革靴のレザーの種類と手入れ方法&シューズケアブランド紹介 #革靴 お手入れ 大全集 Vol.6

”#革靴のレザーの種類と手入れ方法&シューズケアブランド紹介

革靴に使用されるレザーは多様な種類があります。さらに、デザインも多様に存在し、革靴を選ぶ楽しみを与えてくれます。沢山の種類の中から出会った愛用の革靴を長持ちさせたいのであれば、それぞれの革靴に合った手入れをする事が大切です。

スムースレザーも含め、魅力的な革靴レザーシューズが沢山あります。そして、色々な革靴の手入れ方法が存在するのです。そんな革靴の手入れの仕方とレザーの素材を紐解いていきましょう。

レザーに合ったアイテムを選ぶ

まず、大切なのが「手入れをしたい革靴」のレザーの種類は何なのか、革靴のレザーの種類を把握する事です。革の素材によって、使う革靴お手入れアイテムや使うべきではないケアグッズが存在します。前回は最もベーシックであらゆる革製品に用いられている「スムースレザー」の手入れ方法をご紹介しました。

今回は、スムースレザーとは違う手入れの仕方をする革靴の素材も、ご紹介します。そして、取り返しが付かない結果になる可能性もあるので、決して間違えた革靴手入れ用品を使用したり誤った手入れをしないよう注意しましょう。

スムースレザーシューズ

スムースレザーシューズは、最もベーシックな革靴・レザーシューズです。自然な艶感があり、細かいデザインルールやカラーが存在します。ビジネスシーンや冠婚葬祭には最早必須です。カジュアルにも適したデザインが沢山あります。そんなスムースレザーは、ブラシとクリームを使用して手入れを施します。

乳化性クリームで栄養を与え、艶と色を出すのも好みで自分使用に出来ます。最もベーシックでありながら、自分の色や表情を出すのには最も適しています。万能で手入れのし甲斐がある、おもしろい 革靴・ レザーシューズです。光沢の出し方やカラークリームの配合で表情が変わるので、オリジナリティを出せます。

スエードレザーシューズ

スエードレザーシューズは、人気のレザー素材であるスエードで作られています。ドレスシューズだけではなく、ブーツ、スニーカーなど大人のメンズファッションには欠かせない革靴・シューズです。革の裏面を起毛させ、きめ細かく整えるスウェーデン発祥の製法で作られた独特の温かみのある表情と、上品な艶感が魅力のスエードレザー。

そんなスエードはクリームの使用は絶対にNGです。手入れにはクリームではなく、スプレーを使用します。栄養を与えるのも、色を与えるのもクリームは一切使用しません。クリームを塗布してしまうと、毛並みが寝た上に固まってしまいます。

元に戻すのも時間がかかり、最悪の場合修復も難しいので、絶対にクリームは使用しないでください。スエードは、ブラッシングで汚れを落とした後、ゴム素材のクレープブラシを使い毛を起こして整えます。そしてスプレーやミストタイプの栄養剤を吹きかける事で、メンテナンスを施すのです。

オイルレザーシューズ

あまり聞き馴染みのないオイルレザー(オイルドレザー)。こちらは丈夫でタフなシューズに使われる事が多いです。レッドウィングやビルケンシュトックなどが有名でしょうか。オイルレザーは肉厚のレザーが使用され、鞣しの仕上げ工程で油脂などのオイル分を含ませた素材です。

撥水性に優れ、オイルの独特なぬめり感と光沢感が特徴であり魅力です。長時間放置してしまうと油と水分が抜けてしまうのでメンテナンスをします。表面のカサつきや色あせ、シミを予防する為に適度に油分を補給する事が大事です。汚れやすいオイルレザーの表面は、しっかりとブラッシングをします。クリーナーを使うとより綺麗な仕上がりになります。

そして、オイルレザーシューズの手入れで使用するのはクリームではなくミンクオイル。ミンクオイルを極少量ウエスに取り、満遍なく塗り伸ばしていくのです。付け過ぎないように慎重に塗り伸ばしていきます。最後は全体を軽く拭き、余分を取り除きます。

