ハイセンスな大人のメンズシューズといえば、ブーツは絶対に欠かせませんよね!中でもサイドゴアブーツは、今や定番シューズの仲間入りを果たしたといっても過言ではないほど浸透しており、どんなシーンでも違和感なく合わせられる万能アイテムなんです!サイドゴアブーツとは一体どんなものなのか、そのルーツやオススメブランドなどをご紹介いたします。
サイドゴアブーツとは?
サイドゴアブーツというのは、その名の通り、再度にゴアがついているブーツの事です。ゴアとは、伸縮する素材、いわゆるゴムですね。柔らかく伸び縮みするため、更に履きやすさを実現している非常に優れたアイテムなんです。スリッポンのようなシンプルな形のブーツで、どんなファッションコーデにも合わせられるアイテムでもあり、脱ぎ履きのしやすさがコーデの幅も広げてくれます。
ヴィクトリア女王のための靴がルーツ!?
サイドゴアブーツの始まりは古く、19世紀の英国でヴィクトリア女王のために作られたブーツがきっかけとされています。当時、即位したばかりのヴィクトリア女王のために、簡単に脱いだり履いたりでき、足にフィットしやすいデザインのブーツをロンドンの革靴店が考案。元はヴィクトリア女王のためのアイテムだったんですが、実はそれを誰よりも気に入ったのがヴィクトリア女王の夫でもあるアルバート公でした。
アルバート公はサイドゴアブーツを履いて議会に参加することも多く、その気に入りぶりは瞬く間に広がり、当時は彼の名をとり「アルバートブーツ」なんて呼ばれ方もされていたほどです。実はレディースアイテムとして誕生し、その夫に気に入られたことにより一般にも広がったサイドゴアブーツ。ヴィクトリア女王が即位されたのが1837年ですので、その歴史の深さも驚きですね。
ブーツというのは元々軍靴がルーツである場合がほとんどなのですが、サイドゴアブーツは珍しくフォーマル仕様が起源となっています。ルーツが王室なんて、特別感や威厳があるような感じもしますね。変幻自在に様々なコーデに馴染むサイドゴアブーツ。多くのブランドからも魅力的なアイテムが次々と発表され、もはや定番のブーツともなっています。迷ったときはサイドゴアブーツで足元を飾ることで、コーデが引き締まりセンスの高さも演出することが出来ますね!
サイドゴアブーツのコーディネート
元がフォーマルからの誕生でもあるサイドゴアブーツは、どんなシーンでも馴染みやすい活用のしやすさがあります。また、シンプルなデザインが逆に高級感を醸し出し、洗練された大人のおしゃれを演出してくれますよ!カラーによって変わる印象もまた面白いですね。シンプルな分、カラーでのイメージが強くなるので、シンプルだけど飽きの来ないアイテムなんです。どんなシーンにはどんなサイドゴアブーツが似合うのか、シーン別のコーディネートをご紹介いたします。
大人カジュアルにマストなサイドゴアブーツ
カジュアルファッションとの相性が非常にいいサイドゴアブーツ。シンプルなデザインのものが主なので、どんなスタイルでも馴染みやすく足元に大人らしい磨かれたセンスを光らせてくれますよ!ゴア部分の伸縮性を活かしたブーツインスタイルなども格好良く決まります。
トータルファッションのアクセントとしての役割を担うサイドゴアブーツは、スリムシルエットのスタイルでもゆったりとしたシルエットでも、センスの高さを醸し出してくれます。自分のファッションにいつでも簡単に取り入れることのできるサイドゴアブーツで、普段とは違ったコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ジャケット、パンツ共にぴったりとした細めシルエットのコーデ。ここにサイドゴアブーツをプラスすることにより、落ち着いた大人っぽさを演出してくれます。全体シルエットをスッキリ見せつつ、足元で遊び心を出すことで、ハイセンスな大人ファッションを楽しむことが出来ますね。
緩めシルエットで合わせたファッションでは、丈の短めパンツを合わせサイドゴアブーツを前面に出すようなコーデを!上下でゆったりとした組み合わせであっても、サイドゴアブーツがキュッと締めてくれるので、だらしない印象はなくなります。全体のゆるさと足元アクセントが絶妙なバランスで、洗練された大人なコーデになりますよ。
デニムをロールアップしてサイドゴアブーツと組み合わせ!足元が非常にすっきりとした印象になり、脚長効果も期待できますよ。シルエットが真っすぐ美しくなり、カジュアルだけど気の抜け過ぎないハイセンスなおしゃれを演出してくれます。アウターにレザー素材を持ってくることで安っぽくならず、まさに「大人の男のコーディネート」と言えるでしょう。
ビジネスに最適なサイドゴアブーツ
カジュアルとは違い、かっちりとした印象が大切なビジネスシーン。スーツやオフィスカジュアルなどにサイドゴアブーツを合わせることで、足元から「できる大人」の雰囲気を醸し出し、清潔感も強まります。また、サイドゴアブーツの一番の特徴でもある脱着のしやすさがビジネスシーンではカギになります!例えば仕事上の接待や営業などの場合、靴の脱ぎ履きでもたもたするのは格好悪いですよね…サイドゴアブーツはそんな心配は一切必要ありません!
