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ベルルッティ(Berluti)の創始者『アレッサンドロ・ベルルッティ』

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”#Berluti創始者『アレッサンドロ・ベルルッティ』”

ベルルッティ(Berluti)の創始者であるアレッサンドロ・ベルルッティは、1865年10月20日にイタリアのアドリア海沿岸にある小さな港町セニガリアで生まれました。ちょうどその1870年頃のイタリアというのは、アッパーを縫うための踏み台の導入により当時の女性達がの生産に参画するようになり作りに関する町工場が増えつつある時代でもありました。

当時のは現代のものとは違い、ファッション性に大変乏しく軽量の馬の革底を備えた革のスリッパというものでした
。アレッサンドロ・ベルルッティの職人としての始まりは馬車づくりからはじまります。 木材、座席、の手綱から馬車を組み立て、木材加工の技術について早くから学びました。

この時に、木製のラスト(型)を作るための木材加工のベースとなる技術を身に着け。・レザーに対する知識を、手綱作りから学んだことがフランス移住後の早い段階から『メゾン・ベルルッティ』の高い評価と人気を集めるための確かな技術を形作ったのだと考えられます。

1887年:イタリアを離れてフランスに移住する

そんな中、 彼はフランス・ マルセイユの村に住んでいた熟練の靴職人に魅了されました。そして、実際に彼のづくりを学びたいと思い彼と友人になり、1887年若干19歳のときイタリアを離れてフランスに移住することを決意します。そこで、靴作りのイロハを職人仲間から触発されるかたちで取り組み出し、ファッション市場に新風を注ぎ込んだ革命児となったわけです。

ベルルッティ(Berluti)の最初の顧客は演劇旅団ストリートエンターテイナー

アレッサンドロ・ベルルッティは、マルセイユで旅をしながら演劇や演奏をする演劇旅団ストリートエンターテイナーの一団と知り合います。そして、彼らと非常に恣意になったアレッサンドロは彼らの衣装や演劇にマッチする革靴を造りました。これが、ベルルッティ(Berluti)の最初の顧客でありアレッサンドロ・ベルルッティが提供した革靴のはじまりです。

1895年:創業の地パリに辿り着く

パリに移住してからの、アレッサンドロはその高い技術力とセンスによって芸術の都と呼ばれるパリの『パリジャン、パリジェンヌ』達を圧倒的なスピードで魅了し多くの顧客を創っていきました。その顧客には、モダンダンスの祖とも呼ばれる 20世紀を代表するアメリカのダンサー『イサドラ・ダンカン』、 アメリカの化粧品ブランド『エリザベス・アーデン』の創設者 『エリザベス・アーデン』 、 化粧品会社ヘレナ・ルビンスタイン社の創業者 『ヘレナ・ルビンスタイン』など。

ベルルッティ(Berluti)の 革靴・代表作「アレッサンドロ」 の誕生

100年以上の時を経た現代でもアレッサンドロ・ベルルッティが自身の名を冠した『アレッサンドロ』は、ベルルッティ(Berluti)の 革靴の代表作、ブランドアイコンのシューズとして受け継がれています。もちろん、当時のデザインからは大きく進化していることは間違いありません。

革新的で形に囚われない、現当主であるオルガ・ベルルッティにより革靴というよりも、まるでアート・芸術作品を眺めているかのような気持ちにさせてくれるこの完成度、クオリティの高さは履くものだけではなく見るものも魅了してくれます。

そして、一生ものという言葉がありますが。革靴『アレッサンドロ』のように時代が変わっても、不変・不動の人気を誇る本物の革靴こそ一生ものではないでしょうか。そして、本当の意味での職人というのは創設者であるアレッサンドロ・ベルルッティのように魂がこもったものを創る人を言うのでしょう。

1900年:パリ万国博覧会

パリ万国博覧会で賑わった当時のパリは、好景気というのも相まって 『メゾン・ベルルッティ』 の誕生に最高の時でした。確かな技術と妥協のないアレッサンドロ・ベルルッティの靴職人としての評判は止まるところを知らないぐらいの勢いでパリ、フランス中に知れ渡りました。