オイルレザーシューズやブーツは、無骨な男が履きつぶすイメージです。しかし、手入れの仕方は至って繊細なのです。そこもギャップであり魅力でしょうか。

コードバンシューズ

コードバン(コードヴァン)は、語りきれない程奥の深い革靴・レザーシューズの素材です。馬の臀部の革を使用した、貴重で高価で希少性の高いレザー素材です。コードバンシューズといえば、代表的なブランドとしてオールデン(Alden)が有名です。

馬の臀部の中でも、繊維の緻密な部分だけからしか採る事の出来ないコードバン。手入れも、日々の扱いも、最初のシワの入れ方も、こだわりと愛着の度合は格別です。製造途中では、光沢を出す為にも時間と手間がかかります。シェルと呼ばれる臀部から採る事の出来る範囲からは、靴1足から2足ほどにしかなりません。

そんな希少性と価値のあるコードバンの手入れには、クリームが登場します。ブラッシングの後、デリケートクリームもしくはシュークリームを使用します。デリケートな素材なので、少量を薄く伸ばす事がポイントになります。ただ、乳化性のクリームを使用すると、表面の毛が立ち光沢が無くなってしまいます。

コードバンの魅力は美しく重厚感のある光沢です。なので、コードバン専用のクリームや固形で油分が少ないものを使用しましょう。コードバンは特殊な製造過程の上で成り立つ革靴です。毛を立たせる事は絶対NGの為、豚毛ブラシのような硬いものは適しません。必ず馬毛ブラシを使用しましょう。

そして、撥水スプレーは繊維の構造上効果が出づらく、フッ素のせいで表面が濁ったように見えるので控えましょう。雨の日に履かない事が一番の心がけです。

タンニン鞣し・クロム鞣し&アニリン仕上げ・顔料仕上げ

続いても聞きなれないレザー素材のアニリン仕上げ。革靴の色の付け方はほぼ2種類しかなく、アニリンという合成染料を使用しレザーを染めて仕上げるアニリン仕上げという方法。そして塗料を塗って仕上げる顔料仕上げという方法。白いレザーシューズは塗って仕上げる顔料仕上げがほとんどです。

アニリン仕上げは、独特の透明感と風合いがあります。レザーの表面を顔料で塞がない為です。一方顔料仕上げは、色や状態を保つ事に長けていますが、履き潰す事になります。革の表面を塗料で塞ぐので、手入れやケアは出来ません。経年変化を楽しむのではなく、そのカラーやデザインをワンシーズンほど楽しむ事です。リーズナブルな商品が多いのも特徴です。

タンニン鞣しは、鞣す工程の中で草木の中に含まれているタンニンとコラーゲンを結合させて鞣す方法です。クロム鞣しに比べ伸びと弾性が少ない堅牢なレザーになります。ベジタブルタンニンと呼ばれ、天然素材を使用し作られる事から、環境にやさしい素材といえます。

ちなみにクロム鞣しとは、塩基性硫酸クロム鞣し材を使用したレザー素材です。クロム鞣しは、鞣す時間が短く経済的で、耐久性や柔軟性、防水性に優れています。タンニン鞣しかクロム鞣しをしたレザー素材は、アニリン仕上げか顔料仕上げかに分かれます。

鞣しの工程を経てアニリン仕上げをした革靴の手入れ方法は、クリームを使用します。ブラッシングで汚れを落とした後にシュークリームを薄く伸ばしながら塗っていきます。アニリンカーフクリームという商品も出ていて、栄養と艶を瞬時に与えてくれます。

市販されている革靴にアニリン仕上げはとても多いです。そして、クリームを使用したベーシックな手入れ方法が適しています。是非、明日から革靴クリームを使用しメンテナンスをしてください。

おすすめの手入れアイテムブランド

革靴のお手入れには、それぞれのレザーの種類に合わせたお手入れセットがあります。そして、その手入れセットをどのメーカーやブランドで選ぶのかも迷います。革靴の質感やカラー、素材に合う最適な革靴お手入れセットを使いましょう。

そして、機能性も大切ですが。せっかくのお手入れの時間も楽しめるようにデザインもとてもおしゃれなものも多いので色々お気に入りを見つけながら集めてみてはいかがでしょうか。今回はメジャーでおすすめの4種類のブランドを、歴史を踏まえてご紹介します。

