メンズの財布といえば、持ち主のセンスが大きく問われる一種のステータスアイテムだ。特に男性ビジネスマンにとっては名刺入れや革靴、ローファー、鞄などにも相当する身嗜みの一つだろう。 今回は海外の実力派ブランド達以外にもマイナーでありながらもラグジュアリーブランドと遜色ないクオリティを持つ製品達も一挙紹介していく。
[ モンブラン(MONTBLANC) ] エクストリーム2.0 ウォレット
『MONTBLANC(モンブラン)』はドイツ発祥の筆記具ブランド。世界的にも有名な物は”万年筆”になる。モンブランのアイテムには白い星型のマーク”ホワイトスター”が付き、黒を基調としたモノトーンアイテムのワンポイントになっている。 「エクストリーム2.0」は表面のレザーに炭素繊維素材である”カーボンファイバー”をプリントした。
※ちなみに革・レザーとカーボンファイバーといえば、ベルルッティ×フェラーリコラボのモデルもこれと同様カーボン素材をMIXさせた最新ハイテク素材を使った革靴・レザーシューズをリリースしている。
内側には通常のカーフレザーを採用しており全体的にスタイリッシュな仕上がりになっている。リシュモングループの代表ブランドの一つであり、年齢層に関係なくエイジレスに愛用出来る。歴史ある高級筆記具ブランドの風格をモダンかつ都会的にしたウォレットは男性の心を掴む事間違いなしだ。
[ エンリーべグリン(HENRY BEGUELIN) ] ラウンドファスナーフォリオウォレット
『HENRY BEGUELIN(エンリーベグリン)』は1980年頃、イタリアのトスカーナ地方に属する、エルバ島が発祥。設立者がワークショップ気分で友人同で集まり産業廃棄物などのゴミをリサイクルし、ベルトやバッグを作ったのがブランドのルーツになる。。
公式サイトでもアピールしている「オミノ」と呼ばれるアイコンをトレードマークにしている。一つ一つの工程を丁寧な手仕事によって職人の温もりを感じさせるような優しい空気のアイテムは何とも味わい深い。ハンドメイドの製品なので所々に手作りらしいズレや歪みがあるので同じモデルでもそれぞれ表情に違いがあるのがまた面白い。
[ ルイ・ヴィトン (Louis Vuitton)]ノワールエピレザーブラザウォレット
世界的に最も名前が知られている高級ブランド『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』。今回そんなルイヴィトンの中で是非お勧めしたいのが「エピ」というモデルになる。発祥の地、フランス語では”麦”という意味を持っており1985年頃に登場した名前の通り”麦”を象徴するような型押しが特徴的だ。
王道のモノグラムとは違って、非常に落ち着いたシックな顔立ちはフォーマルにもカジュアルも扱う事ができるだろう。このモデルは凹凸の強い型押しがレザーの耐久性を高めており、型崩れも起こし難いのだ。30~40の落ち着きのある男性達からの人気があり、中古市場でも高値で売り買いされる。
[Calvin Klein] カルバンクライン サフィアーノレザー
アメリカ発の高級ファッションブランド『Calvin Klein(カルバンクライン)』から革全面に型押しを施したサフィアーノレザーで高級感の漂う二つ折りのウォレットだ。カルバンクラインのアイテムは比較的リーズナブルな商品が多く、こちらの財布も幅はあるが¥10,000~程度のプライスで入手可能だ。この価格設定の裏にはアウトレット製品の取り扱いや並行輸入品の出回が多いという背景がある。
ビジネスマンなら誰もが一度は聞いた事のあるカルバンクラインだが、価格以上の品質は保証できるだろう。その為コストパフォーマンスが良く、ブランドアイテム特有の”嫌味感”が薄いのは日本のビジネスマンには嬉しい点。しかし、その入手のし易さから被りがちになる事も多いので最低限の身嗜みに気を遣う男性向けになる。
カルバンクラインといえば、ラフシモンズの退任というビッグニュースと今後の展開が気になるところである。
[バーバリー] ヴィンテージチェックウォレット
『BURBERRY(バーバリー)』はイギリスを代表する高級ファッションブランドだ。王室御用達とされる”ロイヤルワラント”を授かっている由緒あるブランドであり、トレンチコートを筆頭に女性からの人気も非常に高い。こちらの二つ折りウォレットにはブランドの代名詞とも言えるチェック”バーバリーチェック”があしらわれている。
ブランドとしてのランクが高いので、値段もブランド品らしい価格帯になる。 こちらのバーバリーチェックが特徴的なモデルは女性からの評判が良いカジュアルデザインなので、堅い役職の男性が使用していればそのギャップからビジネストークに繋がるかもしれない。品質は折り紙付きでありギフトとしてもバーバリーの財布は大変喜ばれるだろう。
もし贈り物として考えている場合に留意しておきたいのは、男性らしいデザインのモデルにするか、ユニセックスなバーバリーチェックデザインのモデルを選ぶかという点だ。チェック柄でも目立ち易いバーバリーチェックの財布を自ら選んで使用するビジネスマンは少ない為だ。
