念ですね。。。
2010年
マルチレーススニーカー
19個ものシューレース穴があるラフシモンズらしいデザインのスニーカーです。個人的に復刻してほしいなって思いました。履きにくそうだなって思ったんですけどかかとに沿ってジッパーがついてるのが画像から見てわかったんで大丈夫そうですね!
バンダルハイ
NIKEのバンダルから明らかにインスピレーションを受けたと思いますw名前も全く同じですからこれで全く違うところからインスピレーションされたなら驚きです(笑)
マルチバックルカーフスキンスニーカー
2011年
宇宙飛行士スニーカー
ダブルタン、ベルクロアンクルストラップ、バックヒールジップアップポケット付きのパネル仕上げのこのモデルはラフシモンズのスニーカーの中でも象徴的なスニーカーと言われています。
このスニーカーもかっこいいですね。
リベットスニーカー
このスニーカーには2つのメインとなるデザインが施されています。まずひとつめに、シルエットです。このスニーカーのシルエットは非常に極端で後ろのかかとと、滑らかなロゴのないサイドディテール。パッドを入れられた細長いシュータンです。ふたつめが光沢のあるクロームリベットが複数採用されていて、一番上のレースの錠に似たデザインの金具が付いています。 この二つがリベットスニーカーの特徴であり、ほかのスニーカーにはない点ではないでしょうか。
2012年
ランナー
以前、ラフシモンズはasicsと共同でランニングスニーカーを製造していました。そのランニングスニーカーと非常に似たモデルですが今回もasicsが携わっていたのかは残念ですが確認できませんでした。
ベルクロストラップ
シンプルなベルクロスタラップのハイカット。
どんなスタイルにも合わせやすそうなスニーカーですね。
2013年
レザーホログラフィックスペース
ホログラフィックはファッションの未来を見据えてのデザイン。白を基調にした印象的なシルエットはスニーカーヘッズを魅了したと言えるでしょう。
この動画の方も魅了された一人でしょう。言葉の理解は出来ませんが嬉しそうにレビューしているのが伝わります。
トレスビエン
「adidas by Raf Simons」レスポンスシリーズ
アディダスの「レスポンス」をラフシモンズなりの解釈で構成されたモデル。
「adidas by Raf Simons」RSオズウィーゴシリーズ
ラフシモンズ RSオズウィーゴ。アディダスの「オズウィーゴ」シリーズとラフシモンズのコラボしたスニーカーです。このコラボが「adidas by Raf Simons」で最も有名なシリーズで誰もが見たことあると思います。
そしてのちにこのシリーズは世界にダッドスニーカーという大きな流行の礎になりました!
オズウィーゴにピンバッジを刺したプチカスタム。世界で唯一になるのでさらに愛着が湧きそうでいいですね!
こちらはボールドイエローのレビュー動画です。鮮やかなイエローのカラーとブラックの組み合わせが最高にクールで人気のカラーリングです
「adidas by Raf Simons」テレックス
もともとアディダスのパフォーマンスシューズのシリーズだったテレックスですが実は廃版となっていました。そのテレックスをラフシモンズらしいカラーリングで復活させたモデルです。
2014年
メタリックランナー
特徴的なメタリックのスネークレザーと高級感あふれるレザーやメッシュがで構築されたハイエンドモデルとなります。
「adidas by Raf Simons」バニーバウンス
アメリカ軍のバニーブーツから着想を得たブーツ型のデザインが特徴なモデル。
エナメル仕上げのラバーアッパーが特徴的でよく似た「バニーライジングスター」とはインスパイア元は同じです。
「adidas by Raf Simons」バニーライジングスター
こちらはマット仕上げのラバーで構築されたモデルです。
「adidas by Raf Simons」バウンス
アディダスのメガバウンステクノロジーを使い、カモフラ柄が目を引くデザインに仕上がっています。
メタリックチェーンベルクロ
リムーバルシューレースガード
「adidas by Raf Simons」ラフシモンズ×スタンスミス
サイドのスリーストライプは「R」に変更されたパンチング、片方のタンにはラフシモンズになっているRSスタンスミス。世界中のFashionistaがこぞってヘビロテで愛用するこの鉄板スニーカーは「adidas by Raf Simons」の中でOzweegoに並ぶ人気です。ちなみにトラヴィス・スコット、エイサップロッキーなどのファッションアイコンな海外セレブも愛する名作中の名作なスニーカーです。間違いなく持っておいて損が無い、、、どころか持っておきたい1足です!