コロンブス・ブートブラック

COLUMBUS BootBlack  日本が誇る老舗革製品の手入れ用品メーカー「コロンブス」。大正8年創業の今年2019年に100周年のアニバーサリーイヤーを迎えた会社です。昔ながらのカタカナ表記の瓶が歴史を物語ります。そして、そのコロンブスという会社から新たに世に出されたシューズケアブランド「ブートブラック」。

まずはそのブートブラックのご紹介から。個人的な出会いは、約10年前。紳士服飾フロアで勤めていた時まで遡ります。2008年に新作として入荷したブートブラックのアイテムは、衝撃でした。こんなにかっこいいシューズクリームは見た事がない、と。その話題は全国にすでに広がっていました。

道行く人々が革靴の手入れの存在すら知らなくても、そのかっこよさからつい手に取ってしまう程のデザインとフォルムだったのです。そんなブートブラックは、老舗のメーカーならではの高い品質とMADEinJAPANを貫き、確かな地位を瞬く間に築きあげました。

国内のみに限らず、ピッティウォモ(毎期イタリア・フィレンツェで開催されているメンズファッションの祭典)では注目と人だかりの的。遠いドイツの紳士服店で取り扱われて、ドイツでも愛用されている名誉ある日本のケアグッズブランドなのです。歴史も深く、寒さに強いクリームを作る為にかかった開発も10年とかかっています。

凍ってしまったクリームは、解凍するとワックスと油分が分離してしまっていたのです。「あなたの靴の為に靴磨き職人がブートブラックを作りました」「あなたの特別な靴へ」と書かれた瓶のメッセージには、自信と会社の信念が感じられます。そんなブートブラック、及びコロンブスの製品は全て松戸のファクトリーで研究・開発・製造されています。

ブートブラック・クリーム

ブートブラックの魅力は、見た目とデザインだけではもちろんありません。革靴本来の風合いと、奥深いカラーで織りなされた革靴の表情が、とても綺麗に仕上がるのです。革靴の表面によく伸びるブートブラックのクリームは、レザーの毛穴や凹凸に合わせてよく乗ります。

極寒の地でも凍る事のないクリームの極細粒子が革表面に入り込むのです。カラーバリエーションは38色。革靴に合ったカラーがきっと見つかるはずです。黒蓋のブートブラックと、銀蓋のブートブラックが存在します。銀蓋のクリームはシルバーライン。黒蓋に比べてリーズナブルな価格設定になっています。

ビギナー向けを意識したラインで、より早くクリームだけの力で革靴に光沢を生む事が出来ます。磨き上げる時間の無い忙しいビジネスマンや、この光沢が好みのベテランももちろん使用しています。安いからと品質が劣るのではなく、確かな信頼があると断言出来ます。

ブートブラックは見ているだけで惚れぼれしてしまう程貫禄のあるかっこいいセット商品や、専用ボックスにアイテムを詰め合わせたケアグッズも販売されているので、ギフトにもおすすめ。最初の一歩を踏み出す手入れセットとしても間違いないです。

公式サイトやイベントで革の悩みや手入れ方法などを解説しているので、とても優しく距離の近さを感じる素晴らしいブランドです。工場見学をこども向けに開催していたりと、会社方針としてもとても日本らしい、人との繋がりと感謝の心を持っています。

アベル・サフィール

Avel SAPHIR  こちらも老舗ブランドのサフィール。アベル社が1世紀の間存在させ続けているレザーケアグッズ。品質は100%フランス産である事から、伝統と処方の尊重の保証として世界有数のブランドになったのです。名門ブランドとして確かな実力と品質を築き上げてきたアベル社のサフィール。

「サフィール・ノワール」と「サフィール」で区別されています。ノワールはブルー、サフィールはブラックのイメージカラー展開です。

サフィール・ノワール

SAPHIR Noir (MEDAILLE D’OR)   1925年にパリの万博、レザーケア製品の品質で金賞を受賞しました。研究とトップブランドとの密接な協力体制により、サフィールノワールは生み出されたのです。「プロフェッショナル」の為のレザーケア用品です。