後継者『トレロ・ベルルッティ』

1900年のパリ万博以降は、アレッサンドロ・ベルルッティの職人としての評判というよりも 『メゾン・ベルルッティ』 としてその名がパリフランスにとどまらずアメリカなど国際的にも知れ渡るようになります。そして、アレッサンドロの五番目の子供である『トレロ・ベルルッティ』にこの革靴への情熱が引き継がれました。

Marbeuf(マルブフ)通り26番地に移転

後継者『トレロ・ベルルッティ』は、大工仕事から職人としてのスタートをし父のアレッサンドロと同じように木材、革・レザー、布製品などの加工を経験します。そして、20代に入ってからは父のもとで働くようになりアレッサンドロの靴づくりを学びながらも当時のブーツのデザインや技術を学び取り入れました。

また当時のパリで1910年代から流行した、アールデコ【art déco】 の装飾様式も実際の靴のデザインに取り入れることで更にベルルッティ(Berluti) の独自性、独創性に磨きをかけていきました。もちろん、トレロの貢献により顧客はさらに増え店舗拡大のためにMarbeuf(マルブフ)通り26番地に移転しました。

トレロの顧客もまた豪華で、 フランスの芸術家・小説家として名高いジャン・コクトー (Jean Cocteau )。映画監督として1959年カンヌ国際映画祭審査委員長も務めたMarcel Achard(マルセル・アシャール)。作家であるJules Roy(ジュール・ロワ)などがいました。

写真引用元:BerlutiLVMH

一生ものの高級革靴ブランド『ベルルッティ(Berluti)』とは?

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”# What is Berluti?”

 ベルルッティ(Berluti)はフランスに本拠地を置く、繊細かつラグジュアリーファッションブランドです。ベルルッティ(Berluti)と言えばレザーアイテム 特に財布、そしてバッグを思い浮かべる方が多いのですが、現在ではアパレル香水・フレグランスアクセサリー等も手掛ける革靴を中心としたハイブランドとして、ルイヴィトンを中心としたファッション界のメガコングロマリット【LVMHグループ】の一翼を担ってます。

via Berluti

希少性の高い素材を使い、それに見合った技術で生み出される製品はどうしても高価で、そのステータスの高さが注目されがちです。しかし、それだけでなく老舗ブランドならではの伝統と革新という姿勢を理解しなければ、相応しい所有者とは言えません。ベルルッティ(Berluti)歴史、歩んできた120年余の経緯について紹介していきます。

『ベルルッティ(Berluti)』とは?

via LVMH

イタリア生まれである創業者 アレッサンドロ・ベルルッティが、パリで作りの仕事を始めます。これがベルルッティの創業でした。そして1895年に注文カスタムメイドを取り扱う、自身の名前を冠したサロン、ベルルッティ(Berluti)を開設します。するとアレッサンドロのづくりは評判を呼び、フランスだけでなくヨーロッパ全土の富裕層から圧倒的な支持を得るようになります。

その後もベルルッティ(Berluti)は紳士注文靴=カスタムメイドを中心とした事業展開を続けていましたが、3代目のタンビニオは大きな事業展開を図ります。それは時代にあった既成靴業界への参入であり、レディースコレクションの発表でした。現在まで続くベルルッティ(Berluti)というブランディング、その礎はここからより強固なものになっていきます。

ベルルッティ(Berluti)ならではの技術や意匠 

via berluti.com

ベルルッティ(Berluti)作りを通じて高い技術や素材選び、また独特の意匠を持っています。 主に素材として使うベネチアンレザーは、4代目の当主オルガが生み出したものです。独自の審美眼にあった鞣(なめ)し技術を重ねることで、唯一無比の素材が誕生しました。

さらに彼女は、このレザーに『パティーヌ』という染色方法を施すことで、さらに独自性を高めていきます。塗り重ねることで奥行きが生まれ、磨き上げることで艶が浮き出してくると言います。 つまり同じデザイン、また財布バッグであっても醸しだす表情がすべて違い、使い方によって変化が加わるのです。

