アメカジスタイルからキレイ目スタイルなど、あらゆるファッションスタイルの主役アイテムとして大活躍するワークブーツ。世間的に最もブーツというジャンルで知られているワークブーツは、秋・冬の季節にピッタリなマストアイテムだ。
また、ワークブーツは数あるブーツの中でも比較的扱いやすい事から、ブーツ初心者が最初に選ぶアイテムでもある。当記事ではワークブーツをこよなく愛する海外セレブの着こなし術とスタイル例を追っていこう。
ワークブーツとは?
そもそもワークブーツ自体を広義的な解釈で考えると、労働者達が労働作業の際に履く丈夫な”安全靴”の事を差し示すだろう。現在では『RED WING(レッド ウイング)』等のワークブーツシェアが大きい米国メーカーを筆頭に代表的なモカシン、プレーントゥ、キャップトゥといった無骨な造りのブーツを総称する事が増えたのも事実。
なお、同国のヴィンテージアイテムやデッドストック品などについては、当時の時代に背景もさることながら比較的安全靴としての側面が強い為、つま先に鋼芯が入った物も多い。当然コアなバイカー達やヴィンテージアイテムファン、コレクター達からの人気も高く、プレミア価格で取引されるアイテムも多かったりする。
ジョンロブ(JOHN LOBB)も創業時はオーストラリアでワークブーツを作った
革靴好きならば、避けては通ることの出来ないジョンロブ(JOHN LOBB)だが。創業者のジョンロブ氏もまた、オーストラリアで生計を立てるために鉱山で働く鉱夫たちに違う意味でのシークレットブーツ・シークレットシューズを作った。※当時の鉱夫たちは、採掘した金や密輸品をブーツの隠し底に入れたりしていた。
ジョンロブ(JOHN LOBB)の創業は、皆さんロンドンだと思われていますが。実は、オーストラリアでワークブーツを売りまくった事が始まりである。この時に得た、財産とノウハウと自信をもとにジョンロブ(JOHN LOBB)氏は自身の名を冠した商品である革靴を作り始めた。詳しい、詳細なジョンロブ(JOHN LOBB)の起源や歴史は上記のリンクよりご覧頂きたい。
ワークブーツの魅力
ワークブーツの魅力は、何といっても”男らしさ”と”タフさ”の2つを兼ね備えている点だろう。同じ革靴でありながら、他の革靴であるサイドゴアブーツ、ロングブーツ、ショートブーツにはないオーラがある。そして、ブーツは長く履けば履くほど経年変化と劣化でダメージがあってもそれを見事にブーツの”あじ”に変えてくれる。
シークレットブーツ・シークレットシューズを履かずとも身長UPを手に入れれる。
世の男性が低身長で悩んでいる事は、ヤフー知恵袋を見れば一目瞭然であるが。私を含め、自称170㎝の方は日本全国に数えきれないほどいることだろう。そして、男性にとっていきなりシークレットブーツ・シークレットシューズを履くと言うのはいきなり『スカイダイビングをやれ』と言われるぐらいに心理的な障壁が大きい。
そこでワンクッション置いてくれるのが、これ”ワークブーツ”なのである。ワークブーツは、見た目のゴツさゆえに身長UPを試みようなどと言う下心は誰にも勘づかれることなく。無事に身長UPを手に入れることが出来る。しかもだ、男らしさにタフさまでをGET出来ると言うのだからいい男を目指す我々にとって魅力がないはずがない。
レザーエイジング(革の経年変化)を愉しめる
革靴はお手入れがマストであるが。革靴のなかでも、ワークブーツは唯一と言って良いほどこの手入れを良い意味で手抜きが出来るレザーシューズでもある。理由は単純で、ダメージやブーツの革の経年変化が汚い・みすぼらしいと言ったイメージではなく。格好良い、COOLなデザインに大人のメンズファッションコーデで変えれるからだ。
ワークブーツのお手入れ方法
革靴のお手入れ方法と、基本的には変わりはない。革靴用のブラシである、豚毛ブラシや馬毛ブラシでブラッシングをする。もちろん、長持ちさせるために革靴クリームも欠かせない。
好みに合わせてワークブーツを磨こう
ワークブーツの鏡面磨き。履きこなれた感のある、ダメージのあるワークブーツも良いが。この方のように、ピカピカに革靴のお手入れがバッチリでピカピカな鏡面磨き・ハイシャイン仕上げなのもありかもしれない。
あとは好みによるので、ワイルドなダメージ感を出していきたいという方はクリームで保護しつつも靴磨きはほどほどにというのもありだろう。
ワークブーツの履き方・慣らし方
ワークブーツを履いたことがある方ならば、”靴擦れ”や”足の痛み”を誰しもが一度や二度は経験したことがあるのではなかろうか。ネット上でも”ブーツ 痛い”や”レッドウィング 痛い”などのブーツによる痛みについて検索されている方が非常に多い。これはワークブーツに限らず、革靴全般で起きる事ではある。
