グッチ(Gucci)のローファーは、世界中の海外セレブにこよなく愛され。パパラッチされた写真に登場するローファーのなかでは、必ずと言って良いほどの登場率なんですが。たしかにグッチは、ハイブランドとして世界でも有数のトップブランドであることは間違いありません。
しかし、ハイブランドであればジョンロブ(JOHN LOBB)を擁するエルメス(Hermès)にベルルッティ(Berluti)を買収したLVMHグループのルイヴィトンなどの売上・規模ともにグッチ(GUCCI)以上のメガハイブランドがあります。
ただどういう訳か、海外セレブ。しかも、トップ中のトップと呼ばれるパパラッチが常に張り付いているようなセレブたちはこぞってグッチ(GUCCI)のローファーを皆履いています。この理由について、『グッチ ローファー完全ガイド』と銘打ってその魅力、歴史、デザイナーなどなど紹介したいと思います。
グッチ(GUCCI)ブランドの歴史
まずグッチ(GUCCI)ローファーに、海外セレブが魅了される理由を探る上で重要な手掛かりとなるのがグッチの創業者とグッチブランドの歴史です。グッチの歴史は、 1921年(2019年現在、設立98周年) ともうすぐで100周年を迎える老舗企業・ブランドでもあるのです。
そして、ただの老舗と言うだけではなく創業時から数々のスターに愛されてきたブランドの歴史があります。一番有名なのは、 大女優マリリンモンローとオードリーヘップバーンです。
大女優マリリンモンローとオードリーヘップバーンが愛したグッチ(GUCCI)
当時からグッチ(GUCCI)は、多くの著名人から富豪・セレブに愛されており大スターだったオードリーヘップバーンにマリリンモンローもグッチ(GUCCI)を愛したことで知られています。
こちらは、オークションにかけられ約5万ドルで落札されたマリリンモンローが愛用したグッチ(GUCCI)のアドレス帳です。
常に時代のニーズに応えるグッチ(GUCCI)
グッチ(GUCCI)の歴史を振り返ってみるだけで、多くのセレブに愛される理由が納得できるような気がします。それだけ、品質、デザインに裏打ちされたうえでのブランディングがなされているからこそだと言えます。
以下のページに、現在までのグッチ(GUCCI)の歴史の変遷をご覧頂くことが出来ます。
では実際にグッチのビットローファーの魅力について、デザイン・特徴などをもとに見ていきましょう。
グッチのビットローファーのデザイン・特徴
フロント部分にある金具の”ホースビット”
グッチのローファーの特徴は、一目でわかるフロント部分にある金具の”ホースビット”ではないでしょうか?これがあることで、グッチのローファーという事が誰がみても分かりますし。履いている人も、この ”ホースビット”のデザインが気に入っているからこそだと思います。
ローファーは、革靴のなかでもよりシンプルで飾り気がないレザーシューズの部類ですが。グッチのローファーは、 ”ホースビット”がデザインされていることによりシンプルながらも程よい華やかさをピンポイントに魅せてくれます。
上質なカーフレザー
良い革靴の条件の1つに、レザー・革の質が挙げられます。そして、グッチのローファーの良さはこの素材であるレザー・革の質が圧倒的に良いことが挙げられます。創業時から、革靴はもちろんのこと革のバッグや財布など数多くの革製品を扱ってきたからこそ最適で最高の素材選びができるのもグッチのローファーの特徴ともいえます。
良い革靴のレザーは、履けば履くほど足に馴染みますし。お手入れや靴磨きを、欠かさずに丁寧に行っていけば非常に長く愛用出来るだけではなく新品の時にはなかった艶や味わいのある色味といった革・レザー本来の経年変化・エイジングを愉しむことが出来ます。
ビットローファーのデザインとフォルム
グッチのローファーを意識し、真似した!?かというぐらい似ているブランドもありますが。グッチのビットローファーには、他にはないフロント、側面、上といったあらゆる角度から見ても綺麗で美しいデザインフォルムとシャープなデザインとラインがやはり大人のメンズファッションコーデに多く用いられる理由かと思います。