[トムブラウン] ペブルグレインレザービルフォールドウォレット
アメリカのニューヨークを拠点とするラグジュアリーブランド『THOM BROWNE(トムブラウン)』の一見シンプルなシンプルな二つ折りタイプ。ペプルレザーは皮革の表面に凹凸加工をしたレザーだ。外観だけではブランド特有のテーマ性も見られない為、「至極普通の財布」というレッテル貼りをされてしまうかもしれない。しかしこの財布の真骨頂は、使用する際に表れる。
財布を開けばあのトムブラウンの世界観が詰まったトリコロールがお出迎え。普遍的なシンプルデザインにトムブラウン独自の”普通でいて少し違う”というビジュアルが非常にトリッキーだ。普通は好きだが普通過ぎてもつまらないのが好きな男性には刺さるアイテムだろう。
[トムフォード]フルグレインレザービルフォールドウォレット
『TOM FORD(トムフォード)』は洗礼されたモダンなデザインが世界中の男性達に人気のファッションブランドだ。デザイナーであるトム・フォードは数々の著名ブランドを手掛けた経緯から、自身の名前を冠したブランドアイテムのクオリティにも妥協しない。この二つ折りウォレットにはブランド名刻印の下に”MADE IN ITALY”の文字が記されている。
小物からスーツに至るまで多くの実力派ファクトリーを持つイタリアには、ブランドアイテムの製造国としてやはり安心感があるだろう。トムフォードのアイテムはラグジュアリーブランドとしては没個性的な印象を持たれやすい物が多いが、その研ぎ澄まされた無駄のないデザインに憧れる男性は多く、年齢層に縛りが無いブランドなのも好印象。高級ブランドアイテムを持ちたいが、極力主張は避けたいという男性は手に取って欲しいブランドだ。
[トゥミ] デルタIDロックシールドスリムシングルビルフォールド
TUMI(トゥミ)はナイロン製の製品で広く知られ、トゥミがナイロンを独自に改良した「FXTバリスティックナイロン」と呼ばれる素材が有名だ。この素材はトゥミが特許を取得しており、展開されている商品の殆どに使用されている。通常のナイロンと比較して”約5倍”程の強度を誇るトゥミのナイロンは多くのビジネスマン達に長く愛用されている。
ナイロンを使用した製品が多い中、この二つ折りウォレットは数少ない皮革製品のラインナップに当たる。トゥミはサポート体制が充実しており「トレイサー・プログラム」というサービスがある。このサービスはトゥミの製品を紛失・盗難にあった際に製品を公式サイトにて登録しておく事で、荷物が返却されやすいというものだ。
また、財布には近年クレジットカードやキャッシュカードの番号をスキミングされるという被害も増えている事から「TUMI ID LOCK」 という機能がほぼ全ての製品に備わっており、出張や出先での活動が多いビジネスマンの個人情報を日頃からスキミング防止としての役割を果たす事で、安全にビジネス活動へ貢献できるだろう。
ペリー エリス(PERRY ELLIS) メンズスーパースリムレザーウォレット
『PERRY ELLIS(ペリー エリス)』はアメリカのフロリダ州マイアミのドラル郊外に本社を置くセレクトショップ『PERRY ELLIS INTERNATIONAL(ペリーエリスインターナショナル)』のファッションブランドである。 同社は主にニッチ市場向けのスポーツウェアとカジュアルウェアに焦点を当てており、日本国内ではあまり馴染みが少ないブランドだ。
しかしマイナーと侮る事なかれ。ペリーエリスを手掛けたデザイナーにはマーク・ジェイコブスやトム・フォードが在籍していた時期があった。両者が携わっていた時期のペリーエリスのアイテムは古着としての価値が高く、マニア達にとっては喉から手が出る程欲しい逸品である。そんなペリーエリスのウォレットは長年に渡ってバイヤー業界に精通している事から、取り扱っているブランドアイテムの長所や短所を取捨選択し、オリジナルアイテムを適正な価格帯で販売している恩恵がある。
[ KENNETH COLE(ケネスコール) ] キングスウェイ レザーウォレット
『KENNETH COLE(ケネスコール)』はニューヨークの都会的なデザインから日本国内でも一定数の根強いファンがファッションブランドだ。ケネスコールはフレグランスやアイウェアに至るアクセサリー類も充実している。そしてデザイナーでもあるケネス・コールがシューズメーカーとして起業した経緯もあり、皮革製品の多い鞄や靴のラインナップとクオリティには定評がある。
ウォレットに使用される皮革には経年変化が表れやすい素材を用いており、アメリカ流の”無骨でいて、丈夫な物を長く愛用する”という精神を尊重するかのような工業製品的な空気を漂わせる。鞄や財布のデザインが、同ブランドのテーマである”ニューヨークの都会的な空気”をイメージした趣向と少しずれているのには、かつてファクトリーメーカーであった過去から由来しての事なのだろう。
[マイケルコース(Michael Kors)]スリムレザー2つ折り財布