最高品質の植物性オイルと天然原料を厳選した調合は、高いレベルの手入れに求められる品質と性能を確かな物にしています。各有名シューズメーカーや革製品メーカーで仕上げや、メンテナンスのアイテムとして採用されています。最高品質の誇りをかけた逸品なのです。光沢がとても出るので、他メーカーの商品で満足出来ないのであれば一度試して頂きたいです。とても美しい艶が出ます。

サフィール

Saphir  1920年に誕生したサフィールは、フランス製シューケア・レザーケアブランドとして広く認知されています。レザーのケアと、補修用品の品質は、伝統的な製造工程と原料の調合により守られています。こちらも天然のオイルにこだわりを見せています。

サフィールは、革靴に悪影響を及ぼすと考え、合成樹脂やシリコンなどは配合していません。この技術は、世界で唯一と言っても過言ではありません。

「サフィールブランドの製品はあなたがたの大切な持ち物の価値をより高めながら、気まぐれな天候からも守ってくれます」と、サフィールのABOUTにはこんな一文があります。公式に手入れとハイシャインのコツも記載されています。

Ⅿモゥブレィ

M.MOWBRAY  革製造メーカー及び、靴メーカーの聖地と言われているイタリアはトスカーナ州にあるファクトリーで、代表的なアイテムが製造されています。革靴の命の源とも言えるデリケートクリーム・アニリンクリーム・シュークリームが製造されていて、伝統と歴史のある地に根がしっかりと這っています。

靴クリームの製造は、機械で大量生産の現在には珍しく「ハンドメイド的製法」を堅持しています。伝統・品質・こだわりを大切にした志の高いブランドです。製造現場での評価が高いレザー用石鹸・ソール用クリーム・コバ用クリームなどのプロユース商品を一般販商品化しています。

日本のファクトリーで独自製法開発したステインリムーバーやモールドクリーナーなどもラインナップに加えています。品質・伝統を守りながらも、それに囚われない革新と進化を続けるブランドなのです。乳化性カラークリームが50種類あり、伸びがよくシルキータッチな感覚が魅力です。

コロニル

Collonil  創業100年を迎える老舗ブランドです。ドイツで工場用の保革オイルの販売からスタートし、今では世界中で信頼されるレザーケアのブランドとして確立しています。伝統を守りながらも、新しいテクノロジーを駆使した商品開発も展開しています。先駆性マテリアルを駆使し、簡単な方法かつ高い効果を生み出す商品作りを続けているのです。

コロニルは、扱いやすいチューブタイプのクリームが多数存在するので、手が汚れずらくビギナーにもネイルを気にする女性にも人気の高いブランドです。テクスチャーも柔らかく扱いやすいです。革靴だけでは無く、バッグのメンテナンスなども得意としています。コロニルも公式で悩みや手入れ方法を詳しく解説しています。手順も丁寧でとても見やすいので、困った時には為になるでしょう。

革靴お手入れセットは自分に合うものを

革靴お手入れセットは、実際に使用して試してみてください。きっと自分と革靴に合った逸品が見つかるはずです。特徴やカラーもさまざまですが、今回ご紹介したブランドは全て歴史も深くプライドも清く高いです。必ず満足いく革靴に仕上がります。瓶やブラシデザインも本当にカッコいいです。自分のイメージに合うデザインを選び、革靴と自分のかっこよさを上げるのも良いかと思います。