ワークブーツの履き始めの痛みを回避する方法
ワークブーツの履き始めは、基本的には痛いのが当たり前ではある。がしかし、これを出来るだけ回避する方法がある。それが”靴下”である。ワークブーツをはじめとして、靴紐が無いタイプのブーツ全般に言えることだが。サイズは基本的にジャストサイズというよりも、足に対して少し小さい?と感じるぐらいを選んでおいた方が良い。
そのため、足に馴染むまでは苦行のように痛いのだが。厚手の靴下、もしくは靴下を重ね履きして痛みを軽減させるという方法を取る。ただそれでも、痛みの大きさに差はあれど痛いことは痛いので出来るだけ最初は短時間の短い距離で履きならしていくのがベストである。
ワークブーツを買う時のサイズ選び
革靴をはじめとして、ブーツやレザーシューズもだがサイズ選びは非常に重要である。 革靴のフルオーダー(ビスポーク)を経験すると、他では買えない理由の1つはこのサイズ選び、サイジングでもある。それだけ重要なサイズ選びは、どうやって決めれば良いのかご紹介したいと思う。
スニーカーや革靴と同じに考えない。
ワークブーツやエンジニアブーツを履いたことがない方は特に注意して頂きたいポイントだが。ワークブーツ、エンジニアブーツには靴紐がない。靴紐が無いという事は、足にぴったりとフィットしていなければブーツの中で足が動いてしまい靴擦れや痛みの原因になる。
試着する、試し履きする。
一番の解決方法は、試着・試し履きである。もちろん、その日のコンディションで足のむくみなどがあるため多少の誤差はあると思う。ただやはり履いてみるのが一番である。ネットでしか販売していないアイテムだと、同じ商品の試着は出来ないが同じブランドもしくは類似のアイテムを試し履きはすることが出来る。
ブーツの革はいずれ伸びてくる。
ワークブーツのサイズ選びで重要なのが、将来的な伸びしろである。一般的な、スニーカーや革靴と違い。ワークブーツの革は伸びる。最初はジャストサイズでキツキツだったはずが。数か月で伸びてくる。もちろん、ゆるくなり過ぎたらインソールで調整という手もあるが。ブーツの場合は、足のつま先部分などどこかがゆるいと靴擦れや痛みに繋がりやすい。
ジャストサイズより少し小さめをチョイス。
ワークブーツの宿命ともいえるのだが、靴擦れや痛みはある程度目をつぶって足に慣れさせるのが一番だろう。履き心地を最初から求めたいのは、もちろんである。しかし、長く履きこなし。良い感じのワークブーツの革のダメージ具合やレザーエイジング(経年変化)を眺めるのも楽しみの1つである。
それでは、ここからはワークブーツの魅力を更に掘り下げて海外セレブのワークブーツコーデと大人のメンズファッションに最適なワークブーツコーデをご紹介したいと思う。
『X-MEN』シリーズでもお馴染みの名優、ヒュー・ジャックマンのワークブーツコーデスタイル
『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役を演じる事で幅広く知られている名優ヒュー・ジャックマンの数少ないコーディネート事例。彼は性格柄オンとオフでのスタイリングの差が激しく、メディアの前に姿を晒す時はセットアップ・スーツスタイルが多い。写真はそんな彼の珍しいジャケパンスタイルだ。
服装は全体的に暗めの配色を意識して非常に落ち着きのあるシックなコーディネートになっている。大スターでありながらもキアヌ・リーヴス並みに気取らないスタイルである事に好感を持てるだろう。
こちらの写真は休日にパパラッチされたもので、アイテムのチョイスやコーディネート自体についてのコメントは差し控えたいところ。ポイントとしては上と下を黒で統一しながらも、ワークブーツのカラーはブラウン系の色を選んでいる事。
ワークブーツに限らずアウターとボトムスのカラーを”黒一色”で纏めると、心理的に足元も黒のアイテムで揃えてしまいたくなりがち。敢えてブラウンカラーを取り入れる事で重すぎない印象を与える事ができる。
2019年10月12日で51歳の誕生日を迎えたヒュー・ジャックマン
Thank you for ALL the awesome birthday messages!!! pic.twitter.com/O6gmZ3dvxF
— Hugh Jackman (@RealHughJackman) 2019年10月12日