さらに、全体的に足を包んでくれるブーツは歩きやすさや安定性が普通のシューズや革靴に比べ高くなるので、疲れにくさも格段に上がり仕事の効率も上がってきますね。洗練されたセンスの高いファッションアイテムをビジネスでも活用することで、周りからの評価も上がっちゃうかも!?
全体的に同系色でまとめることで統一感が出て、スーツやオフィスカジュアルなどのビジネスシーンでも違和感なく取り入れることが出来ます。ブラックなどのダーク系で合わせると、より洗練された印象が強まりますね。都会的な印象が高まり周りと差をつけ、嫌味のない存在感をアピールすることが出来ますよ!
上記とは違いカラーを統一することなく組み合わせたコーディネートです。しかし、特別な違和感はなくスっと馴染み、ビジネススタイルを崩しません!もとがシンプルで上品なシルエットのサイドゴアブーツだからこそのスマートさです。ブラウン系のカラーはより足元を輝かせ、よりスタイリッシュな印象を強くしてくれます。
王道のグレースーツにブラックのサイドゴアブーツのコーディネート。ビジネスシューズとは違った深い味のあるサイドゴアブーツはタックの入ったスーツパンツとの相性が非常によく、グレートブラックという組み合わせでさらに落ち着いた大人な印象を強めてくれます。ネクタイをブーツに合わせたダーク系にすることで、より全体の統一感が高まり、スーツでもハイセンスなコーデを楽しむことが出来ますよ!
フォーマルにもサイドゴアブーツ
元々がエリザベス女王のために作られたサイドゴアブーツは、フォーマルな場だからこそその上品さを際立たせてくれます。また、夫のアルバート公が愛用していたとされるサイドゴアブーツ。こうした歴史からもサイドゴアブーツのフォーマル感は他のブーツと比べ飛び抜けていると言えますね。シンプルさの中に光る上品さは、まさにサイドゴアブーツの一番の特徴ではないでしょうか。
フォーマルシーンでは気品のあるスタイリッシュなサイドゴアブーツの良さが光り、魅力を高めいつもとは違った存在感を放ってくれます。足元はファッションコーデのイメージを決定づけるために欠かすことのできない大切なアイテムです。フォーマルファッションにサイドゴアブーツを組み合わせることで、カジュアルやビジネスとは違い、特別感をより強調する素敵なコーデを実現することができますよ!
ゆったりとしたシルエットには、サイドゴアブーツで足元を引き締めることでより普段とは違った特別感を演出してくれます。フォーマル感が強くなり、品のいいこなれ感が素敵なコーデに完成です!カラフルなウェアやゆったりとしたシルエットのアイテムを大人っぽく上品に着こなしたい方には特にオススメの組み合わせとなっています。
シンプルなフォーマルスーツにはレザーのダーク系サイドゴアブーツがオススメです。光沢のある素材で足元を輝かせ、より特別な品の良さを強めてくれるでしょう。タイトなストレートスタイルのパンツと合わせれば、シルエットも引き締まりよりカジュアル感が消え、フォーマルなイメージが高まります。普段とガラッと変わった印象で、周りの方がびっくりしてしまうかも…!?