そして、このシンプルながらも”ホースビット”の華やかさとビットローファーの美しいデザインフォルムが組み合わさることで非常に目の肥えた海外セレブたちをも虜にするほかにはないグッチ独自の”ビットローファー”という唯一無二のローファーが選ばれるのです。
マッケイ製法 とグッチのビットローファー
グッチのローファーは、マッケイ製法と呼ばれるイタリアの革靴を作る製法で作られています。革靴好きならば、グッドイヤー製法と同じく非常に馴染み深い”マッケイ製法”ですが。違いは沢山ありますが。見た目ですぐにわかるのですが、コバ部分が出ていないいわゆるイタリア靴と呼ばれるシャープなデザインに取り入れられている製法です。
グッドイヤーウェルテッド製法に比べ、ソールの張替えが2・3回程度が限度という点では長く愛用する点でデメリットがありますが。それ以上に、 グッドイヤーウェルテッド製法のデザインでは実現できないシャープなデザインが魅力です。 ベルルッティ(Berluti)のローファーや革靴にも用いいられています。
マッケイ製法にも、種類がありますが。ここではその説明は割愛させて頂きます。
ビットローファーの履き心地・サイズ感
まずグッチのローファーといっても、デザインと形状が異なる木型で作られているものもあります。買いたいと思っているローファーを試し履きできるのが一番ですが。基本的には、ジャストサイズでOKだと思います。
デザインによっては、トゥ側が細めでキツく感じる方もいますのでご自分の足の形状、甲の高さ、つま先部分の幅などを考慮してサイズ選びをされると良いでしょう。せっかくのグッチのローファーです。上質なカーフの質感を愉しむためにも、出来るだけインソールなど無駄なものなしで履くのがベストですのでサイズ感とサイズ選びは慎重に行いましょう。
価格・相場
グッチのローファーの価格と相場は、おおよそですが10~13万前後の価格帯が非常に多いようです。一部、特別仕様のモデルだったりクロコダイルのローファーなど高額な革靴もありますが。一般的な、ホースビットローファーはこれぐらいの価格帯になります。
グッチローファーのお手入れ方法
グッチに限らず、ローファーのお手入れにいえることですが。フロント・ 甲部分の幅が広いためかホコリだったり、汚れが付きやすいためブラッシングを念入りにしてあげる必要があります。あとは、一般的な革靴のお手入れ方法と同じです。詳しく、お手入れ方法を紹介しているこちらの記事を参照ください。
口コミ・レビュー評価
ベビー向けグッチローファーもあります。
グッチローファーは、ベビー向けもありましてお値段は約300USD前後となっています。公式サイトでは、ローファーというよりもスリッパタイプのデザインのものがほとんどです。ローファーデザインを購入するならば、公式サイト以外での購入が必要となりそうです。
グッチ(Gucci) ビットローファーの中古について
グッチ(Gucci)のビットローファーは、その人気の高さから中古のリセールマーケットでも非常に人気が高くまた出品されている方が非常に多いようです。予算から出来るだけ安く、グッチのローファーを手に入れたいという方はまずはお試しでヤフオクなどから購入するのもありかもしれません。
さあ、このあたりで本題である海外セレブの方がたが愛用するグッチのローファーコーデをご紹介したいと思います!
海外セレブのグッチ(GUCCI)のローファーコーデまとめ
レオナルド・ディカプリオ
レブロン・ジェームズ
エイサップ・ロッキー(ASAP Rocky)
ウィズカリファ( Wiz Khalifa)
コナー・マクレガー(Conor McGregor)
ラポ・エルカーン
イタリアの自動車ブランドであるフィアット社の元会長の孫で、ファッションブランド「イタリア・インディペンデント」の会長でもあるセレブ中のセレブです。