『秋服メンズファッション20選』デニムシャツコーディネート特集 #着こなし達人バイブル Vol.11

デニムシャツは一枚で着ても良し、インナーに着込んでも良しと、流行遅れとは無縁の定番アイテムに他ならないアイテムだろう。ファストファッションブランドからデザイナーズブランドまで、時代を超えて発展と進化を続けていくワークスタイル系の王道アイテムとして、のワードローブには欠かせない物だ。

デニムシャツの選び方を、メンズファッションコーデを写真やインスタグラムの情報など交えてご紹介しています。春服夏服向けの情報もありますが。オールシーズン共通で、どういったシーンに対して、どういうデニムシャツ生地を選ぶのが最適なのか。インナーアクセサリーは、どういったものを合わせるのが良いかなど非常に詳しく紹介しています。

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ウォッシュ加工のデニムシャツが夏の気分なコーディネート

予めウォッシュ加工が入ったデニムシャツは、長年エイジングを重ねてきたアイテムの如く、古着特有の色落ちを直ぐにでも楽しむ事ができる。白パンツと合わせれば、らしいサマースタイルを手軽に作る事ができるだろう。ただ、購入したばかりの洗い加工のデニムシャツはそのまま着こなしてしまうと周りからもバレやすい為、水で生地全体を濡らした後に乾燥機に一度掛けると着込んだ様な風合いを出す事ができるだろう。

ボーダーシャツの見せ方が枠、地中海風デニムシャツスタイル

ヨーロッパ圏、特にイタリア男性が「アズーロ・エ・マローネ」と共に好むスタイルの定番は、オフホワイトカラーのボトムスデニムシャツ、またはデニムジャケット等のデニムアイテムを合わせる事だ。ドレステーラードジャケットインナートップスとして着用すれば、大きくカジュアルダウンも可能。そして、彼の首元から見えるバスクシャツには普段見えない場所への紳士的な気遣いが感じられる。

オススメブランドは『BOGLIOLI(ボリオリ)』

『BOGLIOLI(ボリオリ)』のテーラード・ジャケット

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セクシーな着こなしが遊び気分全開な夏のデニムシャツコーデ

色落ちが目立ちにくい淡いパステルカラー風に映えるデニムシャツを何と第四ボタンまで開けてしまった大胆過ぎるセクシースタイル。センタープリーツの入ったカーキ色のボトムスは、綺麗目な印象も与えつつも、モカシンシューズのマロンカラーとホワイトソールの組合せがカジュアルな表情も漂わせてくれる。腕をまくる事で、手元のアクセサリーの主張を抑えながらもアピールできているのはデニムシャツの表情に視線が行くからだろう。

敢えてデニムシャツをタックインしたシンプルスタイル

デニムシャツをタックインする事で全体に引き締まった印象を持たせる事ができる。デニムシャツはご存知ワーク感の強いカジュアルアイテムの為、彼の様にどこかでドレスアップしたくなるのがファッショニスタの性でもあるかもしれない。このスタイリングはデニムシャツとの釣り合いを取れるダークブラウンのベルトホワイトカラーのボトムスに合わせたのが正解だった。

オススメブランドは『 ANDERSON’S (アンダーソンズ)』

『Anderson’s(アンダーソンズ)』 ダークブラウン スウェードベルト

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ライダースと合わせたロックスタイルなデニムシャツコーデ

ロックミュージシャンを意識した様なバイカーファッションでも、インナートップスとして大活躍中のデニムシャツ。このスタイリングの特徴は着込まれたデニムのブルーと、メインカラーになるブラックのツートンカラーがキモになっているだろう。そして、レザーアウター特有のエイジングが進んだライダースレザージャケットデニムシャツの組み合わせは、黄金比率と言っても過言ではない。

オススメブランドは『AMIRI(アミリ)』

『AMIRI(アミリ)』 レザーバイカージャケット

商品ページはこちら⇛ 『AMIRI(アミリ)』 レザーバイカージャケット

ジャケパンスタイルにもハマるデニムシャツの魅力

淡いブラウンカラーのテーラードジャケットイタリア製ジャケットの中でも一際人気の高いカラーリングだ。デニムシャツドレスシャツ同様に袖口が見えるようなサイズ感で選べば、華やかなコーディネートにもピッタリの魅力的なアイテムに変身を遂げるだろう。しかし、彼の様にドレスシャツとしての使用を考えている場合には、色落ちの少ない物を選択する事を推奨したい。