カリグラフィと呼ばれる文字を刻んだ意匠はベルルッティ(Berluti)を代表するアイコンと言えるでしょう。ルイ15世の芸術的な手紙の書体からインスピレーションされたと言われ、バッグ財布の表面に文字を彫ることで、他にはない存在感を放っています。

via Berluti

技術やデザインとは違いますが、ベルルッティ(Berluti)を履くのであれば、『ベルルッティ結び』を習得する必要があります。エラガントでありながら解けづらい、そしてのフォルムがキレイに映るという結び方までベルルッティ(Berluti)は用意しています。

via Berluti

著名人に愛されるベルルッティ(Berluti)

New-York: Andy WARHOL 19860326 Andy WARHOL dans sa maison de Lexington avenue 19660000

ベルルッティ(Berluti)に魅了された著名人といえば、イギリス王室からウインザー公、芸術界ではパブロ・ピカソやジャン・コクトー、映画監督のフランソワ・トリュフォーなどが挙げられます。またモダンアートの巨匠アンディ・ウォーホルは、 イブ・サンローラン の紹介で顧客になりました。

ベルルッティ(Berluti)にはスワンクラブという、食事と靴磨きを楽しむサロンが開催されています。中田英寿氏はホスト役を務めるほどの愛用者であり、出席者には芸能界やスポーツ界さらに歌舞伎界や実業界まで、錚々たる方々が名前を連ねます。

via Berluti

ベルルッティ(Berluti)の挑戦

近年ベルルッティ(Berluti)はアパレル分野でも注目されています。2016年からクリエイティブディレクターを勤めたハイダー・アッカーマンは、完璧なコレクションだと高い評価をうけ、ベルルッティ(Berluti)の新境地を開拓しました。

しかし彼は2018年で退任、後任には11年間Diorを牽引してきたクリス・ヴァン・アッシュが就きました。そして新しいコレクションは、2019年秋冬シーズンから正式に発表されました。ベルルッティ(Berluti)は、また新たな扉を開けてくれたのです。

4代名当主オルガ・ベルルッティが放つ光明

via Berluti

ベルルッティ(Berluti)の成功は、4代に渡りブランドを支えてきたベルルッティ家各当主の才能と努力にあると言ってもいいでしょう。 中でも1968年から現在まで当主を務める4代目のオルガ・ベルルッティは、先達を敬いながらも女性ならではの大胆な切り口でベルルッティ(Berluti)を新たな高みに押し上げてきました。彼女が関わった革新について整理してみると、その先見性が理解できます。

それは企業イメージを一新したとか、企業コンセプトを構築したというレベルではありません。ベルルッティという思想、もしくは哲学が誕生したと言ってもいい偉業です。

ベネチアンレザーとパティーヌ

これについては前述の通り、ベルルッティ(Berluti)だけに許された素材であり、ベルルッティ(Berluti)だけが成し得る染色技術です。他ブランドにもパティーヌを施した、ベルルッティ(Berluti)を思わせる素材が見つかりますが、やはりオリジンとしての奥深さは較べようがありません。

カリグラフィーやタトゥ

カリグラフィーとは美しい筆記文字を手作業で刻み込む技術で、使いこむ程に文字が鮮明になり存在感を訴求してくれます。タトゥとは肌に刻み込む手法そのままに、文字や文様を墨を入れながら唯一性を明確にする手法で、アメリカ人タトゥアーティストのスコット・キャンベルとのコラボレーションで生まれました。

いずれも美しさだけでなく、妖しい毒、魅力よりも魔力をたたえ、ずっと見つめていたい衝動から逃れる事は出来ません。

美しいローファー アンディの誕生

via boq.jp

初代当主がデザインに関わったアレッサンドロは、ベルルッティの中でもっとも美しい靴とされ、長きに渡り人気の耐えないモデルです。そしてオルガ自らデザインに関わった美しいローファー アンディもスリッポンタイプでありながらエレガントな印象のある、ベルルッティを代表するモデルです。

このモデル誕生にはアンディ・ウォーホルの存在があります。彼はイブ・サンローランの紹介でベルルッティを訪ねたのですが、気にいったものが見つからなかったそうです。そこでオルガが『では作りましょう。』となり、生まれたのがこのモデルのオリジンでした。