51歳という人生の節目を迎えた記念すべき誕生日に、世界中のファンから祝福されたヒュー・ジャックマン。自信の代表作である『X-MEN』シリーズのスピンオフ作『LOGAN(ローガン)』で最後のウルヴァリンを演じた彼だが、スターとしての活躍はまだまだ続く。そしてこの誕生日の翌日にある”悪友”からバースデーメッセージが届くのであった…。(※ 後述)
『THE WALKING DEAD(ウォーキング・デッド)』で一躍トップスター、ワークブーツコーディネートが絶妙なアンドリュー・リンカーンのスタイリング
全世界でゾンビ映画ブームを巻き起こした大ブレイクTVドラマ『THE WALKING DEAD(ウォーキング・デッド)』シリーズで主演のリック・グライムズを演じたアンドリュー・リンカーンの男前スタイリング。秋口の残暑が厳しい時期に打って付けなシンプルスタイリングには、上からブラック・インディゴブルー・ブラウンというバランスの取れたカラーコーディネートを意識。涼しい日にはアウターにデニムジャケットを着ても調和が取れそうだ。
こちらは私生活でも非常に仲が良く、同シリーズでリックの片腕役を演じたダリル・ディクソン役のノーマン・リーダスとのツーショット。先ほど紹介したアンドリューお気に入りの3色バランスはここでも健在。このスタイリングはワーク感の強いブーツの印象を柔らかく、かつ綺麗目寄りに仕立て上げてくれるスタイル例として優秀。一見ジャンルが固定化されているアイテムでも、合わせるアイテム選び一つで見た目の印象を変える事ができるのがコーディネートの醍醐味ではないだろうか。
TVドラマは卒業したが…?
?ネタバレ注意?
— 公式「ウォーキング・デッド」 (@OFFICIAL_TWD) 2019年7月30日
先般の米国時間7月19日に開催された #コミコン2019 にて、 #AMC がの #リック に焦点を当てる単独映画を劇場公開すると発表しましたね ?
ワクワク?https://t.co/VBNv753Pfz#アンドリュー・リンカーン#ウォーキング・デッド#海外ドラマ#海ドラ好き
TVドラマではシーズン9を持って卒業したアンドリュー・リンカーン。しかし新たに制作が決まっている映画3部作の長編にて出演が決定した。アンドリュー演じるリック・グライムズがどのような活躍を見せるのか、その結末とは?長編シリーズでありながらも更なる広がりを見せるウォーキングデッドユニバース。日本での公開も待ち遠しいところだ。
肉体派俳優の名前は欲しいがまま、映画『DEADPOOL(デッドプール)』の主演ライアン・レイノルズのカジュアルコーディネート
マーベルが誇る”異端ヒーロー”『DEADPOOL(デッドプール)』で有名なライアン・レイノルズは、アメリカ本国で”カッコ良いカラダの男性俳優ランキング”で一位に投票されているなど、ルックスの面でも実力あるスター。彼はSNSやイベント会場、パーティーシーンでもジョークを連発したりとかなりユーモア溢れる人物なのだが、生粋のファッショニスタでもある。
チェスター・フィールドコート以外にもは応用が利く”グレー”を主とした配色のアイテム選びに加え、足元にはスウェードレザーのワークブーツを。彼の派手な性格とは打って変わって大人しいスタイリングにギャップ萌えする女性ファンも多い。
ファッションブランドのモデルスナップでも十分通用するシティボーイ的な雰囲気のスタイリングは、パパラッチに激写された時のものだ。ワークブーツの中でもカントリーブーツ要素が強いトラディショナルなモンキーブーツは、”カジュアル過ぎない強み”がある。
また、ライアンのコーディネートは、全体のアイテムには落ち着いた物を選びながらも靴でカジュアル感をプラスするなど、靴をコーディネートの最終的な軸にしたスタイリングが非常に優秀である。 とても上記2キャラクターを演じた俳優とはイメージがかけ離れているスタイリングテクニックがライアンらしくもあり、余計にコーディネートの美的センスが卓越しているようにも思えてしまう。
バースデーメッセージで大暴走?ライアン節全開にヒュー・ジャックマンも苦笑い
At first I thought – Ugh, now I actually have to apologize. But then … @VancityReynolds pic.twitter.com/uBAOiLCPfx
— Hugh Jackman (@RealHughJackman) 2019年10月13日
10月12日に51歳の誕生日を迎えたヒュー・ジャックマンだが、彼の誕生日に悪友ライアン・レイノルズが黙っていられるワケがない。誕生日翌日ヒューが公開した動画には、バースデーソングをノリノリに歌い上げ、親友の誕生日を祝いうのかと思えば一転、突然中指を立てながら放送禁止用語を連発した。暴走したライアンは軽快に画面外へフェードアウトしていった…。