女子ウケも抜群なキレイ目デニムシャツスタイル

ジャストサイズのデニムシャツアウターとして活用した良い例。アクセサリーサングラスのみ、日本国内でも大人気の黒スキニーをボトムスにチョイスすれば、女子ウケ抜群の大学生系コーディネートの完成だ。今では若者の定番スタイルだが、着用者の年代に合わせたアイテムをプラスする事で、垢抜けた印象と長いスパンでの活躍が見込める着こなし術になる。

デニムシャツはスウェットとも好相性、休日系コーデのお供に

スウェットパンツが休日のオフな印象を演出しているが、それを補うかのようにデニムシャツとの上にはテーラードジャケットポケットチーフ。休日系コーデとしては悪くないのだが、彼は第三ボタンまで開けてしまっている事と足元がイマイチ華やかさに欠けている為、残念な事に”だらしがないコーデ”と言われてしまうかもしれない。せめてレザー系スリッポンを選んでいれば休日系コーデとしては非常に完成度が高かった。

オススメブランドは『OFFICINE CREATIVE(オフィチーネ・クリエイティブ)』

「Ivy(アイヴィー)」タッセルローファー|Officine Creative(オフィチーネ・クリエイティブ)

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男らしさの主張も得意なスタンスミス×デニムシャツ

スポーツブランドの代表格、『 adidas(アディダス) 』の『スタンスミス』が目を引く彼だが、マッシブな体格の男性にもデニムシャツは非常に良く似合うアイテムだ。カーキ色のボトムスは小さくロールアップする事でこなれ感を出してポイントを稼いだ。また、アクセサリー数も外国人男性としては平均的な数であり、彼は自分の体格を武器にしているのが好印象なところ。肩幅のある男性にはより男らしさを主張できるところもデニムシャツの魅力なのだ。

丈長のデニムシャツはスリムにタックイン

軽いストレッチの効いたホワイトデニムジーンズに、デニムシャツをタックインしたコーディネートだ。デニムシャツは長めの着丈をチョイスする事で、よりドレスシャツとして代用する側面を強められるだろう。そうする事でベルトがなくても彼の様なスマートなタックインが可能になるのだ。また、足元にはドレッシーデザインなレザーシューズを合わせれば完璧。

オススメブランドは『BERG & BERG(ベルク&ベルク)』

『Berg & Berg(ベルク&ベルク)』 「Anton(アントン)」コットンブレンドプリーツトラウザー

商品ページはこちら⇛ 『Berg & Berg(ベルク&ベルク)』 「Anton(アントン)」コットンブレンドプリーツトラウザー

ミリタリースタイルにデニムシャツでアメカジ系を意識

ミリタリーなテイストが男心をくすぐられる彼のボトムスと、フルブローグが目立つレザーシューズと合わせた事で、米国のアメリカントラッド感な空気が出ている。ポイントはサングラスデニムシャツのタックインで、特徴的な下半身の主張を強めているのが実にテクニカルなところ。ミリタリー系のアウターなどにもデニムシャツは絶妙にマッチするので、吟味するのもメンズ流おしゃれの面白さの一つだ。

アクセサリーとデニムシャツでキューバ系メンズスタイルに

カリブ海が目に浮かぶターコイズ・アクセサリーと、ブレスレットの連続した組み合わせ方で手元に大きな個性が生まれる。例えば『CHROME HEARTS(クロムハーツ)』といった高価なアイテムを使って更なるラグジュアリー感をプラスできる。そしてその個性に馴染むかの様にデニムシャツには不思議と違和感が生まれないのだ。性別、年代、国境を超えて長く愛用されてきたデニムシャツの歴史に、合わせやすさのワケがあるのかもしれない。

ダメージデニムとデニムシャツがストリートスタイルを表現

ストリートファッションスタイルの鉄板アイテムスニーカーにはダメージジーンズデニムシャツを合わせたスタイリングでお手軽ストリートファッション スタイル。トレンド感の強いコーディネートにも上手く合わせやすい デニムシャツ は、 オーバー・サイズをチョイスするとよりストリートファッション の特色を出す事ができる。スニーカーは『adidas(アディダス)』から『Nike(ナイキ)』といったスポーツ系のスニーカーがマストなアイテムだ。

サイドゴアブーツにデニムシャツの組合せがスマートなカジュアルコーデ

このスタイリングではダークブラウンのチャッカブーツホワイトカラーのボトムスと調和して、 デニムシャツ のブルー・ネイビー系の色をより引き立てている。何よりもストレッチの効いたボトムスには履きやすさの機能性だけではなく、細身のシルエットを強調してコーディネートにメリハリを持たらす効果もある。