普段はなかなか着ないようなチェックのスーツは、フォーマルなシーンでよりスタイリッシュな印象を強めてくれますね。そんな時はぜひサイドゴアブーツを組み合わせてみてください。スーツのフォーマル感をより強調し、あくまで枠役に徹してくれるサイドゴアブーツが、嫌味のない大人な色気を醸し出してくれます。
オススメブランドのサイドゴアブーツ10選
サイドゴアブーツは今やおしゃれなコーディネートには欠かせないアイテムの一つとなっており、様々なブランドから魅力あふれるアイテムが発表されています。ロングブーツとは違い、冬場だけではなく春先や秋にも活用できるため、一年の中でも長く着用できる優れものです。また、夏場でもコーデに取り入れるハイセンスな方もいますね!暑苦しさを感じさせない特別なブーツで、どんな時も足元を輝かせてくれる万能アイテムなんです!
そんなサイドゴアブーツの、オススメブランドをご紹介いたします。海外の有名ハイブランドから知名度の低い知る人ぞ知るブランドまで、そのデザインは多様にあり、少しの違いで大きな印象の変化を楽しむこともできます。お気に入りのブランドのアイテムや、気になるデザインのブランドのアイテムなど、ぜひチェックしてみてください!
RED WING(レッドウィング)
商品名 | クラシックドレス コングレスブーツ |
サイズ | 6,5~11 |
価格 | ¥49,000 |
シンプルで王道のデザインが光るレッドウィングのサイドゴアブーツ。フェザーストーンレザーを使用し、上品な光沢が高級感を演出してくれます。特にフォーマルなシーンでは、品のある雰囲気と嫌味のない洗練されたブランド感を醸し出すので、スマートでスタイリッシュなシルエットを強めてくれます。
Tricker’s(トリッカーズ)
商品名 | ヘンリー バニシング コマンドソール |
サイズ | 24.5~29.5 |
価格 | ¥88,000 |
シューズブランドの王道ともいえるトリッカーズ。足首周りがすっきりとした印象のデザインで、耐久性に非常に優れた製法が魅力的なアイテムです。焼けデザインが重厚感を演出し、ヴィンテージ風の雰囲気が高級感を演出してくれます。つま先のデザインがさりげないおしゃれを醸し出してくれるので、シンプルなファッションのアクセントとして大活躍間違いなしでしょう!
BUTTERO(ブッテロ)
商品名 | サイドゴアブーツ B9180 PE-SHA |
サイズ | 40・41・42・43 |
価格 | ¥60,060 |
ブッテロのブランドイメージである「乗馬ブーツ」を現代風に表現し、さらにモード感も漂わせるデザインが魅力的です。高級感のある光沢が美しいカフレザーを使用しており、カジュアルはもちろん、ビジネスやフォーマルなどどんな場面でも活用できるオールマイティなアイテムです。所々黒みがかったようなカラーのグラデーションが品のいい高級感を醸し出してくれます。
GIVENCHY(ジバンシィ)
商品名 | オースティン レザー チェルシー ブーツ メタル チップ |
サイズ | 39~46 |
価格 | ¥166,000 |
高めのヒールがスタイリッシュな印象を強めてくれるジバンシィのサイドゴアブーツ。フロントに「GIVENCHY PARIS」の刻印が入ったシャイニーシルバーフィニッシュメタルピースを施し、されげないブランド感を演出しています。ブラックとシルバーのコントラストがアクセントとなり、洗練された大人の男のおしゃれを醸し出します。品のいい高級感が魅力的なアイテムです。
Dr.Martens(ドクターマーチン)
商品名 | サイドゴア チェルシーブーツ |
サイズ | 21.5~30 |
価格 | ¥13,500 |