こちらのラフシモンズ×スタンスミスの記事に動画、インスタ付きでレビューや海外セレブ、ラッパーのoutfitをご紹介しておりますのでどうぞご覧ください!!!
2015年
「adidas by Raf Simons」レスポンストレイルロボット
全体をシルバーとホワイトで統一し、ステッチをジグザグにしたり、アイレットや通気穴部分にはメタリックパーツを使用しています。アウトソールにも凹凸を付けるなど、とことん”ロボット”に近づけた仕上がりになっています。
「adidas by Raf Simons」レスポンストレイル2
YouTuberの【スニーカー研究室】さんが紹介されてます。どんな感じか気になるって方や中古市場で購入しようと思ってる方は是非見てみてください。
バックルストラップロートップスニーカー
2016年
「adidas by Raf Simons」スタンスミスコンフォートバッジ
「adidas by Raf Simons」 マトリックススピリットハイトップ
1984年に登場したクラシックなバスケットボールシューズ「スピリット」をデザインのベースとなっているモデル。
ストライプディテールハイトップスニーカー
ラッパーのマシンガンケリーも着用していたことで話題になりました。
レザーのアッパーにパテントレザーのストライプディティールを採用したハイトップスニーカーです。
僕はコレほしくなったんで中古市場出回ってないかチェックするようにします(笑)
ハイトップブラッシュドレザースニーカー
ブルーとグレーのトリムが特徴的です。トーンレーシングヴァンプというシステムで2つの調節可能なバックルストラップ、ヒールカラーのプルタブ、ヒールカウンターでバックルアクセント。トレッドラバーソール。 どれもかっこよく決まってます。
2017年
「adidas by Raf Simons」スピリットバックル
アディダスが1984年に出した「スピリット(Spirit)」のローカットをラフシモンズが再定義したシューズとなっている。アジャスタブル・アンクル・ストラップを採用することでラフシモンズらしさが演出されている。
「adidas by Raf Simons」デトロイトランナー
クラシックなランニングシューズに近未来的な志向を向けたニューモデル。
キャンバスのアッパーに近未来的なミッドソールがいかにもラフシモンズらしい一足だと思います。
こちらもレビュー動画ありました。人気なモデルなんで購入検討してる方多いんじゃないですか?実物見たい方は細かなデザインやディティール見れるのでおすすめです。
ちなみに僕もこれ持ってますがめちゃくちゃかっこいいです(笑)
2018年
「CalvinKlein」ストライク205
アッパーは、カーフレザー、スエード、メッシュを組み合わせて作られており昨今のDADシューズブームをさらに盛り上げる一足になるでしょう。
「 CalvinKlein 」 Cander7
ラフシモンズが手掛けるカルバンクラインから最後のリリースになるスニーカーです。この一足はプレミアがつきそうですね。
2019
「adidas by Raf Simons」デトロイト・ブーツ
70年代のグラムロックをイメージしたハイトップのレースアップシューズです。デトロイト・ランナーのトレッドアウトソールとミッドソールをそのまま採用し、アッパーにはゴム引きをした不透明のプラスチックに変えることでグラムロックの雰囲気を追加した一足です。
パンケットという女性パンクロッカーのパッチもラフ・シモンズのアートへのリスペクトもうかがえます。
個人的に欲しくて堪らなかったんですけどタイミング逃したんで買えませんでした。。。
中古市場に出回ったらすぐに購入します(笑)