ウォーホールもいたく満足し、それをモチーフとしたモデル、アンディという名前を冠したモデルの誕生を喜んで受け入れてくれたそうです。 他にもアパレルやアクセサリー分野への進出、LVMHグループへの参加、ハイダー・アッカーマンやクリス・ヴァン・アッシュ等のクリエイティブディレクターの選定についてもオルガの意見が影響しているとみてもいいでしょう。

しかし、もっともオルガらしい光明は『靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい。』という言葉を残したことにあります。さらに磨いたあとは、お日様の下では色が覚めてしまから、月の光の下で眺めるようにと助言しています。

また前述したベルルッティ(Berluti)愛好家のために催される食事と靴磨きを楽しむスワンクラブでは、靴磨きの最後にクリュグやモエといったシャンパンを含ませた布で艶を上げ、立ちのぼる香りを楽しむのだとか。

革靴や革製品またアパレルといった『モノ』だけでなく、このようなベルルッティ(Berluti)という思想や哲学が、わたし達を惹きつけてやまないのです。それはオルガ・ベルルッティの生き方であり、美しいものへのオマージュに他なりません。

まとめ ベルルッティ(Berluti)と向き合う。

Sales associate Irah Sajor applies a glacage treatment to a pair of shoes at Berluti in South Coast Plaza. The shoe is an Alessandro in the custom color, St. Emilion, which retails for $2130. >>>>ADDITIONAL INFORMATION: Costa Mesa, CA Berluti slug:Fashion.Berluti.0107 12/26/13 Photo by Eugene Garcia, Orange County Register

商品ではなく、ベルルッティ(Berluti)が生み出した価値、独自性について紹介してきました。それは技術や手法に留まらず、4代に渡るベルルッティ(Berluti)の歴史と各当主の偉業に触れることでした。 ベルルッティ(Berluti)は今も進化し続け、呼吸を止めることはありません。現代当主であるオルガ・ベルルッティの動きに、これからも目が離せません。

死ぬまで一生涯履ける革靴・シューズ ブランド6選

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”#死ぬまで生涯履ける革靴・シューズ ブランド6選”

革靴は、”大人のいい男”にとっては不可欠なマストアイテムですが。革靴といっても、ブランド、価格、デザインはそれぞれです。この記事では、そんな革靴初心者のあなたに向けて一生涯履き続けることができる。ある意味、奥さんよりも長い付き合いになるかもしれないMY LOVER 革靴を6つのブランドに厳選してご紹介したいと思います。

革靴と ”大人のいい男”

革靴がなぜ大人のメンズファッションに必須なのか?その一番の理由は、素材でもあるレザーにあります。レザーの良さは語りだせば、挙げればキリがないほどありますが。このレザー素材こそが、大人のメンズファッションに最適なんです。ではどういった点で、最適なのか少しだけご紹介します。

経年劣化じゃなくて経年変化のエイジング

劣化なんて言葉を使うと、奥さんを含め世の女性・女子に叩かれますが。革靴だと真逆で、この経年劣化じゃなくて経年変化のエイジングがまさしく”大人のいい男”にとって最大のポイントなんですね。

人間でいうお肌は、時代・年齢とともに衰えていきます。もちろん、革靴も人間でいうお肌と同じですので使えば使うほど消耗することは間違いありません。

革靴の手入れ次第では”劣化”が”いい味(あじ)”だしてんね~になる。

少し長いタイトルですが。革靴も美肌効果じゃないですが。お手入れメンテナンス次第では、5・6年と言わず数十年履き続けることも可能です。(靴底、靴紐シューレースなどリペア・交換などは必要です。)そして、このエイジングの”いい味(あじ)”こそが大人のメンズファッションを輝かせる燻し銀になってくれるのです。

そして、燻し銀のごとく愛情を掛けてお手入れされた革靴は同じブランドの同じ革靴でも真似が出来ない表情を持ちます。今の時代は、お金さえ払えば手に入らないものはないと言われていますが。革靴のような、経年変化のエイジングを楽しみ。そしてまたそれをファッションの一部とできるのも革靴だけが持つ魅力ともいえます。長くなりそうなので、この辺で ”#死ぬまで生涯履ける革靴・シューズ ブランド6選” をご紹介していきます。