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個性的で大胆なデザインのアクセサリーを身に着けたいという方におすすめなのがDARKAI(ダーカイ)です。人目を引くアクセサリーの数々は、他とは一線を画すファッショリズムを生み出してくれます。 設立して間もないブランドということもあり、まだご存じではないという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ブランドの概要やデザイナー、アクセサリーの特徴や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで、DARKAIの魅力を徹底解説していきます。 DARKAI(ダーカイ)とは DARKAI(ダーカイ)は、世界がパンデミックの真っ只中だった2020年、イタリア北東部の歴史的な金細工の中心地として知られるヴィチェンツァで立ち上げられた、コンテンポラリージュエリーブランドです。 80年代から90年代にかけたミレニアル世代にも2000年以降に生まれたZ世代にも愛される、デザインされた革新的な製品を生み出すことを目標に立ち上げられました。 ダークサイドに堕ちたジュエリー、もしくは破壊的なデザインと称されるDARKAIのコレクションは、100年以上続く伝統的なファインジュエリーに、アヴァンギャルドなアプローチを取り入れたもので、個性的で大胆、そして人目を引くジュエリーに仕上がっています。 ホワイトゴールドのブレスレットからチャンキーなロープチェーンなど、幅広い商品展開をおこなっており、男女問わず着用できるユニセックスなアイテムが多いのが特徴です。 すべてハンドメイドで作られ、ファイン・ジュエリーの特徴である最高の品質を提供することに努めています。 DARKAI(ダーカイ)のデザイナー DARKAI(ダーカイ)のデザイナーは、イタリアヴィチェンツァの歴史ある宝石職人一家の5代目後継者、Giacomo Zoccai(ジャコモ・ゾッカイ)とLelio Zoccai(レリオ・ゾッカイ)の兄弟です。 パンデミックが世界中に広がり、社会が混乱していた2020年、伝統的なジュエリー作りの古風な原則を覆す絶好の機会と捉え、ブランドを設立することになります。 遊び心溢れるスタイルと奇抜なファブリックを好むこのブランドの傾向は、兄弟のポップカルチャーへの情熱、90年代育ち、そして閉塞的な過去に囚われがちな業界を変革したいという思いや必要性から影響を受けています。 音楽、時事問題、アートといったものからインスピレーションを得た作品は、自由な自己表現をサポートするデザインのアクセサリーとなり、今の新しい世代に対応しています。 アーバンカルチャー、若者主導のムーブメント、卓越したクラフツマンシップといった概念を持ったDARKAIは、すべての時代にリスペクトを持ち、すべての世代に愛されるアクセサリーを作り続けています。 DARKAI(ダーカイ)の最新アイテム ここからは、DARKAI(ダーカイ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Mini Prong Pavé Bracelet Mini Prong Pavé Braceletは、18Kホワイトゴールドで作られたチェーンブレスレット。ファインジュエリーグレードのロゴ入り引き出し式留め具がアクセントになっており、存在感を放つアイテムになってくれます。 Mixed Feelings Bracelet Mixed Feelings Braceletは、18Kイエローゴールドを素材にしたチェーンブレスレット。様々な形や色のベゼルストーンがハンドメイドでセットされています。ホワイト、アメジスト、エメラルドグリーン、ゴールデンイエローの長方形、正方形、ラウンド、ハートシェイプのストーンがミックスされており、手元をカラフルに彩ってくれます。 Paraiba Tennis...

【Charriol(シャリオール)】ケーブル素材を使用したアクセサリーで世界を席巻!ジュネーブ生まれのハイブランドCharriolの魅力を徹底解説!