オススメブランドは『KINGSMAN(キングスマン)』

商品ページはこちら⇛ 『KINGSMAN(キングスマン)』「George Cleverley」スウェードチェルシーブーツ

タッセルローファーが一層引き立つデニムシャツコーデ

バーガンディーカラーが眩しいタッセル・ローファーが デニムシャツ のカジュアル色によって普段以上にドレッシーな顔立ちを覗かせてくれている。確かに デニムシャツ は一枚で十分コーディネートの主役になれるが、最も得意とするのは個性を主張するアイテムの更なる”レベルアップ”だ。また、同色系のアイテムとも喧嘩する事なく差別化できるので、興味があれば一度試して見て欲しい。

オススメブランドは『ASPESI(アスペジ)』

商品ページはこちら⇛ 『ASPESI(アスペジ)』スリムフィット製品染めリネン&コットンブレンドシャツ

オリーブ&デニムがミリタリーテイストなカジュアルコーデ

トップスには デニムシャツボトムスにはオリーブカラーのワークパンツでネイビー系×グリーン系のワイルドな配色が背景に馴染みやすいスタイル。無骨なミリタリーファッションでも頻繁に扱われるカラーコーディネートだが、 デニムシャツ をメインアイテムとしたコーディネートでは、比較的手軽に完成させる事ができる手法だ。また、スニーカーで差し色を入れる事によって、親しみやすいカジュアルコーデを演出出来ていると言える。

デニムシャツとデニムジーンズで効率的なエイジングも楽しめるアメカジスタイル

デニムジーンズデニムシャツスタイルは近年『デニム・オン・デニム』の名前で大きく広まった。ドレスフォーマルな印象とは程遠い下北沢系コーディネートではあるものの、 デニムシャツジーンズはどちらも耐久性と経年変化を楽しめる定番アイテムであり、デニム好きであれば一度は試した事があるかもしれないスタイルだろう。また、彼の様にサスペンダーなど個性を強めるアクセサリーは挑戦的なファッションであるが、ポイントとしてはとても良い味になる。

ススメブランドは『BOBBY JONES(ボビージョーンズ)』

商品ページはこちら⇛ 『BOBBY JONES(ボビージョーンズ)』5ポケットデニムジーンズ

ダブルモンクが色気抜群のデニムシャツコーデ

イタリア男性を虜にするダブルモンクシューズのフォルムはデニムシャツとも好相性だ。ドレスシャツと合わせればパーティーシーンで、カジュアル・シャツとならば色気を強調する。スーツスタイルと合わせれば身だしなみに気遣いのできるビジネスマンという使い分けも可能なのが強みである。 デニムシャツ のカジュアル感に程よい色気を出すのもアバンギャルドだ。

オススメブランドは『GEORGE CLEVERLEY(ジョージ・クレバリー)』

商品ページはこちら⇛『GEORGE CLEVERLEY(ジョージ・クレバリー)』「Caine(ケイン)」レザーモンクストラップシューズ

夏コーデといえばサングラス×デニムシャツ

定番の アクセサリーと言えばサングラス。地中海の陽気が眩しいヨーロッパ諸国では高い建造物も少なく、伝統的な街並みにも溶け込みやすいアイテムとしてサングラスを持つ男性が多いのだ。デニムシャツを一枚で着用し、サングラスを掛ければ手軽なサマーコーデの完成。彼はボトムスホワイトカラーを選択しているが、ネオンカラーやパステルカラーでも遊び心があって面白い。

デニムシャツのカジュアルな空気をノームコアファッションで

メンズノームコアファッションを意識したシンプルでベーシックデザインのデニムシャツに、気取らないチノパンの合わせ方が最も好印象なスタイル。この王道かつ、定番のスタイルの3シーズンを過ごす事も可能。毎日のコーディネートで困った時には、アクセサリーなどの”ちょい足し”で自分色を強めてアレンジするのが最適解だ。

濃淡デニムシャツとカーゴパンツで男らしいバイカー系ファッション

ミリタリーファッションのお供カーゴパンツに濃淡デニムシャツを合わせ、男性の魅力を底上げするコーディネートがとてもモダン。ライダースレザージャケットデニムシャツの合わせ方はおしゃれ好きな男性であれば誰もが通りそうな道だろう。この組合せはに楽しめるが、中にニットアイテムを着込む事での時期でも過ごしやすく、バイカーにも是非オススメできるファッションだ。