ベルルッティ( Berluti )

via LVMH

ベルルッティ(Berluti)の歴史は、革靴歴史といえるぐらい男性の革靴の美学を作り上げたといえるでしょう。創業者のアレッサンドロ・ベルルッティは、わたしと同じ30代で故郷のイタリアからパリに移り友人である靴職人から靴づくりのいろはを学びます。そして、既にご存知のとおり自身の名がついた『アレッサンドロ(Alessandro)』を創業当時から今に至るまで遺しました。

ベルルッティ(Berluti) のレザーに対する姿勢、また経年変化のエイジングに対する考え方というのは他のブランドにはない美学があります。これはまた改めて別記事で『ベルルッティ(Berluti)の歴史』としてご紹介したいと思いますが。私自身も数多くの革靴を愛用した中で、履いて愉しむ以外に見て・眺めてお酒を飲めるぐらいに魅了されたのはベルルッティ(Berluti) が一番でしょう。

革靴以外にスニーカーにアパレルも…

ベルルッティ(Berluti) というと、革靴にバッグというイメージが強いですが。スニーカーやアパレルラインもここ最近は、非常に力を入れられており目移りが止まらないブランドでもあります。 LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンのグループ傘下に入ってからは特にそれが顕著です。

トレンドや流行に左右されず、どこに出かけても恥ずかしくないファッションアイテムが欲しいという方は、ベルルッティ(Berluti)で革靴からアパレルまで、予算がOKでしたら全て揃えれば間違いありません。それぐらい、デザインから素材まで洗練されています。

ただ1つだけ残念なことが、昔の良さが少しだけ薄れて来つつあるベルルッティ。ルイヴィトンのように商業的なブランドイメージが強くならないことを願っております。

オールデン( Alden )

オールデン( Alden )は、アメリカの革靴・シューズ文化を築き上げたブランドと言えるぐらいファンが多いブランドです。革靴を履かない人でも、オールデン( Alden )ブランド名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?そして、ちょうど我々の父親世代以降の昭和の青春時代を過ごした方にとっては アメトラ(アメリカントラッド) = オールデン( Alden )という憧れのブランドでもあります。

希少性が高いオールデン( Alden )の革靴

オールデン( Alden )革靴ローファーは、馬のお尻からのみ取れる”コードバン”という素材で造られています。そして、この”コードバン”こそオールデンの人気を高めた理由の1つでもあります。ホーウィンレザー社の開発するコードバンにこだわり、当時の時代の流れとは逆行するかの如く大量生産せずに品質を維持するために職人が1つ1つを丁寧に造り上げるというところにお洒落好きな世界中のファショニスタから注目され人気に火が付きました。

ジョンロブ(John Lobb)

ジョンロブ(John Lobb)は、キング・オブ・シューズや革靴の王様などと世界中のセレブやビジネスマンが評価し愛用しています。これは、”パリ ロブ”と呼ばれる創業者の息子であるウィリアム氏がパリに進出し、経営していたお店がエルメスグループ傘下になったこともブランディングをより神格化させた一因でもあるでしょう。しかし、それが今日まで続く秘訣には他のブランド同様の愛される理由がありました。

エレガントなフォルムを描く美しい曲線美

ジョンロブ(John Lobb)革靴が時代が変わっても、愛され続ける理由の1つは間違いなく『美しい曲線美』でしょう。愛用している方から、そんなこと無いよという声が聞こえてきそうですが。人間と言うものは無意識に、美しいものに惹かれるものです。そして、それはいつしか惹かれるから魅せれられるになり。気付けば、手遅れというぐらい虜になってしまうものです。 ジョンロブ(John Lobb)の革靴にはこの妖艶で何とも言い難い美しさがあります。

英国靴のグッドイヤーウェルト製法

ジョンロブ(John Lobb)革靴が愛され続けるのは、その美しいデザインとシルエットからだけではなく。歴史と実績に裏打ちされた英国靴の伝統的製法であるグッドイヤーウェルト製法にて造られており耐久性も非常に高いのです。またエルメスグループ傘下ということもあり、使われる素材も超がつく一級品のレザーがふんだんに使われていることも著名人セレブが魅了され愛用者が絶えない大きな理由の一つでしょう。