ヨーロッパ発のブランドとしては珍しい、アジア優先主義のブランドとして、一躍世界的なトップブランドに上り詰めたCharriol(シャリオール)。日本でも1980年代から人気を博したブランドなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。 Charriolというと時計というイメージが強いかもしれませんが、時計と並び称されているのがアクセサリー。今や、Charriolのアクセサリーはトレンドとなっているんです。 そこで本記事では、Charriolのこれまでの歩みや概要、デザイナーや最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しくその魅力についてご紹介していきます。 Charriol(シャリオール)とは Charriol(シャリオール)は、スイスのジュネーブに拠点を置くハイブランドです。高級時計とジュエリーメーカーとして知られており、これまで1,450,000個以上の時計と2,650,000個以上のジュエリーを販売してきました。 Charriolのアクセサリーは、ケルト民族が身に着けている、細い金のワイヤーを幾本もねじって寄り合わせ、それをさらに束ねてよりあわせた装飾品「トルク」がモチーフとなっており、今やこのトルクはすべてのアクセサリーに使われる、Charriolを語るうえで外せないアイコンとなっています。 シンプルかつモダン、そして今までにない独創的なモチーフとして、トルクを採用したアクセサリーは世界で大流行。世界中の多くの人から賞賛され、一躍トップブランドとなりました。 Charriolは、ヨーロッパのブランドながら主戦場を日本と東南アジアにした初めてのブランドとしても知られています。それにはヨーロッパでハイジュエリーブランドを立ち上げるうえでの思惑があるでしょうが、このマーケティングは大成功をおさめ、日本と東南アジアで流行したブランドは、アメリカや中東市場も席巻することになります。 トルク装飾をベースにしながら、カラーバリエーション豊かに揃うアクセサリーは、年代関係なく着用することができ、スタイリングをワンランク、ツーランク引き上げてくれます。 Charriol(シャリオール)の歴史 Charriol(シャリオール)は、1983年スイスのジュネーブを拠点に、フランス人起業家Philippe Charriol(フィリップ・シャリオール)によって立ち上げられたブランドです。 1984年に、ブランドの象徴ともなる、最初のケルトジュエリーが誕生。1990年には最初のブティックが香港とシンガポールにオープンします。1992年にはアジアと中東、アメリカにさらに10カ所のブティックをオープンさせました。 その後さらに事業拡大を進め、1996年に中国、1997年には東京に、最初のブティックをオープンしました。 ジュエリーや時計のほか、ハンドバッグやベルト、筆記具なども展開し、どれも成功を収めたことにより、ブランドは世界に知れ渡り、現在は中国に285のブティックをはじめ、3,800の小売店、800以上のセレクトショップなど世界中で販売されています。 Charriol(シャリオール)のデザイナー Charriol(シャリオール)のデザイナーは、ブランドの冠にもなっている、先ほどのご紹介したPhilippe Charriol(フィリップ・シャリオール)で、今の時代には珍しい家族経営のブランドです。 フィリップは、もともと宝飾業界で成功をおさめていた、敏腕エグゼクティブ・ディレクターとして名の知られた存在でした。しかし1983年、既に40歳になっていたフィリップは、それまでの地位を捨て、いちから自身の会社を設立することを決意。周囲は反対していましたが、それを押し切ってまでブランドを立ち上げることには意味がありました。 アートと歴史をこよなく愛するフィリップは、自身の思い描くコレクションを作り上げたいという思いと、自身が考えるマーケティング戦略を、自身のブランドで作り上げたいという思いがあったということ。それを実現するため、1983年Charriolを立ち上げることになります。 自らの名を冠するブランドにふさわしい、ブランドアイコンとなるべきモチーフを探してフィリップは、どのジュエリーブランドも使っていない独創的なデザインを、あの大英博物館のケルト民族の展示スペースで見出します。これが「トルク」との出会いとなります。 「トルク」を使ったジュエリーは大ヒットを記録。瞬く間に世界を代表するデザイナーの一人に数えられるようになります。 また、大のモーターレース好きで、多数のモーターレースの協賛を行っていたことでも知られており、自身もドライバーとして数々のレースに参加していました。 もう一人、Charriolのアクセサリーデザイナーとして忘れてはならないのが、フィリップの長女コラリー・シャリオールです。 ここ数年、多くの大手メディアで取り上げられることが多くなった、シャリオール人気を支えているのはコラリーの手腕によるもの。ジュエリーアイテムの責任者である彼女は、自身が生まれたハワイからインスピレーションを得た、カラフルなハッピーカラーのアクセサリーで、Charriolに新風を吹き込んだといわれています。 色彩感覚が豊かなコラリーと、それを補佐する、抽象図形デザインが得意な長男のアレキサンダー・シャリオールの二人が織りなす新感覚のアクセサリーは、多くの人々から賞賛されています。 順風満帆なCharriolですが2019年、フィリップが参加していたモーターレースで不慮の事故により命を落としてしまいます。しかし、彼の思いを受け継いだコラリーとアレキサンダーの二人により、今も進化し続けています。 Charriol(シャリオール)の最新アイテム ここからは、Charriol(シャリオール)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 BRACELET SILVER MARINA BRACELET SILVER MARINAは、海洋世界とその刺激的な形状からインスピレーションを得たトレンディで爽やかなブレスレット。様式化されたポートホールはスターリングシルバーで精巧に加工され、青い紐がモダンな雰囲気を演出しています。 BANGLE CELTIC SCEAU BANGLE CELTIC SCEAUは、「トルク」装飾品から自由にインスピレーションを受けて作られたバングル。ケーブルで構成されたそのツイストとターンは、独創性あふれるCharriolのアイテムそのものといっていいでしょう。 BRACELET MARINA CIRCLE BRACELET MARINA...

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