大人の秋服・冬服ワークブーツコーデ
今を時めくトレンドの海外セレブ達の愛用するのワークブーツとそのスタイル例を紹介してきた。これから紹介するコーディネート例では、秋・冬のスタイリングを決定付けるワークブーツと大人のメンズファッションを解説していきたい。これからワークブーツを取り入れていきたい人、これからブーツデビューを果たす人にも分かりやすいスタイル例を紹介していくので参考になれば幸いだ。
ミリタリージャケット × ワークブーツの秋に映えるミリタリーカジュアルスタイル
デニム・オン・デニムをレイアウトの下に置き、グリーンのミリタリージャケットをアウターに取り入れた。メインアイテムを三色に限定してグリーン・ネイビー・ブラウンの”秋”という季節に最も似合う色だけを選ぶコーディネートが秀逸。インナー・トップスにボーダーシャツを着るとデニムと調和して良く映える事だろう。
アイテム選びも素晴らしいのだが、やはり色の合わせが上手い。例えば冬であれば、アウターをグリーン(オリーブカラーも可)のモッズコート、ネイビーのセットアップ・スーツに写真のようにワークブーツをブラウン、といったスタイルでも通用してしまう。この色の合わせ方を覚えてしまえば秋・冬のコーディネートで迷い辛くなるのでおすすめだ。
ピーコ―ト × ワークブーツで冬のコーディネートをカジュアルダウン
ピーコ―トは冬のコートでも馴染み深いメルトン素材を用いたアイテムとして知られている。そんなネイビーカラーのピーコ―トにデニム・ジーンズとは日本の冬でも王道の組合せ。やはり足元を飾るのはブラウンカラーのブーツ。一癖加えてバーガンディカラーのブーツでも好相性だ。
写真のモデルが着用しているブーツはワークブーツの中でもマウンテンブーツと呼ばれる山登りに最適なトレッキングシューズ寄りのアイテム。有名な所では『Danner(ダナー)』。このコーディネートは女性ウケの良いキレイ目なスタイル例として紹介しておきたい。ポイントになるのは彼はアウターだけで勝負しているのではないという事。コートを脱ぐシーンでもニットアイテムがネイビーカラーなので、カラーバランスが崩れないのだ。
MA-1 × ワークブーツでストリート色のある若者系カジュアルスタイル
淡い色落ちとダメージが特徴的なストレッチの入ったスキニー・デニムジーンズには、ヤングスタイルの定番イエローブーツを合わせて黄色系と水色系の相対的な色合わせ効果を意識。ワンサイズ上の黒Tシャツをインナー・トップスに選んで着丈がショートなMA-1のアンバランス感はストリートスタイルテイストなレイヤリング効果が得られる。
オーバーサイズは近年のトレンドであるが、程よいオーバー感を狙うのもストリートスタイル過ぎずに親しみやすい筈だ。逆にストリートの系統を強めたければ、ジョガーパンツやサルエルパンツを合わせてしまおう。
ムートンコート × ワークブーツでワンランク上のラグジュアリーストリート
高級なコートと言えば間違いなくムートンコートが挙がる。ムートンとは毛皮の裏側を丁寧な加工で、表地として使用する為にスウェード仕上げを施した羊の毛皮の事で製法に大きな手間がかかるのだ。フェイクムートンであればファストファッションブランドからも販売されているが、それでも高値になる事が多いのも特徴の一つ。
そんなムートンコートにストリートスタイルの定番イエローブーツを合わせると、贅沢なラグジュアリーストリートが完成する。ラグジュアリーストリートブランドのアイテムを使用しても良いのだが、彼のような格の高いカテゴリーアイテムで再現するラグジュアリーストリートスタイルには、コーディネートの手腕が問われる。そしてブランドアイテムだけに囚われないという人格のアピールに繋がるのも好印象。
チェスター・フィールドコート × ワークブーツは英国スタイルのカジュアルコーディネート
優しい色合いのキャメルカラーのチェスター・フィールドコートはビジネスシーンでも大活躍。普段使いでもキャメルという色のおかげで着こなしが利く万能アイテムの代表格。日本国内でも毎年見かける事が多いチェスター・フィールドコートとパンクな8ホール系ブーツは英国でも広く好まれるスタイルとして確立している。
ワークブーツでもロング丈のアイテムには、足のシルエットが強調されるスキニー・デニムジーンズと合わせる事で細身シルエットを作ることが出来る。更にボトムスの色をブーツと黒で合わせると、脚長効果も得られるのだ。
ニットセーター × ワークブーツの秋らしいシンプルコーディネートスタイル