丸みを帯びたラウンドとぅがカジュアル感を演出し、かっちりしすぎない遊び心あるデザインとなっています。落ち着いた雰囲気と存在感のあるカラーが魅力的で、特にデニムなどのカジュアルファッションとの相性が抜群!ドクターマートンの特徴的なステッチを、レザーカラーと揃えることでスタイリッシュで洗練された印象に。ゴアのブラックとの配色も絶妙で、他にはないオリジナリティ溢れるアイテムです。
Berluti(ベルルッティ)
商品名 | キャラクテール エクレア アリゲーターレザー ブーツ |
サイズ | 24.5~30 |
価格 | ¥1,677,500 |
レザーアイテムの品質の良さは誰もが知るベルルッティ。希少なアリゲーターレザーを使用し、ダークブルーの落ち着いた雰囲気が男らしさをあらわします。履き続けるほどフィット感が増していき、素材の良さを十分に感じることが出来るでしょう。カジュアルにもフォーマルにも活用できるデザインで、他のアイテムとは一味違った重厚感が魅力的です。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)
商品名 | LVブラックアイス・ライン アンクルブーツ |
サイズ | 5~11 |
価格 | ¥137,500 |
「高級ブランド」の代表と言っても過言ではないほどの知名度を誇るルイヴィトン。全面にヴィトンの象徴でもあるモノグラム、ヒール部分にも3つのモノグラム・フラワーモチーフを施し、存在感抜群のアイテムとなっています。遊び心満載のこのサイドゴアブーツは、ヴィトンらしさが詰まった至高の一品と言えるでしょう。ルイヴィトンのロゴ入りタブもアクセントとなり、高級感溢れる素敵なデザインとなっています。
GUCCI(グッチ)
商品名 | メンズ アンクルブーツ |
サイズ | 6~9.5 |
価格 | ¥116,600 |
バックのタブがグッチカラーとなっており、このさりげなさが上品な印象を与えてくれるグッチのサイドゴアブーツ。シンプルなデザインながら、その重厚感とブランド感は隠されることなく醸し出され、周りに差をつける特別なアイテムとなっています。広めのゴアが脱着のしやすさを実現。また、ごつめの印象がよりたくましい男らしさを強調し、どんなコーデにも馴染みやすく活用しやすい逸品です。
TOD’S(トッズ)
商品名 | アンクルブーツ スエード |
サイズ | 5~13 |
価格 | ¥127,600 |
非常にクオリティの高い靴づくりで有名なトッズ。卓越した職人の技術が光るサイドゴアブーツは、長く愛用でき流行に囚われないデザインが魅力的です。スエードのマットな質感が、光沢のあるレザーとは違った存在感と高級感を演出。落ち着いた雰囲気とどんなファッションにも合わせやすいシンプルさで、年代問わず愛されています。ビジネスシーンでも活躍すること間違いなし!
FENDI(フェンディ)
商品名 | ブラックレザー アンクルブーツ |
サイズ | 5~13 |
価格 | ¥121,000 |
遊び心溢れるキャッチーなデザインが魅力的なフェンディのサイドゴアブーツ。ゴア部分に大きく施されたブランドロゴが、ひと際存在感を放っています。光沢のあるブラックレザーの重厚感は、特別な場面にふさわしい印象を与えてくれます。イエローラバーソールで足元にさりげない明るさをプラスし、トータルコーディネートのアクセントにもなるハイセンスな逸品!
レインブーツの代わりにもなる優れもの
サイドゴアブーツは、足へのフィット感が高く安定性もあり、足首まで隠してくれるので雨の日に非常に重宝する形です!しかし、革靴というのは雨に弱く、染みになったり形が崩れたりしてしまうため、天気の悪い日はできれば履きたくないですよね…。そんな時は、オイルレザーのサイドゴアブーツを試してみてください!晴れの日はもちろん、オイルを染み込ませたウォータープルーフレザーを使用しているので、雨の日でも安心して着用することが出来ます!