アジア圏の女性達から根強い支持を得ている『MICHAEL KORS(マイケルコース)』からシンプルでスリムな二つ折りウォレットだ。レディースアイテムがメインのマイケルコースだが、小物アクセサリー類ではメンズ向けのアイテムも多く展開している。また、最近ではストリートテイストなグラフィックが特徴的なメンズウェアの展開も。
小物系のアイテムはどれも落ち着いた飾り気の少ないデザインの製品が多く、比較的スーツスタイルや落ち着いたスタイリングの服装にも合わせ易い物が多い。中には得意の「MK」ロゴをあしらったアイコニックなデザインモデルも存在し、シグネチャーロゴはレディースアイテム以外でも一層存在感を強める事ができる。
ウォレットにグラフィカルなデザインが施されたアイテムの表面には本革のレザーではなく、塩化ビニールを使用したPVCレザーという素材を使用している。PVCレザーは型崩れ・摩耗性・耐水性に富んでいる事からタフな素材であり、適切な管理の下使用する事が出来ればほぼ永久的に新品に近い状態を保つ事もできるので一度はPVCレザーの魅力に触れる事も推奨したい。
[トミーヒルフィガー] スリムエクストラキャパシティレザーウォレット
『TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)』若年層を中心にリーズナブルな価格帯とカジュアルなデザインから人気の高いブランドだ。初めてのブランドアイテムはトミーヒルフィガーだったという新社会人も居たりするかもしれない。誰もが名前やブランドロゴを一度は目にした事があるであろうこのブランドも、並行輸入品・アウトレット等の取り扱いが多い為、入手が容易な所が魅力的だ。
ただし、社会人が使用するブランドアイテムとしては少々ネームバリューが劣っている事から私生活での普段使いには向いてるものの、ビジネスマンへのギフトアイテムとして送るには少し物足りなさを感じるかもしれない。贈り物として考えるのであればリーズナブルな価格帯という利点を生かしてトミーヒルフィガーの小物などと合わせて贈るのが良いかもしれない。
[ Shinola(シャイノラ) ]スリムレザー二つ折り財布
2011年頃、アメリカのデトロイトにて”古き良きアメリカのモノ作り”を今の時代に復興させるという願いの下に、創設された『SHINOLA(シャイノラ)』が作るアイテムは、どれも末永く使い続けられる様に自社商品開発にてMADE IN USAをモットーとした商品展開をしている。
このブランドが得意とする代表的なアイテムは腕時計であるが、それ以外に展開している小物類も同様にMADE IN USAの拘りを感じさせる剛健な造りになっている。日本国内では『伊勢丹』での取り扱いもあり、 高級百貨店のバイヤーの目にも止まるアイテムである事からも実力の高さが知れるブランドだろう。ブランドの名前よりも品質を追求する男性におすすめしたいブランドになる。
[オフホワイト(Off white)] クォートレザーウォレット
OFFWHITE(オフホワイト)は歴史あるラグジュアリーブランド達にストリートデザインのトレンドを巻き起こした、今最も世界的に影響力のあるストリートブランドだ。ブランドのアイコンには主に白と黒の斜めのストライプが入る事が多く、メンズストリートウェアではシンボルマークになっている。
オフホワイトのデザイナーであったヴァージル・アブローは同ブランドを世界的に成功させた後、その手腕を買われて2018年から『LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)』のアーティスティックディレクターに就任した。ラグジュアリー×ストリートという一代ジャンルを『VETEMENTS(ヴェトモン)』と供に世界的に広めた功績は大きく、各アイテムの価値は高い物になる。しかしながら精巧な偽物が市場に多く出回っている為、財布やスニーカー等の購入時は事前に注意・確認しておくべきだろう。
[GUESS(ゲス)] メンズレザースリムウォレット
GUESS(ゲス)は1981年に創立したファッションブランドだ。実は90年代にライセンス契約していた会社との契約が打ち切られた為入手が困難になった。そして2014年頃日本へアメリカ本国法人が直轄で進出を果たした。2015年頃ファッション業界にてリバイバルブームが再燃を果たし、改めてゲスが注目される事になる。
ゲスはアメリカカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれた。何処かヨーロピアンな空気で古きアメリカを彷彿させる様なヴィンテージ感溢れたデザインのアイテムを展開する。特に有名な物と言えば大きく主張が効いたロゴTシャツになるだろう。高級ファッションブランドという訳ではないが、普段使いで使用するアイテムとしてはカジュアルでありながらも何処かゴージャスなデザイン性が魅力的。
[TRASK] ディランスーパースリムウォレット
『TRASK(トラスク)』はアメリカ生まれの皮革製品ブランドで、製品に使用する材料を探す所からモノ作りに対する思いを顧客に対して満遍なく伝えようとする姿勢が評価されている工房系のブランドになる。皮革製品に対するその強い思いは公式サイトを見てもらえば直ぐにでも分かるだろう。