モノトーン系コーディネートに黒のハットというシンプルでありながらも、どこかモード感の漂う見せ方で高い完成度を誇る着こなし術は、重ね着過多になりがちな秋・冬のスタイルに一石投じるようなチャレンジングな精神が溢れている。この例では一つ前で解説している”黒ボトムス+黒ブーツ”の脚長効果が生かされている。
下半身を黒で統一すると、コーデで使用するアイテムカラーの大半が黒になり色合わせが限定される特徴があるが、それをメリットとするかデメリットとするかはユーザー次第。彼のようにシンプルに活用すればモノトーン・ツートンカラーで大人びたスタイリングを作るのは容易い。
M-65・フィールドジャケット × ワークブーツで作る米国紳士のオフスタイル
ミリタリーアイテムの中でもヨーロッパ圏で絶大な支持を集めるM-65はアメリカ軍の野戦服という括りにあるフィールドジャケットだ。デニムとの相性は勿論、イタリアでは「ピッティ・ウオモ」でフォーマルなスラックス・ボトムスと合わせるのが多く見受けられた。
その影響もあり、イタリア発のブランド『ASPESI(アスペジ)』や『MOORER(ムーレー)』でも代表的なアイテムの一つとして製造され流通している。M-65・フィールドジャケットに合わせるワークブーツのジャンルは問われる事なくほぼ全てのアイテムが絶妙にマッチしてしまうポテンシャルを秘めている。男性なら一着は持っておきたいアイテムなのだ。
ワークブーツが良く似合う男、ヒュー・ジャックマンのワイルドスタイル
履き込まれてアウトソールが大きく擦り減ったペコスブーツを履くヒュー。ウルヴァリンを演じる事で鍛え上げられたエッジの効いた彼の肉体と、ワークブーツの相性は抜群。これ程シンプルなスタイリングでありながらも男らしさに溢れているのは、彼の野生的な風貌と役柄あっての物なのかもしれない。
秋・冬の限定のボアセーターを着こなすアンドリューのブーツコーデ
ユニセックスアイテムでもアウトドアで非常に活躍するボアセーター、毎年秋・冬シーズンではファストファッションブランドでも取り扱われる事も多い事から大きく販売数を伸ばしている。オレンジ系のボアセーターと黒ボトムス+黒ブーツのシルエットラインが浮き出るコーディネートは、シンプルなラフ感を演出しながらもアンドリューのルックスをふんだんに強調している。
ワーくブーツの在り方、ヴィンテージ感がベストなライアンのアメカジスタイル
赤と黒のネル・チェックシャツは各地の古着屋でも膨大な量が出回り、デニム・ジーンズと並んでヴィンテージアイテムの象徴的な物となっている。そんなネル・チェックシャツにモカシンのワークブーツを合わせて一層古着感の強調をするライアンのアメカジスタイルには計算された意思を感じる。
おすすめのワークブーツ × ブランドまとめ
『 RED WING SHOES(レッド・ウィング) 』
ワークブーツと言えば『RED WING Shoes(レッド・ウィング)』のワークブーツだろう。安全靴としての名も広く、『HAWKINS(ホーキンス)』と並んで日本でも人気の高いワークブーツブランドだ。同社はモデル数も多い事ながら初期の廃盤モデルやデッドストック品も入手しやすいメーカーなのだ。
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『 UNDERCOVER (アンダーカバー) 』
音楽などサブカルチャーをテーマにする靴ブランド『Dr. Martens(ドクターマーチン)』と日本を代表するファッションブランド『UNDERCOVER(アンダーカバー)』によるコラボアイテムは英国の工場で生産されたワンランク上限定モデルだ。要所に控え目なプリントが施されたデザインは、ストリートスタイル以外にも合わせやすく魅力的。
商品はこちら ⇒ UNDERCOVER(アンダーカバー)「Dr. Martens × UNDERCOVER」1460 プリンテッドレザーブーツ|大人メンズファッション通販 GXOMENS.COM
『 GRENSON(グレンソン) 』
『GRENSON(グレンソン)』は日本のみならず世界中のセレクトショップでも扱われる実力派の老舗シューズブランドだ。そんなグレンソンから、英国紳士を意識した美しい素材使いのスウェードレザーブーツが登場。一見トレッキングシューズを思わせるデザインはあまり見かけない独創的な感性である。良い意味でグレンソンらしくないアイテムだ。
商品はこちら ⇒ GRENSON(グレンソン)「Brady」ブラウンスウェードレザーブーツ|大人メンズファッション通販 GXOMENS.COM