また、防寒機能も高まるので、秋の長雨の季節から真冬の極寒の季節、春先の陽気な時期まで長く活用することが出来ます!もちろん、レインシューズとしてのサイドゴアブーツも多くありますよ。しかし、オイルレザーのサイドゴアブーツは雨の日のみでなく、どんな天気の時でも違和感なくコーディネートに取り入れることが出来ます。出先で急に雨が降ってきた!なんてときでも焦らなくてすみますね。雨の日専用のアイテムよりも、晴雨兼用アイテムの方が着用機会も増えますし、たくさん履く分愛着もわくのではないでしょうか?
海外セレブの間でも人気の高いサイドゴアブーツ
サイドゴアブーツは履きやすさやファッションコーデの取り入れやすさなどから、世界中で愛されているアイテムです。メンズファッションにも欠かせないアイテムとして重宝されており、多くの人の憧れの象徴でもある海外の有名セレブにも支持されているんです!足元がもたつかず、スマートな印象を与えてくれるサイドゴアブーツ。どんな方が愛用されているのかご紹介いたします。ファッションコーデの参考にもなりますので、ぜひご覧ください!
デビッド・ベッカム×サイドゴアブーツ
「大人のイケメン」の代名詞ともいえる人気セレブの一人、デビッド・ベッカムさん。様々な場面でサイドゴアブーツを着用していますね。どれもファッションコーデに合っていてセンスの高さがずば抜けています!長時間着用しても疲れにくく。
動きやすさや歩きやすさが高いサイドゴアブーツは、旅行に行く際は必ずと言っていいほど活用しているんだとか。シャツスタイルで落ち着いた雰囲気の場面でも、Tシャツでカジュアル感が強い場面でも、サイドゴアブーツを組み合わせることによりトータルバランスがまとまりまさに「大人のいい男のオーラ」があふれ出ていますね!
ブラッド・ピット×サイドゴアブーツ
大人男子ならまずマネしたくなるのが、ブラッド・ピッドさんの洗練された大人の色気漂うコーディネート。シンプルで飾らないスタイルにもかかわらず、内面から漂う妖艶な魅力や男らしさがあふれ出ていますね。デニムとの相性が最高にいいサイドゴアブーツは多くの場面で着用しており。
プライベートでのお出かけはもちろん、お仕事のシーンでもよく見かけます。愛用しているサイドゴアブーツは多くありますが、中でも一番のお気に入りがBlundstoneのアイテム。世界中の多くのファンがマネをして、Blundstoneのサイドゴアブーツを購入したなんて話もあります。
ヨハネス・ヒューブル×サイドゴアブーツ
「BOSS」「Salvatore Ferragamo」などのブランドモデルとして広く知られているヨハネス・ヒューブルさん。「さすがモデル!」と思わせるような着回し術はぜひマネしたくなりますね!
カジュアルなシーンで多く用いられるサイドゴアブーツと、かっちりとした大人っぽいジャケットやコートとの組み合わせが、より男らしさを輝かせています。デニムと合わせることで少し緩さをプラスしたコーデは、洗練されたハイセンスな着こなしですね。普段着すぎず、無理に決め過ぎない絶妙なコーデバランスが素敵です!
ジャスティン・セロー×サイドゴアブーツ
俳優、映画プロデューサー、脚本家など、マルチな才能で人々を魅了しているジャスティン・セローさんは、大人の憧れを全て詰め合わせたまさに理想の男性像ですね。甘いルックスと鍛え上げられた肉体美は素晴らしいの一言です!そんなジャスティン・セローさんが季節問わず愛用しているのがサイドゴアブーツ。
レザーやダウンジャケットに合わせてシックに、タンクトップやTシャツに合わせてカジュアルに。どんなシーンでもバランスよくコーデを完成させています。コーデを引き立たせてくれるサイドゴアブーツを非常にうまく取り入れていますね。
サイドゴアブーツは歴史的に有名なあの人まで!?
サイドゴアブーツの歴史は古く、冒頭でお話しした通り始まりは19世紀にまで遡ります。誕生当時から現代にいたるまでの間、サイドゴアブーツは数々の歴史上の人物や有名な著名人の間でもブームになり、多くの人々の関心を集めてきました。
遠く海を越えたアメリカでは、エリザベス女王の夫が議会に上がる際に着用していたことから「コングレス(議会)ブーツ」と呼ばれていたんです。今なお世界中のたくさんの人に愛されているサイドゴアブーツ。一体どんな人に活用されていたのでしょうか?