また、日本国内では取り扱いが非常に少ないので入手の機会には中々恵まれないが、皮革製品をウリにしている事から品質にも自信がある。 この製品はコインケースがなく、カード払いがメインの男性向けウォレットになる。金額にして125ドル(日本円にして約¥13,400)という金額でありながら、手染め・手仕上げによるハンドメイドの製品だ。革の表面が薄っすらと白いのは、手染めによるユニークな風合いによるものであり、使い込むと表面に黒く美しい光沢が生まれるのだ。
[ VAULTSKIN ] MANHATTAN スリムバイフォールドウォレット
『VAULTSKIN(ヴォルスキン)』はイギリスのロンドンに拠点を置く皮革アクセサリーを主力製品にしたコストパフォーマンスに大きな定評があるブランド。日本国内では『Amazon(アマゾン)』からの購入が可能だ。画像の「MANHATTAN」ウォレットはミニマリスト向けを謳っている製品で軽量でいて薄い。
しかし革にはイタリア産の皮革を使用しており、39.99ユーロ(日本円にして約¥4,600)の破格的なプライスを誇る。展開している製品ラインナップが少なく、大量生産しやすい事とインターネット販売がメインである事から実現しているのだろうか。また、製品の不備・不満などに対してのフィードバックも迅速である事から、世界中の多くのユーザーが購入している様だ。
[BALENCIAGA(バレンシアガ)]クラシックメタルシェーブル
BALENCIAGA(バレンシアガ)の財布は、いまや海外セレブや有名人、芸能人の愛用ウォレットからファショニスタ、大人のメンズファッションまで幅広いニーズをカバーしているメンズ財布ブランドの中でも非常に注目度の高いブランドの1つである。
プレゼント用としても人気を博すバレンシアガの財布
そして、バレンシアガのもう一つの人気の理由と言えば「プレゼント用としてピッタリ」なメンズ財布である点があげられる。今回のメンズ財布大全集でもご紹介している、御三家「グッチ(GUCCI)」「ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)」「シャネル(CHANEL)」は言わずと知れた有名ブランドである為、どこか定番として知れ渡っている為こだわりが無いように受け止められるのか、何となくスペシャル且つパンチ力に欠けている様にも感じられます。
しかし今や現代のアイコニックの座にまで上り詰めたバレンシアガ、男女ともに人気のあるブランドであり且つ人気も引けを取らない為、まず間違っても喜ばれないなんて事にはなら無いのは確実。
[CHANEL(シャネル)] レザーウォレット
CHANEL(シャネル)のお財布は、いつから女性だけのものになったのでしょう!?もちろん、シャネルは女性にとってかけがえのないブランドであることは間違いない。しかし、女性が欲するブランドであるからこそ持っているデザインや細部に見えるこだわりが男性向けのメンズ財布として映える場合もある。
彼女や奥さん、パートナーの女性とともにお揃いもしくはデザイン違いの CHANEL(シャネル)のお財布 を愉しむというファッションの愉しみ方もありかもしれない。
[ コーチ(Coach)] スリム ビルフォード IDウォレット
『COACH(コーチ)』は手触りの良いグローブレザーを使用した鞄で大きくシェアを持つファッションブランドであるが、近年ではメンズ・レディースのライフスタイルウェアも手掛けており、アメリカの1,970~1,980年代頃を意識したレトロな空気のストリートアイテムにファンが急増しているブランドでもある。
鞄や財布、キーホルダーからTシャツにもデザインされる事が増えた「REXY」というマスコットキャラクターは、今のコーチが躍進を続けているアイコンだ。一昔前では日本国内の高齢女性達がシグネチャーをあしらった派手なアウトレットアイテムを身に付けていた事もあり、その負のイメージがどうしても拭えない人も多い。製品自体の品質は非常に良好で、アウトレットに並ぶ製品もサポート修理を対応してくれるのでラグジュアリーブランドの中ではパフォーマンスにも優れているだろう。
[ ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)] アバスアリゲーター二つ折り財布
アメリカ都心部で店舗広げる高級百貨チェーン店『NEIMAN MARCUS(ニーマンマーカス)』のオリジナル商品がこのウォレットだ。ニーマンマーカスは卓越したセンスを持つバイヤー達がチョイスした高級用品をラインナップとして取扱っているので通っている顧客は海外セレブばかりだ。
高級百貨店ならお馴染みの実力あるファクトリーブランドへの別注モデルなども販売している事から、そちらが目当ての観光客も大勢いるという。このウォレットはカーフレザーにクロコダイルの型押しをした商品で余裕のある大人を演出できるだろう。クロコダイルの型押しは渋味が出る為40代~50代の男性向けになる。
[ ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)] リザードスリムウォレット
同社オリジナル商品の中でもリザード(トカゲ)の革を使用したスマートなウォレット。リザード革やクロコダイル革などの希少性が高い革皮は”通称エキゾチックレザー” と呼ばれている。また、クロコダイルの革と比較してみるとウロコの大きさで一目瞭然だ。前で紹介している製品は”クロコダイルの ウロコ の型押し”がされた製品ではあるが、比較してみると分かりやすい。
リザード革は細かなウロコの配列と爬虫類皮革特有の艶で、見た目のインパクトがとても大きい。しかし軽量でいて耐久性も牛革よりも高いので型崩れがしにくく飽きを感じさせないのが魅力的だ。希少価値の高さ故にエキゾチックレザー全般は値段が張るものが多いが、独特な美しさを楽しむ価値は十分にあると言っていい。
[グッチ(Gucci)] ブラックアニマルビーウォレット
イタリア、フィレンツェ生まれの『GUCCI(グッチ)』はフランスのパリを本拠地とする宝飾品・ファッション業界の重鎮グループ企業『KERING(ケリング)』の中核ブランドとされる。日本での知名度も高級ブランドという括りの中では『LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)』 などと並んで名前が挙がる事だろう。また”ブランディング戦略”の元祖とも呼ばれ、品質を保証する為に 世界で初めてデザイナーの名前を商品に入れた事でも知られている。
歴史あるグッチのレザーアイテムの魅力は、ラグジュアリーブランドらしい高品質な素材使いとアバンギャルドなデザイン性にあるだろう。しかしながらレザーアイテムそのものの耐久性では『COACH(コーチ)』に劣る。アイテムの普及率は並行輸入品の存在もあり多くの製品が流通しているが、同時に国内の鞄修理屋などで頻繫に持ち込まれる事例もある。また精巧な偽物も多く、一般には見分けが付かない。グッチの製品を購入するのであれば、品質と模造品の問題も考慮してアウトレット・並行輸入品ではなく正規取扱店での購入を勧めたいところ。
[ジョンストン&マーフィー ] レザーウォレット
1850年頃、制靴業の盛んなイギリスから渡米してきたウィリアム・ダッドリーが立ち上げたシューメーカーが『JOHNSTON&MURPHY(ジョンストン&マーフィー)』だ。現在ではアメリカの多くのセレブ達から愛用されており、合衆国の歴代大統領達ですら足を通した事がある程。
イギリスの上品さにアメリカ流の無骨なモノ作りが融合した靴作りで日本にも多くのファンを抱えている事だろう。そんなシューメーカーから販売されているウォレットにはステッチの運針や、革のコバ処理など製靴にも必要な技術を惜しみなく使っている。上品な見た目と裏腹に、非常に堅牢な製品作りを得意とする。
[Bosca(ボスカ) ] レザーバイフォールドウォレット
2011年に創業”100年”を迎えたイタリアの老舗レザーブランド『BOSCA(ボスカ)』より、明るいコニャックブラウンの様な色合いが特徴的なメンズウォレット。日本国内では正規取扱店が少ない上に、メジャーなブランドではないが、皮革製品の製造を担うファクトリーメーカーが多いイタリア製ならではのアイテムだ。乾燥しがちな秋・冬にはクリームでひび割れを防いだりブラッシングでのケアを重ねる事で自分だけの風合いを生み出す事が出来るだろう。
[ハーバーロンドン(Harber London)] レザーパッチジップウォレット
名前の通り英国ブランドである『HARBER LONDON(ハーバーロンドン)』からグレードの高いフルグレインベジタブルタンニングレザーを使用したミニウォレット。手のひらサイズでありながらキーポケット、コインケース、25枚のカードを収容可能と中々にハイスペックだ。
ハーバーロンドンがスペインに置いている自社工房にて製造しており、ポンド・ユーロ・ドルを軸に殆どの通貨に対応した拘りあるクオリティとなる。旅行用、ビジネス用のサブウォレットとして使うのにも優秀な逸品と言えるだろう。
[ ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)] イントレチャートコンチネンタルウォレット
1966年、イタリア・ヴィチェンツァにて誕生した『BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)』はウェアからバッグまで幅広く手掛けるラグジュアリーブランド。画像の”イントレチャート”は代表作に当たり、ラグジュアリーブランドらしからぬ主張の少なさと職人意匠による前衛的デザインから好んで使用するファンが多い。
モデル名となる”イントレチャート”は冊切りに加工されたレザー素材を丁寧に手作業で編み込んだ技法の事を指し、ほぼ全ての工程をマシンメイドで製造する事が多い大多数のラグジュアリーブランド中でも、イタリア製の流儀を守る信念に溢れた手の込む作りが得意なブランドなのだ。
[ ベルロイ(Bellroy)] スリムスリーブビーフォールドウォレット