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個性的で大胆なデザインのアクセサリーを身に着けたいという方におすすめなのがDARKAI(ダーカイ)です。人目を引くアクセサリーの数々は、他とは一線を画すファッショリズムを生み出してくれます。 設立して間もないブランドということもあり、まだご存じではないという方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、ブランドの概要やデザイナー、アクセサリーの特徴や最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで、DARKAIの魅力を徹底解説していきます。 DARKAI(ダーカイ)とは DARKAI(ダーカイ)は、世界がパンデミックの真っ只中だった2020年、イタリア北東部の歴史的な金細工の中心地として知られるヴィチェンツァで立ち上げられた、コンテンポラリージュエリーブランドです。 80年代から90年代にかけたミレニアル世代にも2000年以降に生まれたZ世代にも愛される、デザインされた革新的な製品を生み出すことを目標に立ち上げられました。 ダークサイドに堕ちたジュエリー、もしくは破壊的なデザインと称されるDARKAIのコレクションは、100年以上続く伝統的なファインジュエリーに、アヴァンギャルドなアプローチを取り入れたもので、個性的で大胆、そして人目を引くジュエリーに仕上がっています。 ホワイトゴールドのブレスレットからチャンキーなロープチェーンなど、幅広い商品展開をおこなっており、男女問わず着用できるユニセックスなアイテムが多いのが特徴です。 すべてハンドメイドで作られ、ファイン・ジュエリーの特徴である最高の品質を提供することに努めています。 DARKAI(ダーカイ)のデザイナー DARKAI(ダーカイ)のデザイナーは、イタリアヴィチェンツァの歴史ある宝石職人一家の5代目後継者、Giacomo Zoccai(ジャコモ・ゾッカイ)とLelio Zoccai(レリオ・ゾッカイ)の兄弟です。 パンデミックが世界中に広がり、社会が混乱していた2020年、伝統的なジュエリー作りの古風な原則を覆す絶好の機会と捉え、ブランドを設立することになります。 遊び心溢れるスタイルと奇抜なファブリックを好むこのブランドの傾向は、兄弟のポップカルチャーへの情熱、90年代育ち、そして閉塞的な過去に囚われがちな業界を変革したいという思いや必要性から影響を受けています。 音楽、時事問題、アートといったものからインスピレーションを得た作品は、自由な自己表現をサポートするデザインのアクセサリーとなり、今の新しい世代に対応しています。 アーバンカルチャー、若者主導のムーブメント、卓越したクラフツマンシップといった概念を持ったDARKAIは、すべての時代にリスペクトを持ち、すべての世代に愛されるアクセサリーを作り続けています。 DARKAI(ダーカイ)の最新アイテム ここからは、DARKAI(ダーカイ)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 Mini Prong Pavé Bracelet Mini Prong Pavé Braceletは、18Kホワイトゴールドで作られたチェーンブレスレット。ファインジュエリーグレードのロゴ入り引き出し式留め具がアクセントになっており、存在感を放つアイテムになってくれます。 Mixed Feelings Bracelet Mixed Feelings Braceletは、18Kイエローゴールドを素材にしたチェーンブレスレット。様々な形や色のベゼルストーンがハンドメイドでセットされています。ホワイト、アメジスト、エメラルドグリーン、ゴールデンイエローの長方形、正方形、ラウンド、ハートシェイプのストーンがミックスされており、手元をカラフルに彩ってくれます。 Paraiba Tennis...

【Charriol(シャリオール)】ケーブル素材を使用したアクセサリーで世界を席巻!ジュネーブ生まれのハイブランドCharriolの魅力を徹底解説!