サルヴァトーレ・フェラガモ (Salvatore Ferragamo)

サルヴァトーレ・フェラガモ (Salvatore Ferragamo)のイメージは、ハイヒールにパンプスと言った女性向けハイブランドのイメージが非常に強いと思います。

確かに創業時まで遡ると、マリリン・モンローやオードリー・ヘプバーンなどの、多くの女優セレブが愛したことでも有名なブランドではありますが。そのブランド歴史には、靴づくりに徹した苦労人でもある天才革靴職人の創業者 サルヴァトーレ・フェラガモ (Salvatore Ferragamo)が性別を問わずデザインはもちろん、履き心地、機能性に徹底して拘りぬいたポリシーが根付いています。

フェラガモのペニーローファー

フェラガモのペニーローファーです。トゥまでのラインがシャープでスラっとしたまるで色男を革靴にしたようなデザインが特徴的で極上のレザーで、最高の靴職人が作り上げた至極の一品です。革靴という、大人のいい男を大人の色男に昇華させる優美なフォルムとエレガントで華美な佇まいは サルヴァトーレ・フェラガモ (Salvatore Ferragamo) だけのものだと断言できます。

ガンチーニ モカシン ローファー

サルヴァトーレ・フェラガモ (Salvatore Ferragamo) ガンチーニモカシンローファーです。フェラガモのアイコンともいえるガンチーニ。女性向けのアイテムでも、特に人気のモデルがこの『ガンチーニ』です。女性ウケとしても間違いなくこのガンチーニモカシンローファーは最適なことは間違いないでしょう。また一目で分かるラグジュアリー感と、メンズファッションを大人のコーデに仕上げてくれる革靴30代40代大人なメンズファッションを目指すあなたに最適です。

チャーチ(Church’s)

チャーチ(Church’s)と言えば、英国紳士が履く革靴というイメージが定着しておりジョンロブ(John Lobb)と並び評されています。そして、その男性的で武骨な大人の革靴といったイメージから、無駄な華やかさや装飾がないシンプルさを好む方にとっては他のブランドには無い革靴として愛用されています。

またチャーチ(Church’s)の革靴の特徴として、ポリッシュドバインダーカーフがあげられます。似ている素材に『ガラスレザー』がありますが。『チャーチ(Church’s)』のレザーは肉厚なカーフレザーで表面に樹脂加工を施してあり高い防水性を獲得しています。

クロケット&ジョーンズ (Crockett & Jones)

クロケット&ジョーンズ (Crockett & Jones) は、1879年に革靴の聖地とも言われている英国靴の殆どがここで生産されていると言っても過言ではないイギリスのノーサンプトンで誕生したシューズブランドです。 ブランドの特徴としては、ラスト(木型)のバリエーション数が世界最多であり。自社工場の生産量と規模は、ノーサンプトンの中でも最大規模を誇るイギリスの名門中の名門であることです。

また映画『007(ゼロゼロセブン)』で知られるダニエル・クレイグが着用するなど、数々のエピソードを持つ海外セレブや著名人御用達でも知られています。

革靴は相棒である。

革靴を生涯履き続けたいと思う私にとっては、一生涯履ける革靴シューズブランドというのは知りたい情報であり、是非皆さんにもご紹介したいコンテンツということで今回、6ブランドをご紹介させて頂きました。

ビジネスマン・ビジネスパーソンにとって、革靴は消耗品というイメージも多少あるかもしれません。しかし、革靴手入れの仕方や革靴を長持ちさせる方法を理解し定期的なメンテナンスと、革靴をローテーションで履き回してあげれば数年と言わず数十年履くことも可能です。

円高がまだまだ続いており、海外ブランド革靴を購入されるタイミングとしては非常に良い環境になっております。また今後、消費増税が控えているため購入を検討されている方にとっては絶好のチャンスですね。ぜひ皆さんにとって、人生の相棒ともいえる革靴が見つかるよう引き続き革靴にとっての優良な情報を発信していきたいと思います。