ビートルズもサイドゴアブーツを愛用していた!?
サイドゴアブーツが特に広まったのが、実は1960年代以降の話です。当時、ロンドンのチェルシー地区で活動していたアーティストたちが、みなサイドゴアブーツを愛用していました。そこから「チェルシーブーツ」という愛称が生まれ、一気に人気アイテムになったとされています。当時、英国では一部の礼服や乗馬用のブーツとしての活用しかされていませんでしたが、ビートルズやローリングストーンなど、若者に大人気のスターがこぞって着用していたことから、一大ブームを巻き起こしました。
この当時はこうした人気アーティストへのあこがれが非常に強く、多くのファンが持ち物やファッションをマネしていました。髪型や食事まで同じにしているという方もたくさんいたんです!サイドゴアブーツも例外ではありません。これまで、そんなに注目を集めてこなかったブーツが、驚くほど人気のアイテムとして流通し始めました。履きやすさやコーデのしやすさはもちろんですが、今なお伝説として語り継がれているビートルズの当時のその影響力も凄まじいですね。
坂本龍馬もサイドゴアブーツ履いていた!?
海外でもその名を知る方も多いのではないでしょうか。日本人なら誰もが知っている「坂本龍馬」。幕末を代表する歴史上の偉人です。彼はその当時の日本では考えられないような言動が話題になり、大河ドラマにもなりました。歴史を題材にしたドラマなどでも、必ずと言っていいほど登場する超有名な人物です。
そんな坂本龍馬ですが、実はこのサイドゴアブーツを愛用していたという説が…!サイドゴアブーツが日本に渡ってきたのは、1950年代の後半、江戸時代末期の幕末です。新しいもの好きの坂本龍馬にとってとても新鮮な出会いだったのではないでしょうか?
坂本龍馬が長靴を履いていたという話は聞いたことがあると思います。その長靴こそ、このサイドゴアブーツだったといわれているんです!「オシャレは足元から」という概念を実践した、最初の日本人とも言われていますね。外国への強いあこがれもあり、こうして渡ってきたアイテムを使わずにはいられなかったのでしょう。
また、坂本龍馬以外にも、実は昭和天皇もこのサイドゴアブーツを愛用していたと言われています。歴史上の有名人、日本の皇室までをも魅了したサイドゴアブーツ。はるか昔から万人に愛されきた素晴らしいアイテムと言えるでしょう。
実はサイドゴアブーツは女性受けも良いアイテム!
実は、サイドゴアブーツはそのシンプルなデザインから女性からの評判が非常にいいアイテムなんです!変に気取らないありのままのおしゃれを演出してくれるサイドゴアブーツ。シンプルながら洗練された上品さと、嫌味のない自然な高級感を醸し出してくれます。足元のおしゃれは全体のコーディネートを引き締めるための最も重要なポイント!さらに、脱着のしやすさも評価が高い要因の一つですね。
例えばおうちデートの時や外で食事するときなど、靴を脱ぐタイミングというのはいつ訪れるか分かりません!そんな時にスッと脱いだり履いたりできるのは非常に好ポイントになるんです!いくら格好いいおしゃれで高級な靴を履いていても、こうした時にもたついてしまったりすると女性はちょっと冷めてしまうかも…。
それに、足元というのは実は女性は結構チェックしてたりするんです!「格好よくセンスのいいファッションで女性にモテたい!」と思っているなら、まずは足元から!サイドゴアブーツならどんなファッションとも馴染みやすく、歩きやすさもあるのでまず失敗することはありません!
自分のファッションセンスに自信がない・ファッションを新しく変えたいけどどこから変えればいいか分からない・最近の流行を知らない。そんな悩みを抱えている方は、ぜひサイドゴアブーツを試してみてください!流行に囚われずシンプルかつハイセンスなアイテムですので、これ一つで今までよりもワンランク上のおしゃれを手に入れることで来ますよ!