ヨーロッパ発のブランドとしては珍しい、アジア優先主義のブランドとして、一躍世界的なトップブランドに上り詰めたCharriol(シャリオール)。日本でも1980年代から人気を博したブランドなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。 Charriolというと時計というイメージが強いかもしれませんが、時計と並び称されているのがアクセサリー。今や、Charriolのアクセサリーはトレンドとなっているんです。 そこで本記事では、Charriolのこれまでの歩みや概要、デザイナーや最新アイテム、SNSでの反響やおすすめのコーディネートに至るまで詳しくその魅力についてご紹介していきます。 Charriol(シャリオール)とは Charriol(シャリオール)は、スイスのジュネーブに拠点を置くハイブランドです。高級時計とジュエリーメーカーとして知られており、これまで1,450,000個以上の時計と2,650,000個以上のジュエリーを販売してきました。 Charriolのアクセサリーは、ケルト民族が身に着けている、細い金のワイヤーを幾本もねじって寄り合わせ、それをさらに束ねてよりあわせた装飾品「トルク」がモチーフとなっており、今やこのトルクはすべてのアクセサリーに使われる、Charriolを語るうえで外せないアイコンとなっています。 シンプルかつモダン、そして今までにない独創的なモチーフとして、トルクを採用したアクセサリーは世界で大流行。世界中の多くの人から賞賛され、一躍トップブランドとなりました。 Charriolは、ヨーロッパのブランドながら主戦場を日本と東南アジアにした初めてのブランドとしても知られています。それにはヨーロッパでハイジュエリーブランドを立ち上げるうえでの思惑があるでしょうが、このマーケティングは大成功をおさめ、日本と東南アジアで流行したブランドは、アメリカや中東市場も席巻することになります。 トルク装飾をベースにしながら、カラーバリエーション豊かに揃うアクセサリーは、年代関係なく着用することができ、スタイリングをワンランク、ツーランク引き上げてくれます。 Charriol(シャリオール)の歴史 Charriol(シャリオール)は、1983年スイスのジュネーブを拠点に、フランス人起業家Philippe Charriol(フィリップ・シャリオール)によって立ち上げられたブランドです。 1984年に、ブランドの象徴ともなる、最初のケルトジュエリーが誕生。1990年には最初のブティックが香港とシンガポールにオープンします。1992年にはアジアと中東、アメリカにさらに10カ所のブティックをオープンさせました。 その後さらに事業拡大を進め、1996年に中国、1997年には東京に、最初のブティックをオープンしました。 ジュエリーや時計のほか、ハンドバッグやベルト、筆記具なども展開し、どれも成功を収めたことにより、ブランドは世界に知れ渡り、現在は中国に285のブティックをはじめ、3,800の小売店、800以上のセレクトショップなど世界中で販売されています。 Charriol(シャリオール)のデザイナー Charriol(シャリオール)のデザイナーは、ブランドの冠にもなっている、先ほどのご紹介したPhilippe Charriol(フィリップ・シャリオール)で、今の時代には珍しい家族経営のブランドです。 フィリップは、もともと宝飾業界で成功をおさめていた、敏腕エグゼクティブ・ディレクターとして名の知られた存在でした。しかし1983年、既に40歳になっていたフィリップは、それまでの地位を捨て、いちから自身の会社を設立することを決意。周囲は反対していましたが、それを押し切ってまでブランドを立ち上げることには意味がありました。 アートと歴史をこよなく愛するフィリップは、自身の思い描くコレクションを作り上げたいという思いと、自身が考えるマーケティング戦略を、自身のブランドで作り上げたいという思いがあったということ。それを実現するため、1983年Charriolを立ち上げることになります。 自らの名を冠するブランドにふさわしい、ブランドアイコンとなるべきモチーフを探してフィリップは、どのジュエリーブランドも使っていない独創的なデザインを、あの大英博物館のケルト民族の展示スペースで見出します。これが「トルク」との出会いとなります。 「トルク」を使ったジュエリーは大ヒットを記録。瞬く間に世界を代表するデザイナーの一人に数えられるようになります。 また、大のモーターレース好きで、多数のモーターレースの協賛を行っていたことでも知られており、自身もドライバーとして数々のレースに参加していました。 もう一人、Charriolのアクセサリーデザイナーとして忘れてはならないのが、フィリップの長女コラリー・シャリオールです。 ここ数年、多くの大手メディアで取り上げられることが多くなった、シャリオール人気を支えているのはコラリーの手腕によるもの。ジュエリーアイテムの責任者である彼女は、自身が生まれたハワイからインスピレーションを得た、カラフルなハッピーカラーのアクセサリーで、Charriolに新風を吹き込んだといわれています。 色彩感覚が豊かなコラリーと、それを補佐する、抽象図形デザインが得意な長男のアレキサンダー・シャリオールの二人が織りなす新感覚のアクセサリーは、多くの人々から賞賛されています。 順風満帆なCharriolですが2019年、フィリップが参加していたモーターレースで不慮の事故により命を落としてしまいます。しかし、彼の思いを受け継いだコラリーとアレキサンダーの二人により、今も進化し続けています。 Charriol(シャリオール)の最新アイテム ここからは、Charriol(シャリオール)の最新アイテムの中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしてご紹介していきます。 BRACELET SILVER MARINA BRACELET SILVER MARINAは、海洋世界とその刺激的な形状からインスピレーションを得たトレンディで爽やかなブレスレット。様式化されたポートホールはスターリングシルバーで精巧に加工され、青い紐がモダンな雰囲気を演出しています。 BANGLE CELTIC SCEAU BANGLE CELTIC SCEAUは、「トルク」装飾品から自由にインスピレーションを受けて作られたバングル。ケーブルで構成されたそのツイストとターンは、独創性あふれるCharriolのアイテムそのものといっていいでしょう。 BRACELET MARINA CIRCLE BRACELET MARINA...

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