『bellroy(ベルロイ)』はストレスのないアイテム作りがミニマリスト達から支持されているオーストラリア由来のブランドであり、主に財布や鞄に耐久性をウリにしたレザー素材を用いる。何よりベルロイの2つ折り財布はスリムに仕上げて構造を単純な物にしている。
それは生産を容易にする事だけではなく、デザインそのものにもストレスを感じさせないような工夫でもある。コインケースに小銭を入れ過ぎてしまう人や、小さめのウォレットが欲しい人にピッタリなミニマルウォレットだ。価格帯も入手し易くシンプルなデザイン故にユニセックスでの使用にも向いている
[ バリー(Bally) ] トラサイビーフォールドウォレット
スイスを代表するラグジュアリーブランド『BALLY(バリー)』は、国内での知名度こそ高い訳ではないが、赤と白の特徴的なストライプはブランドアイコンであり見かけた事のある人は多いだろう。購入層は主に30~40代・男性の割合が多く、メジャー過ぎるブランドが苦手という拘りの強い男性に向いているだろう。
ビジネスマンに好まれるブランドは”アメリカ系ブランド”が多い傾向にあるのだが、バリーはスイスのブランドという事でイタリア・フランスのブランドとも違う独特の空気を持つ。アイテムの出来栄えは鞄・財布共に時計で有名なスイスらしい精密な作りであり、ステッチの数や幅、革の末端の仕上げなどもとても綺麗に揃っている。その美しい出来栄えに見惚れてしまうマニアも多いという。
[ マックスアンドユニコーン(Maxx&Unicorn) ] ユニコーンビーフォールドウォレット
『Maxx & Unicorn(マックス&ユニコーン)』の原点は2007年頃アメリカのファッションデザイナー、ネイサン・グリゾウカが1940年代のヴィンテージウォレットにフォーカスしたレザーウォレットを制作した所から始まった。アイテムは”無縫製”という特徴を持っており、制作した翌日にニューヨーク・ウィリアムズ・バーグ地区のセレクトショップオーナーが気に入った事で即アイテムの取り扱いが始まった事がある。
一見風変わりな二つ折りウォレットには型押し加工を施した訳でもなく、金箔でブランド名などを箔押ししただけという極めて素朴な外観。ステッチ等の類もない為、財布そのものは薄く軽い。極限なまでにシンプルなこのアイテムにはレザークラフトの面白さと純粋に革の風合い楽しめるだけの要素が詰まっている。革好きであれば是非入手したい名作。
[ ロエベ(Loewe) ] ロゴエンボスレザービーフォードウォレット
『LOEWE(ロエベ)』はスペインを代表する皮革製品ブランドであり『LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)』を筆頭とする 『LVMH(エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン )』グループに属する。また、ランウェイショーでもお馴染みのラグジュアリーブランドでありなが、スペイン王室御用達の称号を授かっている。
スペイン王室のお墨付きという事もあり品質は高水準であり、使用される革にも他のラグジュアリーブランドとは一線を画すかのような厳しい品質チェックがされている。アジア圏よりもヨーロッパ圏での人気が高い。また、ラグジュアリーブランドでも皮革製品の品質が高いブランドはロエベ、エルメス、ボッテガ・ヴェネタ、ベルルッティが頻繫に挙げられるだろう。
トレンドを大きく意識したブランド達に比べると皮革製品のクオリティは抜きん出ている。鞄・財布からレザーウェアに小物類に至るまで、皮革製品に対するアイテムへの安心感が強いブランドでもある。ウェア・バッグは女性顧客が多い反面、財布や小物類は男性顧客が多い。国内での顧客年齢層としてはやや高い傾向にあり、50~60代の男性が所有している事が多い。
[オールセインツ(AllSaints)] ステートレザーウォレット
イギリスのアパレルブランドである『ALLSAINTS(オールセインツ)』のステートウォレットは、日常生活の必需品”財布”をオールセインツなりの解釈で再構築したアイテム。肉厚のカーフレザーでウォレットとしての耐久性を高め、誰が使用しても扱いやすいような工夫が随所に散りばめられている。
価格以上の満足感を重視しており、必要最低限の機能はミニマリストにもお勧めできるウォレットになっている。国内でもポップアップストアが頻繫に設立するので、入手の機会にも恵まれているだろう。
[ゴヤール (goyard)] ゴヤ―ルディンウォレット
『GOYARD(ゴヤール)』はラグジュアリーブランドの中でも歴史が古く、1853年にフランス・パリで設立された。築き上げてきた長い歴史の中には、あのパブロ・ピカソも顧客にいたという。ゴヤールのヒストリーに魅せられ、アイテムを手に取る者も少なくないだろう。品質も高く末永く使える事は間違いない。
ゴヤールと言えば幾何学模様のような独特のデザインパターンがプリントされたアイテムに見覚えのある事だろう。トートバッグなどは比較的メジャーとされるアイテムであり、中には顧客のオーダーに応じたオリジナルアイテムの制作も行う特徴がある。その為セレブの象徴とされるブランドだ。
[ラグアンドボーン(Rag & Bone)] レザージップカードケース
デニムにフォーカスしたデニム好きの為のブランド『RAG & BONE(ラグアンドボーン)』は2004年頃からメンズアイテムに力を入れてきた。画像のカードケースにはジップが付属しており、コインケースとして使用できる。ウォレットの裏側にはカードポケットが5つあるので、収納できる数こそ限られているが”持ち物は最低限”という男性には使いやすい。
スタイリッシュなデザインが若者を中心に人気を博している事から、客層も若年層である。ウォレットを中心とした小物系のアイテムに至っては気取らないデザイン性なので年代に関係なく扱い易い。
[ クロムハーツ( Chrome Hearts ) ] ブラックレザーセメタリークロスパッチ
アクセサリー好きであれば知らない者はいない『CHROME HEARTS(クロムハーツ)』はアメリカのシルバーアクセサリーブランド。レザーアイテムの取り扱いもしており、アクセサリーブランドらしい装飾品使いをデザイン性に上手く取り込んでおり、バイカーやロックミュージシャンにも大人気だ。
しかしながらアイテムのプライスが挑戦的な価格帯でもあるので、気になる他のラグジュアリーブランドのアイテムとよく吟味して欲しいところだ。
[ポールスミス(Paul Smith)] 「ネイキッドレディ」プリントインテリアビルフォールドウォレット
『Paul Smith(ポールスミス)』はイギリスを代表するファッションブランドであり、紳士的なアイテムの中にはひねりの効いた”遊び心”を取り込んだ物が多い。アイテムをの品質も高い水準にあり、日本国内でも販売している小物類にはイタリア製物もある。また、代表的スーツアイテムは日本人に合わせたスタイルの物を販売しているため、20~30代のファンも多い。
この二つ折りウォレットはシンプルなだが内装にプリントが施されており、見る人が分かれば直ぐにポールスミスのアイテムだと分かるだろう。高品質なアイテムとおしゃれなデザインを高すぎないプライスで販売しているのは非常に魅力的だ。
[ マルベリー(Mulberry) ] 3つ折りグレインレザーカードウォレット
1971年にロジャーソールによって設立された『(マルベリー)』は、英国の魅力と洗練された職人技が魅力的なブランドであり、このグレインレザーアイテムカードウォレットはブランドの信条を例示していると言ってもいい代物だ。カード、コインケース、フリースペースのある三つ折りウォレットは普段使いからビジネスシーンにも◎
[ アーペーセー(A.P.C.)] レザーウォレット・カードホルダー
フランスのファッションブランド『A.P.C.(アーペーセー)』のコレクションは、シンプルなミニマリストデザインがブランドのアイデンティティ。ウェアのシルエットはいずれも綺麗なラインとパターンが飽きを感じさせない特徴を持つ。またコレクションアイテムの中でも日本製のデニムを使用したデニム・ジーンズはアーペーセーの定番アイテムだ。
L字ファスナーは容量こそ控え目なタイプのウォレットだが 、 ポケットに収納しやすい上無理に容量を増やす事もできないので、身軽に出かけられる癖が付く。財布の中を整理するのが苦手な人こそ一度試してみると良いだろう。
[セリーヌ(celine)] スモールトリフォールドウォレット ブラック×イエロー
『CELINE (セリーヌ)』はパリのファッションブランドで主にレディース向けのアイテムが主力ラインナップとして多く取扱われていた。しかし、ここ数年でメンズアイテムの取り扱いが増え、2019年には『YVES SAINT LAURENT(イヴ・サン・ローラン)』、『Dior Homme(ディオール・オム)』での活躍で知られていたエディ・スリマンがチーフデザイナーを務める事になった。
レディースアイテムを主力製品として販売してきた実績から、メンズウォレットなども何処か上品な印象を受ける事が多い。しかしながら、デザイナーのエディ・スリマンが持つテーマ性が上品なアイテムに遊び心をもたらしている事から、男性ファンも急増しているので手に取りやすいブランドだ。
[ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)] ウェーブプリントジップウォレット
ドイツのベルギーにて設立した『DRIES VAN NOTEN(ドリスヴァンノッテン)』は、アジアやアフリカなどの伝統的な民族衣装のように何処かクラシックでいてエスニックな空気がデザインに盛り込まれたラグジュアリーブランドである。ブランドの設立者でもあるドリスヴァンノッテンは生地店で生まれた事もあり、ウェアで使用する生地には他のブランド以上に気を遣う事で知られている。
紹介しているウォレットはそんな生地屋気質なブランドらしい織り方とプリントで”波”を表現したアート性の高いウォレットだ。ユニセックスなデザイン以上に手に取れる芸術品という価値が十分に感じられる素晴らしい逸品。
[ イヴ・ サンローラン( Yves Saint Laurent)] カモフラージュウォレット
恐らくフランスで最もエレガントなラグジュアリーブランド『YVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローラン)』はドレスアイテムに限らずフレグランスなどの分野でも大きくシェアを伸ばしている実力派ブランドになるだろう。 画像のカモフラージュウォレットは、ミリタリー色の主張が強くなり過ぎないように迷彩柄を大きく表現。
ブランドネームはシルバーロゴでワンポイント入れる事で、カジュアルなデザインでありながらもスタイリッシュな空気が とてもサンローランらしいものに仕上がっている。時代に左右される事なく、フランスブランドの華やかをモダンに昇華するアイテムは所有欲を満たしてくれる。
[ ロトプ(Lotuff)] レザークレジットカードウォレット
アメリカの皮革製品ブランド『LOTUFF(ロトプ)』には、常に一定以上のクオリティのアイテムを顧客へ渡せるように、厳密なサンプリングと手厚いサポート体制が評価されている。ブランドが掲げる”品質優先主義”を守り続ける姿勢はメーカーという立場では必要なプライド。
ロトプの製品はいずれもアメリカらしいとは言えない細かな作りと豊富なカラーラインナップが魅力の一つ。 こんなカラーが欲しいという要望に答えられるようマイナーなカラーも取り入れており、画像のカードケースではなんと”13種類”ものバリエーションを選択できる。唯一の欠点が、国内オンラインショップの日本語が非常に残念なところだろう。
[ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)] メンズヴィクトリアンレザーウォレット
『HUGO BOSS(ヒューゴ・ボス)』はドイツの高級紳士服ブランド。特筆すべきなのは過去にナチスの親衛隊・突撃隊、ヒトラー青少年団の制服などを手掛けた経緯があるという事。現在ではスーツブランドとしても認知されており、世界中のビジネスマンたちの強い味方だ。
路上の落書きのように「HUGO」のカラーペイントが入ったデザインはストリート的なデザインが、ブランドのバックボーンと嚙み合っていないように見えながらも、アイテムには「勝利」という名前が付いている事から、恐らく戦地での勝利に兵士が落書きしたペイントというテーマが見て取れる。堅苦しいコレクションの中には茶目っ気の効いたアイテムがしれっと紛れているのが面白いブランド。
[クリスチャンルブタン(Christian Louboutin)] パネトーネウォレットブラックカーフスキン
『Christian Louboutin(クリスチャンルブタン)』はフランスのラグジュアリーブランドで、画像の”パネトーネ”はパンクの世界観を持つブランドのアイコンとして世界的に有名。ウォレットに限らずスニーカーやバッグにもスタッズが散りばめられている。ビジネスシーンには絶望的に向いていないので、普段使いで自分自身のファッションスタイルと相談してから購入する事を強く推奨したい。
[ディオール・オム(Dior Homme) ] テクスチャードカーフスキンウォレットウィズビーシグネチャー
フランスの代表的なファッションブランドとして、最も有名である『Dior(ディオール』が作るアイテムはどれもモードの中に尖ったアイコンを入れる特徴を持つ。当然海外セレブの愛用者も多く、有名ハリウッドスターから世界的ミュージシャンに至るまで名前を挙げてしまうとキリがない。
アイテムの贅沢なデザインはどれもディオールというブランド名の説得力だけで完成してしまう凄味があるが、設立者であったクリスチャン・ディオールのストーリーも面白く、アイテムに興味を持った際には彼の人生を知る事でより一層愛着を持つことが出来るだろう。
[エルメス(Hermes)] ビーンソールロングウォレット
キング・オブ・ラグジュアリー・ブランドという名前が相応しい『HERMES(エルメス)』はフランスの皮革製品の頂点に立っているラグジュアリーブランド。その皮革製品達は全ての工程において厳密な検査を重ねる事から生まれた最高品質のアイテムだ。
当然コストがかかる事から値段も最上級であり、中古市場で出回っている物も全て高値で売買される。一生に一度という意味合いで購入するのに相応しいブランドと言えるだろう。
[ベルルッティ(Berluti)] マコレスクリットコンパクトレザーウォレット
フランスの頂点に立つ皮革ブランドが『HERMES(エルメス)』ならば、イタリアの頂点に立つのは『Berluti(ベルルッティ)』だ。画像はブランドのアイコンである”カリグラフィ”と呼ばれる彫刻。そしてベルルッティの革は、門外不出の製法で作られたヴェネチアンレザーと呼ばれるパティーヌ仕上げと革のエイジングが美しく仕上がるマテリアル。男性であれば一度は手に取りたいブランドである事には間違いない。
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